妖魔と下僕の契約条件 3 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 125
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119709

作品紹介・あらすじ

浪人生をしながら、骨董品店で働く正路(まさみち)の「ご主人様」は、
オレ様な妖魔の司野(しの)。
司野は平安時代から生きる強力な妖魔だが、
陰陽師の辰巳辰冬(たつみときふゆ)に呪を施され、
紆余曲折あって人間として暮らすようになった。
人の機微には疎いものの、
時折寂しさと優しさを見せる司野に、
正路は不思議な感情を抱き始める。
そんなある日、ロンドンからの訪問者に、
彼のボスが所有する幽霊ハウスの「憑きもの落とし」を頼まれて……。
海外出張編の第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 旧シリーズとはまた違った雰囲気あるなぁ。

    ますます旧シリーズも読みたくなってきた(笑)。

    今月はずいぶん椹野作品を読んでいるなぁ。
    作者の筆力?かするする読めて楽しい!!

  • ロンドン版。内容はまぁ、同じような感じかな?

    正路の両親、農家辞めちゃったんだねぇ、、。

  • 「空気の色」
    頑張っているが。
    どれだけ真面目に勉学に励んでいたとしても、効率が悪いと時間の無駄になるのかもな。

    「まれびと来る」
    海外からの依頼。
    少なくとも会話が出来るレベルだったからこそ、翻訳の手間もなくスムーズに済んだな。

    「下僕たるもの」
    指針を失った時。
    いつまでも待ってくれるならいいが、時間が限られているなら全てが遅かったのだろう。

    「闇に棲むものたち」
    居場所を求めて。
    上手く旅立つことが出来なければ、行き場を失い彷徨い続けることしか出来ないもんな。

    「少しずつ」
    勘違いしたまま。
    印を付けるような行為を想像した時、関係性を否定してしまえば遊人以外思わないだろ。

  • 妖魔の司野と下僕となった正路のシリーズ3作目
    二人で英国まで妖退治に出かける中、司野の心境にささやかな変化が見られて微笑ましかったです

    主辰冬と下僕司野のストーリーが、ものすごく読みたくなった(笑)

  • プロローグ
    空気の色/まれびと来る/下僕たるもの/
    闇に棲むものたち/少しずつ
    エピローグ

    憑き物落としに妖魔がロンドンへ???
    イメージが…わかないし…何だか違和感。
    飛行機で行くから!!
    いやいや 妖力は大切に使わなくては でも

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『最後の晩ごはん 兄弟とプリンアラモード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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