threesome (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.94
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本棚登録 : 175
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119693

作品紹介・あらすじ

明晰な頭脳と美貌を持つヤクザの幹部・辻良典は、舎弟の菊地と、その叔父で弁護士の財津と危険な関係にある。享楽的な性格でそのスリルを楽しんでもいたが、詐欺グループのきな臭い事件に巻き込まれ……

感想・レビュー・書評

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  • やっちゃえ、KADOKAWA。
    のけぞった。
    ここまで書いていただかなくとも、察しますので。

    • みんみんさん
      読みたい…手元にない_| ̄|○
      読みたい…手元にない_| ̄|○
      2023/09/20
    • おびのりさん
      この表紙のイケメンぶり。

      アプリ復活しました。
      今日、代々木体育館で、女バレ観戦。
      気持ちよく勝ちました。
      この表紙のイケメンぶり。

      アプリ復活しました。
      今日、代々木体育館で、女バレ観戦。
      気持ちよく勝ちました。
      2023/09/20
  • とっても軽いよみ心地。

  • ・12月13日に読みはじめ、16日に読み終えました。

    ・一般文庫レーベルの皮を被った官能小説です。官能小説読んだことないので間違ったことを言っているかもしれませんので正しいだろうと確信を持てる言い方をするとエロ本です。

    ・エッチでよかった!(脳が死んだ?)

    ・裏社会とかヤクザものって小説漫画などコンテンツだったり二次創作でもそんなに読むことないから(嫌いじゃないよ)、まずそこが新鮮だったな。書くのすごく難しそう。そこでの常識だったりしきたりだったり団体のしくみだったりはどうやって調べて書くんだろう、って思った。調べること自体が難しそうじゃないか? まあフィクションだからそれはそれでの箇所とかあるのかな。あるんだろうな。


    ・ベッドの上では辻さんだけが受けなんだけど、関係そのものについて絶対的な決定権を持っているってのが良い。あとシンプルに普段優位に立っている人がはちゃめちゃ言わせられるのが好きなので嬉しかった。菊池くんが好き。デッカイわんこ攻めが好きだから……

    ・自分から愛することは無い、としている辻さんの周りでそりゃもういろんな愛がグルグル回っているの面白かったな。愛の話が好きなのでうれしいですが、だいぶ血生臭くて濡れた愛でした。菊池くんと財津さんからの愛はそりゃ性愛だし菊池くんからは恋愛もたぶんあるし、財津さんからは情愛みたいのもあったと思う。櫛田さんは偏愛だわな。家族愛もあったでしょうけども…… 家族愛で踏みとどまってほしかったけども……

    ・一番純粋な愛を抱いていたのはレンだよなあ。キリスト系の施設で育ってるっていうのもレンだけは穢れのないものとして読んでほしいのかなと思った。レンが舎弟になるやつも見たくないと言ったら嘘になる。


    ・榎田尤利さんの角川文庫化フェア?はこの『threesome』と『永遠の昨日』の他に『犬ほど素敵な商売はない』があって、それも買ってきたので読むのが楽しみ。イメージカラーが割り振られていて、黒、白と来て『犬ほど……』がピンクなんだけど、黒のこれもはちゃめちゃスケベだったのにピンクはどんなんなんだとドキドキだ。たぶん外では読まないほうがよさそう。

  • 恋情を含む性愛、純粋な敬愛、歪な親愛……ヤクザとして生きる辻さんを中心に渦巻く愛のお話。

  • やっぱり榎田さんのBLが好きだぁ。恋愛ではない愛情とか情とかよくわからないけど切り離せない関係がとてもいい…。きっとこの人が…とは思いつつ、理由が切ないというかやるせないというか。その先にある、辻らしさのままでたどり着いたラストに清々しさを感じた。

  • 号泣した

  • いやー、榎田さんだから読ませるんだけど、私が本当に性愛メインのBL読めなくなったなあ…!(個人的な嗜好で、榎田さんは上手いです)
    基本腐女子というよりShipperなんだろな…(どうでもいい)

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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