- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041120002
作品紹介・あらすじ
武蔵野の隠れ宿を実家に持つ桜蔵(さくら)は、霊園行きのバスの中で奇妙な出来事に遭遇する。祖父の遺品に導かれるように、消えた茶碗の行方とみずからのルーツを追って異界めぐりの旅がはじまる。
感想・レビュー・書評
-
好きな世界なのだが、登場人物が多すぎて、本筋に絡むエピソードも多すぎるあまり、話が複雑になっていて、また漢字や言葉などの細部にこだわり過ぎて、物語の本筋がわからなくなって来てしまうのが惜しい。途中で細部を理解することを放棄してしまった。もっとスッキリさせてくれた方が物語に没入しやすいのにな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第一作が素晴らしい。
-
左近の桜、4作目。
誰々の娘の姉妹の従弟の叔母の…ととにかく人物が大量に出てきてそれぞれが複雑に絡み合っているものだから早々に理解することを放棄。ただぼんやりと読了。桜蔵が変な物を拾ってきてはそれに憑りつかれて翻弄されてあれは現か幻か…って、毎度このシリーズはこういう感じだけど、今回は人物関係のわかりづらさに気を取られて雰囲気に酔えず退屈だった。 -
左近の桜シリーズ。
私は、長野まゆみさん作品の、謎が解けるような気がするんだけど、解けてなくて、で、結局なんなんだろう?というのが、好きなんです。なので、最後まで、もわっとした感じでおわってほしいと思ってしまうのでした…。まぁ、もわっとはしてるんですが、いつものもわっと感とは違うかなぁ。
もう一回、読みます…。 -
うまく没入できなかった。
これ理解しながら読める人いるんだろうか。笑
細かい描写も美しいんだけど、随所に同じような表現で口説く感じてしまった。
好きなんだけどエッセンス程度でいいな。
出てくる登場人物の読み方も漢字も難しく読むのが苦痛に感じてしまった。
普段から古文や日本文化に触れてないので暦の行事や道具名、植物に至るまで読み慣れなく難しかった。
結局主人公のルーツとやらもよくわからなかった -
人間関係も場所も時間も考えず、ただただフワフワと漂うように読み進んで、最後に「あぁ…そういう事か…」とぼんやりと思う(* ̄∇ ̄*)何もかもをきっちりと把握して読むには時間がかかりそうだけれど、挑戦したい!(^^)
-
左近の桜シリーズ4巻、なんだけども
なんか雰囲気変わったな… -
私、割と雰囲気で読んでるところがあって…
名字も「あれ、これなんて読むんだっけ」と都度わからなくなったりしながらもサラサラと読みます。
この、独特の雰囲気が好きなのです。
なんというか…夏目友人帳 文学版…?
著者プロフィール
長野まゆみの作品





