時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.17
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本棚登録 : 258
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119563

作品紹介・あらすじ

 終業式の後、晴れて名前で呼び合う間柄となった政近とアーリャさん。
気恥ずかしさから互いに煮え切らない態度で悶々とした時間を過ごす中、遂に待ちに待った統也主催による生徒会合宿がはじまった! 
豪華絢爛な別荘宅とプライベートビーチ、夏祭りに花火と輝ける青春を謳歌する生徒会メンバー達。
 リゾート地でのロマンチックなシチュエーションと非日常感に高揚したアーリャさんは挑発的な笑みを浮かべていて――。
「それで? 政近君は、どこにキスしてくれるのかしら?」
 悶絶しそうになるほど刺激的な駆け引きを仕掛けてきて!?
 ロシアンJKとの青春ラブコメ、ちょっぴり過激な夏休み編!

感想・レビュー・書評

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  • 海に夏祭りに花火にラッキースケベ。これぞ青春と言わんばかりの圧倒的夏休み回。楽しい雰囲気に包まれる中、回想によって明かされた政近の過去。誰かに愛情を向けることを恐れる理由、有希との距離が異常に近い理由に胸が痛い。まだ高校一年15歳だし、ここまで頑なにならなくても良いのではないかと思ってしまう。でも、これを克服していくことが本作品の一つのテーマなのでしょう。さて、大きな波乱が引き起こされることを予感させるラストシーンに、政近を中心とした人間関係がどう変わっていくのか大いに気になります。続きが楽しみですね。

  • 生徒会長選が本格化する前の最後の休戦期間ということもあり、今までの主要登場人物全員との関係が深掘りされていた。個人的には乃々亜が昔の政近を知っていたという事実が、切れ者同士の邂逅の瞬間を連想させてゾクゾクした。ラストには遂に、今までずっと仄めかされていた「あの初恋の女の子」の正体が明らかとなり、生徒会長選も恋も急加速していくであろう5巻が今から待ちきれない。

  • デレ急上昇↑↑
    ロシア語の台詞だけでなく、行動からもデレが伝わってきて、思わずニヤニヤしました。

    内容としては、
    前巻エピソードの答弁後から始まる夏休みイベント。
    夏らしい素敵な挿絵がたくさんあります!!

    既刊分あわせても、一番気になるラストシーン、
    早くも続きが気になります♪( ´▽`)

  • 有希と遊園地に行く話とみんなで会長の別荘で海に行く話がメイン。
    いずれの話も、有希の動きがコミカル過ぎて面白い。妹であり、強キャラであり、キューピッドであり、など、色々な美味しい属性を持ちすぎ。
    後は、最後の夏祭りのエピソードが良きでした。

  • ややデレ不足やった

  • 【一度きりの夏が、君との青春をちょっぴり大胆にさせる】

    終業式を経て、政近達が常夏の楽園で羽を伸ばす物語。

    過去に英才教育を受けた政近。
    才能ある政近が凡愚に染まらぬように厳格な祖父の元、自己研鑽を続けてきた。
    目まぐるしく成長を遂げる彼に嫉妬した生徒達から心無い嘲笑を浴びせられて、政近はその能力とは裏腹に孤独な生活を強いられた。
    そんな鬱屈した感情を開放するかのような、生徒会の夏合宿が開始する。
    海と花火が煌めく青春を彩る中、アーリャとの心の距離が急速に接近する。

    隠し持った感情に素直になって大胆に恋愛を攻めるのだ。

  • 次巻また一波乱ありそうな終わり方やな〜

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著者プロフィール

ライトノベル作家。代表作は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』シリーズで、2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代第1位を獲得したほか、2021年で最も売上部数の多かったライトノベルとなった。

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