クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった2 (2) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2022年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041120354
作品紹介・あらすじ
『クラスで二番目に可愛い』朝凪海と俺・前原真樹は、いわゆる“友だち以上恋人未満”の関係にいた。
ちゃんと告白して恋人になりたい――そんな決意で海をクリスマスに誘ったところ、イブはウチの高校と女子校との合同パーティがあるらしい。
しかも野球部の関くんが天海さんを誘いたいらしく……その協力を申し込まれ!?
テストのこと、手伝うことになったパーティの裏方仕事のこと、そして離婚した両親のことも――忙しいけど、海のおかげで前向きに思えている自分がいて。
二人っきりの時間は登下校と放課後と、初めての休日デートで。
日陰男子と2番目ヒロイン、二人のペースで距離が縮まる第2巻!
感想・レビュー・書評
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【君のおかげで眼を伏せてた問題にようやく向き合えるよ】
友だち以上恋人未満の関係だった真樹と海は聖夜に合同パーティーに参加する事で、抱え続けた問題に終止符を打つ物語。
時は12月。
待ちに待ったクリスマスに、真樹は今までの思い出で良い記憶はなかった。
本来は笑いあえる聖夜は、家族が離散した事で。
彼の心に大きな影を落としていた。
そんな自分が向き合うべきトラウマに、海の慈愛に満ちた愛情を受けようやく向きあう。
己が抱える様々な障壁を共に支え合う事で乗り越え。
成長出来る彼らの関係ほど末永く続いて欲しいと純朴に願えるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友達以上、恋人未満となった、海と真樹。テーマは真樹の家族関係に対する葛藤。海を通じて真樹の人間関係が徐々に広がってゆくところや、家族関係に悩む真樹を海が支えている所、また、2人の甘々展開がとても良かった。ただ1点、家族関係の最後の部分の展開は普通で、沢山溜めた割に、ちょっと拍子抜けな部分も。
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きちんと布石を打ったうえで必要な話として盛り込んだこと、朝凪家との対比に気を配ったことは見て取れるのですが、そういう部分を含めて本来は「まあ、大人だし、いろいろあるよね」で済む内容を、延々と綴られた感は否めない。
……というのは、ある程度年齢のいった私の印象なのですが、この辺が10代の読者にはどう映ったでしょうか。
また、朝凪陸を「無職」という(単なる事実関係を示す以外の)偏見のニュアンスを込めた一語に集約したうえ、彼を茶化す(=見下す)ために公共機関であるハローワークの名前を使ったことには、抵抗を覚えた。 -
まだまだ続いてくれると嬉しいな~
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■書名
書名:クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった2
著者:たかた (著), 日向 あずり (イラスト), 長部 トム (イラスト)
■感想
1巻に記載済み。 -
ワクワクドキドキのクリスマス編ーー
真樹の心のモヤモヤを解決していく回
一旦は真樹、両親の三者に気持ちの整理がついたように見えるが、もしかしていつか後日談が語られる…?
一方、相変わらず全巻ラストからのヒロイン・海とのイチャイチャは健在
もっと沢山イチャイチャしてくれていいよ
友人・知人も増え、今後の展開が楽しみです♪( ´▽`)