- Amazon.co.jp ・本 (800ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041120590
作品紹介・あらすじ
〈真言の法〉のカリスマ教祖と侍従長。組織に罪を背負わされ失脚した警部補。暗躍する権力者――。欲望と狂気に憑かれた男たちの思惑が業火の中で絡み合う。著者畢竟の大作にして圧巻の群像サスペンス。
感想・レビュー・書評
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オウム真理教の一連の事件を下敷きにしたノワール小説。リアルタイムでオウムの事件を見ていたから、どうしても“事実は小説より奇なり”だよなぁと思いながら読み進めました。ただ、カルト宗教内部と、警察内部がある種の相似形を描きはじめ、カルトの資金を元に警察でのしあがろうとする児玉と、カルトにいて“尊師”をうまく担いで大金を得ようとする幸田の一卵性双生児的関係が浮き彫りになるところから面白くなってきた。下巻に続く。
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オウム真理教事件を題材にしたノワール長編。実際の事件とリンクしていてページをめくる手が止まらない。下巻に続く。
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著者プロフィール
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