漆黒の慕情 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.70
  • (11)
  • (22)
  • (15)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 273
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119853

作品紹介・あらすじ

塾講師の敏彦は、誰もが認める美青年。ある日を境に、女性ストーカーと異様な現象に悩まされるようになった彼は、佐々木心霊事務所を訪れる。時同じくして、小学生たちの間に奇妙な都市伝説が広がっていた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • うーん(^◇^;)

    主たる登場人物の精神が破綻しているようで、私はどうしても受け入れられませんでした。

    で、ラストシーンで私とは合わない作家さんなのだなと。

  • 漆黒の慕情/芦花公園
    漆黒のBL。大事なことだから2回。BLです。
    敏彦様が幸せならオールオッケーでーす!
    7つ目だけいやに詳細な学校の七不思議と、化け物系ストーカー(リカ?リカなの?)に悩まされる絶世の美青年という、元ネタの違う話と見せかけて…!?なところが芦花公園さんらしい構成。
    個人的に物部の屈折具合が素晴らしいので、是非スピンオフとして物部主人公の怪異譚が読みたい、希望します!
    異形や怪奇現象のビジュアルを文章で描くのは大変だと思うけど、芦花公園さんは映像や情景が浮かんで相変わらず恐怖を書くのがお上手だなぁと思いました。
    BLごっちゃんでした!(語弊)

    追記
    カクヨムに物部のスピンオフ公開されているそうです!

    最近のルッキズム問題についてもかなり言及されていました。
    絶世の美青年って大変だよなぁって、あらためて。美しいだけが価値観じゃない、それはわかる。で?っていう。モテる=うらやましいという単純図式のいびつさ。
    まぁ私も、もし身近に敏彦様がいてしまったら絶対に間違いなく不可避で好きになるのでなんも言えないです。好きになってすいません。
    警察の人がいい味出してて最高でした。あの警察の人の立ち位置すごくいい。

  • るみと青山が今回解決に乗り出すのは、絶世の美青年をつけ狙う不気味なストーカーの影と小学生の間で広まる「ハルコさん」の奇妙な夢の噂。その二つがどう絡まるのか…るみの過去も垣間見えてハラハラドキドキ。
    前作と違う現実寄りの案件だが、著者が操る独創性あふれる登場人物たちによってこれでもかと掻き回され、一線も二線も超えた次元に運ばれた気分。
    片山の悪魔っぷりに嘆息し、ホッと安堵した解決後に投下された爆弾に呆然。青山も物部さんのような苦悩を背負っていくのか。
    怖さは高みへ、このシリーズの魅力は深みへ、もう抜け出せない。

  • シリーズ第2弾。今回もすごかったです。今回は「絶世の美青年」である片山敏彦が謎のトラブルに巻き込まれたり身近で不穏なことが続いたりするお話。始終展開にドキドキしながら一気に読み切りました。続編希望。

  • ホラーとしてもミステリとしても面白かったし、めちゃくちゃ恐かった。絶世の美青年が理不尽な目に遭う話はなかなか見かけないので、その辺りも新鮮で良かった。ただ、片山の人間関係をBLと表現するのは安直過ぎる。片山からは興味関心しかないのだから。相手が可哀想な結果にしか見えないけれど、片山の方も『普通じゃない』から何が起きても気にしない、というのはなかなか上手い締め方だと思った。おもしれー作者。最後、るみの事情と七菜香の真実が明かされ、だからるみが優しかったのか、という理由がわかってしまうのも上手かった。

  • ホラー物を期待してたらBL物だった。知ってたら読まないのだが…

  • 絶世の美女ならぬ絶世の美青年・塾講師の片山が
    ストーカーに遭う。
    幼少の頃からこの手のトラブルは毎度の事
    しかし今回のストーカーは何かが違う!!
    これは生きてる人間なのか?と
    友人でもある佐々木るみの事務所を訪れる。

    同じ頃、るみの助手でもある青山は
    知り合いの小学生・七菜香から
    学校の七不思議にまつわる
    「ハルコさん」に関する相談事を受け
    事務所でもこの件を調査することに…

    ストーカーと都市伝説がリンクした時に…!!ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

    前作よりこっちの方が私好みで
    個人的にはやっぱ物部さんが好き(笑)

  • 美少年の顔を想像しながら読むの、楽しいね。
    前作同様、全体的に、「愛」が歪んでいて面白い。

    容姿主義な思想や視点ばかり出てきて読んでいて疲れてしまう部分はあった。

    青山くん、お気に入りです。

  • 「青山君は私の母になってくれるかもしれない人だ」
    こんなシャアみたいなこと言う奴がヒロインという世界

    青山くん以外は奇人、狂人しか出てこない
    事件の黒幕は当然ヤバい奴だけど、被害を受けてる側はそれを超えてくる

    癖強キャラ達の影に隠れた真実は"見えなかった"

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。カクヨムに投降した作品のうちの一篇である「ほねがらみ―某所怪談レポート」が話題となり、『ほねがらみ』として書籍化され、デビュー。他の著書に『異端の祝祭』『漆黒の慕情』『とらすの子』など。

「2022年 『超怖い物件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芦花公園の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×