忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041119914

作品紹介・あらすじ

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。
そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。
その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。
一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。
答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。
彼の物語はここから始まった。
異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 読み出したら止まらない一冊。

    前作も感じたけれど、この作家さんは読み出したら止まらない世界を描いてくれる。

    シリーズ3にあたる今作は異端のホラー作家、那々木悠志郎の未発表原稿を読むことになった担当編集者の元にまるで原稿にリンクするかのように怪異が襲い掛かる怪ストーリー。 

    この作中作という構成といい、怪異の迫り方といい、全てが絶妙なバランスでやっぱりどんどん惹き込まれノンストップ。

    現実世界の編集者への怪異がゾクゾク感満載、謎めいていて良かった。

    那々木さん、そういうことか!
    これは次作も読みたくなる。

  • 前の2冊よりも面白かったです。

    よくわからない作家だった彼の原点はここにあったのねぇと。

    そして、しっかりといろいろし食べている作家さんは信頼ができるんですよね。(これは私の個人的な見解なのですけど)

    続きも楽しみにしております♪

  • 序盤から既にこれまでの2作とは違う様相で、最初から登場する那々木、そして作中作があり、本編と作中作それぞれの主人公がどう作用してくるのか楽しみな展開でテンポも良い。怪異の不気味さはシリーズ共通で、今作でもグロクライマックスは健在。前2作を読んでいれば最後に何かが待っているのは予想出来ると思うが、その上でこの展開はアツい。これは前2作でもそうだったのか?とか、次作以降にも関わるかどうかとか、背景について考える楽しみも生まれた。このシリーズからはもう離れられない。

  • 作家·那々木悠志郎、最初の事件!面白い!驚愕のラスト!シリーズ第3弾にして1番面白い!

  • シリーズ3作目だがこれを最初に読んでしまった。ストーリー的には問題ないものの、読了してみると順番通りの方がよかったかなとも思う。
    ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集になった古都美が彼の未発表原稿を読み進めるうちに、作中に登場する怪異が現実に現れてきて‥という話。
    怪異の目的、由来、避ける方法などを探ってゆくところがミステリだが、読んでいる間はとにかく怖くて、読むのをやめられなかった。シリーズ前作も読んでみたい。怖いけど。

  • ホラー作家・那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美。
    実家に帰省中に那々木から未発表原稿を渡されるが
    小学六年生の篠宮悟が
    "崩れ顔の女"の怪異に遭遇するものだった。
    未発表原稿を読んでるうちに
    古都美の現実に入り込んでくる怪異。
    なぜ"崩れ顔の女"が古都美の元にも現れるのか?

    古都美が読む未発表原稿に
    私もどうなるんだ!と思いながら
    その世界に入り込んでしまったよ。

    シリーズ3弾にして作風が変わったのか?
    『刺さる人間には刺さる』那々木先生の小説。
    私にはしっかり刺さりましたよ~~(笑) 

    これが原点なんだな。

  • このシリーズを読んでいるならほとんどの人が
    誰と誰が同一人物なんだろう?と思いながら読み進めていくはず

    怪異に遭遇→その原因を調べて対処法を推察する→怨霊が姿を消して事件解決→エピローグで〇〇の正体は●●でしたと明かされる
    基本的にはこのパターンなので驚きより安堵の気持ちの方が強い

    偶然か呪いかは分からないけど交通事故の話が多いのが気になった

    続編に絡んでくるであろうキャラが出てきた
    前作で那々木が怪異譚を収集している理由が叔父との約束を果たすためと言っていたのでまだ過去編は続きそう

  •  那々木悠志郎シリーズ第三弾。今回は現実の怪異と作中作の怪異がどのように繋がってくるか、というストーリーが面白かったし、怪異の描写も変わらず不気味で良かった。ただ、作中の那々木悠志郎≠現在の那々木悠志郎(篠宮悟)の仕掛けにはなんとなく気づいた。



  • あれ?コンビ誕生なのか?

  • 作中作と現実がリンクし、作中作に出てくる怪異が実際に現れるという凝った作り。その理由もきちんと伏線回収と共に明かされる、物語構成がすごい。

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著者プロフィール

北海道出身、在住。『ナキメサマ』(受賞時タイトル「くじりなきめ」)で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉を受賞し、デビュー。他の著書に『贋物霊媒師 

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