母と死体を埋めに行く (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 129
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119839

作品紹介・あらすじ

若月リラ、17歳。典型的な「毒親」である母に逆らうことができない。ある日リラは、母に命じられて見知らぬ男性の死体を埋めるのを手伝う。それが悲劇の始まりだった――。驚愕のラストが待つサスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 大石圭『母と死体を埋めに行く』角川ホラー文庫。

    破滅的な結末のエロティック・サスペンス。ホラーの要素は全く無い。

    母親に洗脳され、支配され続けた美貌の若月リラが母親の命令で、男たちに責め苛まれながら、死体遺棄や殺人といった犯罪に加担していくという、フランス書院文庫のような物語。良い子は読んではいけない。

    主人公の若月リラは母親譲りの美貌の女子高校生。母親のれい子はシングル・マザーで銀座でナイトクラブを経営していた。幼い頃から母親のれい子に洗脳され、支配され続けるリラ。ある夜、リラはれい子に命じられ、二人で山奥に見知らぬ男性の死体を埋めに行く。

    そして、さらに卒業を控えたリラにれい子は金持ちの老人、田嶋誠一郎の愛人になることを持ち掛けれ、嫌々ながらもそれに従う。3ヶ月後、リラはれい子から田嶋誠一郎を毒殺することを命じられる。田嶋誠一郎はれい子の父親を策略にはめ、死に至らしめた男だったのだ。

    本体価格680円
    ★★★

  • 憎しみの連鎖の中で、その憎しみの渦中に自分が置かれても憎しみに冒されなかった主人公にリスペクト。

  • とにかく酷い話の連続で不快になります。毒親って言うけど、言いなりになる娘にも問題はあるんじゃないかと思いました。

  • ほぼ性描写だし
    これは苦手な人多いのでは

  • 表紙買いで失敗のパターン。特にヤマもオチもないストーリーがぶっ飛んだアダルトビデオを見せられてる感がずっと続く。どう風呂敷がたたまれるのか気になって最後まで読んだけど、広がったまま置き去りでした。
    ホラー文庫だけど、ホラーでもないです。

  •  文字通りの話。

     まぁ、毒な母親に育てられた女の子の話なんだけど…。
     なんとなくもやる。
     
     だからといって、別の着地点を望んでいるわけじゃないし、まぁそうなんだろうな、って思うんだけど、もやる。

     うーん。
     なんなんだろう。
     あまりに男連中がふがいないからか。
     それとも、結局は「おとぎ話」的な感じがするからだろうか。

     「あとがき」がなんだかんだと言って好きです。
     大石圭氏の実直さが伝わってきて、いいんですわ。

  • タイトルと表紙で衝動買い。
    非常によかった。
    エログロ好きな人にはオススメの一冊。

    物語うんぬんを語る前に、表紙の絵がすばらしい。
    美しい少女の体にからみつく二本の腕。母親による「束縛」が見事に描かれていて、本屋で見かけたときに思わず立ち止まってしまった。

    本文も刺激的で楽しく読めた。
    本作の内容を端的に述べると、
    「主人公が母親の命令に逆らえずにひたすら悲惨な目に遭う物語」。
    本当に不快になるくらい悲惨。だけどそれが良くて、「次はどんな悲惨な目に遭うんだろう」と楽しみながら読めた。

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著者プロフィール

1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。

「2022年 『魚影島の惨劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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