永遠の昨日 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.06
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本棚登録 : 435
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119679

作品紹介・あらすじ

17歳、同級生の満と浩一。
ふたりは正反対の性格ゆえに、強く惹かれあっている。
しかしある冬の朝、浩一はトラックにはねられてしまった。
頭を強く打ったはずなのに、何喰わぬ顔で立ち上がる浩一。
脈も鼓動もないけれど、いつものように笑う浩一は確かに「生きて」いて、
その矛盾を受け入れる満。
けれどクラスメートたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……。
生と死、性と青春が入り混じる、泣けて仕方がない思春期BL決定版。

感想・レビュー・書評

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  • とてもシュールでコミカル?に始まるが…
    ゾンビで過ごす2人の時間が優しく切なくて
    やっぱり最後は消えて終わるしかないが…

    美しいラスト、加筆された部分で切なさ倍増で
    300ページに満たない作品だけど愛がギュっと詰まってます(u_u)

    2002年の作品ですが、ホント色々なジャンルを書かれていて、大好きな作家さんです\(//∇//)\


    • みんみんさん
      榎田ユウリ名義は一般だけど、匂わせな作品が多いです。とにかく多彩な方!
      榎田ユウリ名義は一般だけど、匂わせな作品が多いです。とにかく多彩な方!
      2023/09/18
    • おびのりさん
      白 ピンク 黒 で3冊。
      黒から読んじゃった。
      白 ピンク 黒 で3冊。
      黒から読んじゃった。
      2023/09/18
    • みんみんさん
      ピンクはシリーズだから、まだまだ出そうだね♪
      ピンクはシリーズだから、まだまだ出そうだね♪
      2023/09/18
  • BLって言う言葉がウザすぎるほど泣ける
    男女の恋愛と変わらず同性愛が描かれることのなかったBLに一石を投じる今作はまだ読んでない人ほど読んで欲しい。できれば2回読むことをおすすめします。
    長いようでほんとあっという間な作品でした。『永遠の昨日』という秀逸なタイトルには、長く続かない永遠なんてないと否定するのではなく、過去にあったことは日々我々が生きていく上でなくならないものなんだよと教えてくれるそんな刹那の日々が込められているのかなと感じます。  昨日って言葉も素敵ですよね、昨日の今日、昨日の敵は今日の友、昨日のつづれ今日の錦、昨日の花は今日の夢などいろんな言葉があってそれらの意味が少なからず今作の鍵を握ってる言葉にもなってと考えます。
    昨日は人の身今日は我が身と思って読んでみてください。

  • 後半畳み掛けてくる真実と現実に涙が止まりませんでした。


  • 思いの強さが実体化
    サッカーのアディショナルタイムのような日々

    初っ端で死んでいるのだから、最終的にどうなるかの想像はつく。案の定泣けました。
    最後に加筆されているそうだが、とてもいいラストだと思った。

    同着一位っていい。忘れて欲しくないけど、新しい恋をして。

    印象に残った言葉
    「すぐに追いかけてくると知っているから、俺はあいつを振り払えるんだ。」by 満

    「だけどもういいよ。
     いっていいよ、浩一。
     俺は、大丈夫だから。

     もう逝って、いいよ。」

  • ラストの加筆部分が、時がたっても変わらない二人の思いが切ない

  • 読後のこの気持ちをどう表現したらいいのかわからない…。なんかこう、なんの迷いも汚れもない真っ直ぐな真っ白なピュアなふたりのアディショナルタイムに、ため息しか出てこない…!まさしく白。
    ただただふたりのまっすぐな気持ちが眩しい。雪が眩しくて眩しくて、でも綺麗で見ていたくて。ラストがとても好き。

  • お互い思い合う強い気持ちが死者(?)をこの世に引き留め、思い合うからこそお別れを受け入れる話。
    途中、教師の玉置が小河を振った理由として「愛してるけど1番じゃない、1番はもう亡くなってしまっている」と語るシーンで、
    「生きている死体」の浩一が、「同着1位」の提案をする所が印象的だった。自分はもう死んでいるけど、これから先も生きていく満を思っているのが分かって泣けた。

    登場人物がみんな程よくコミカルで好きだった。
    巫女の鏡屋さんが浩一を封じてしまうシーンは(笑い事ではないけど)笑えた。

  • わかっていたのにべしょべしょに泣いてしまった
    作家、動く死者が死生観なのか……(死神シリーズに思いを馳せて)

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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