鍋に弾丸を受けながら 1 (角川コミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
4.50
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本棚登録 : 152
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041120972

作品紹介・あらすじ

50000点の美味を求めて世界各地の危険地帯に赴くのは…二次元の過剰摂取により自分はおろか周囲すべての人間が美少女に見えてしまう人だった!?現地の怪しくも魅惑的な料理の数々を堪能しまくるノンフィクション&カオス&ハードグルメリポートコミック!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画原作者であるワケアリ美少女の世界の危険地帯(麻薬取引の現場やマフィアの縄張り抗争が行われた場所等)でのグルメリポートコミックなのだが、そのワケアリ美少女というのが実は男性。
    女装とかジェンダーではなく、二次元の過剰摂取で自分や他の男性も美少女に見えてしまうようになったという設定なのだ。
    美少女が危険地帯に行き料理を食べる。
    その方が読者受けするだろうと そのような設定にしたのだろうけど個人的には普通に男性で描いた方が良かったのでは?と思うのだが。

    出てくる料理は、
    1、塩水を染み込ませたオーガニックコットンで包んだ牛肉の塊を焚き火の中に入れて焼いた「ロモアールトラボ」
    2、ミルフィーユ状にした牛肉を鍋で焼き出てきた肉汁でしゃぶしゃぶしてパンにはさみ、そのパンに残った肉汁を吸わせた「イタリアン・ビーフ・サンドイッチ」
    3、ブラジル アマゾナスのオレンジジュース
    4、皮付き・骨付きの豚肉をローストした「豚足(ハム)のファビュラ風」
    5、二つ割りにしたパンにバター、ピーナッツバター、ブルーベリージャムを塗りバナナの輪切り、焼いたベーコンを山盛りにして挟んだ物を揚げて粉砂糖をふりかけた「エルビスサンド」
    6、ベーコン、玉子、チーズ、ハンバーグ、ハッシュドポテトを挟んだ「ブレックファースト・バーガー」
    の6品。
    3のオレンジジュース以外は高カロリーの物ばかり。
    特に、肉汁がたっぷり染み込んだ「イタリアン・ビーフ・サンドイッチ」は5000カロリー、エルビス プレスリーが毎日食べて肥満の原因になったと言われる
    「エルビスサンド」は17000カロリー!!
    とても気軽に食べれるような物ではないがこの2品がかなり気になる。
    一度くらいは食べてみたいが後の事を考えると...........
    そもそもそれを出す店が日本には無いだろうし、だからといって自分で作るというのもなあ。
    いつか食べる機会があるといいのだが。(まず無理だろうけど)

    キャラ設定は個人的には理解不能だが料理は良い。
    なので評価はキャラ設定の件で星2なのだが料理の分を足して星3で。

    • 本ぶらさん
      >料理は良い
      いやいや。
      全然想像出来ないんですけど…(^^;
      >料理は良い
      いやいや。
      全然想像出来ないんですけど…(^^;
      2022/02/23
    • darkavengersさん
      本ぶらさん

      イタリアンビーフとエルビスサンドはネットかYouTubeで検索すればどんな物か見れますよ。
      本ぶらさん

      イタリアンビーフとエルビスサンドはネットかYouTubeで検索すればどんな物か見れますよ。
      2022/02/24
  • これは・・・・・・うん、良い飯漫画、と断言すべき作品だろう。
    あくまで、私個人の意見なので、いつも通り、聞き(読み?)流してくれても、何ら問題は無いんだが、「わかる」と同意して貰えたら、それはそれで嬉しい。
    食系の漫画で大事なのは、やはり、読み手の食欲を刺激できるか、だ。作中に登場する料理を食べたい、よし、作ろう、または、作中で登場する飲食店に行きたいって気持ちにさせるパワーを宿した作品は、問答無用で、良いものだ。
    その要素を、この『鍋に弾丸を受けながら』は、ちゃんと持っていた。しかし、ぶっちゃけた話、書店に並ぶ食系漫画のほとんどは、その条件を満たしている。つまり、同じリングで戦う中で、どうしたって、優劣が分かれてくる訳で、私的に、この『鍋に弾丸を受けながら』は優に入っている。
    食漫画で上記の要素を持っているからこそ、より大事になってくるのは、主人公の個性だろう。読み手にインパクトを与えるには、料理の描写だけでなく、主人公も大切になってくるのではないか。例を挙げると、『食戟のソーマ』の幸平創真や『鉄鍋のジャン』の秋山醤などだ。
    この『鍋に弾丸を受けながら』は、「食べる」に重きを傾けたリポートコミック、ジャンルで言えば、ノンフィクション。なので、主人公は作者本人だ。
    表紙を飾っているのは美少女だから、青山先生は女性なのかな、と思った方もいるだろう。私も、最初はそう思っていた。しかし、違った。
    二次元と言う名の猛毒を自ら望んで摂取した青山先生は、ついに脳味噌がぶっ壊れ、美少女しかいない世界だけを目が映すようになってしまった。これほどまでに、幸福な「障害」を背負った主人公、これはインパクト大だ。なので、私にとっては、この『鍋に弾丸を受けながら』は、人にお勧めできる良い飯漫画だ。
    先にも書いたが、これは青山先生が世界各地で“美少女たち”と一緒に食べ、幸福感を抱いたグルメを紹介している。それだけなら、どこにでもあるモノだろうが、青山先生が足を運んでいるのは、一瞬の判断ミスが大怪我もしくは素寒貧、または、死に繋がりかねない、危険地帯だ。そのスリルが、味覚を鋭敏にさせ、美味さを際立たせている可能性は否定できない。
    どの回に登場する世界飯も、実に美味しそうだった。これは、森山先生の高い画力が良い働きをしている。どれもヤバそうだったが、私的に、これは絶対に現地で食べたい、と思わされたのが、「イタリアン・ビーフ・サンドイッチ」だった。肉が好き、と言っておきながら、これを本場で食っていない奴はモグリなんじゃなかろうか。しかし、「豚足(ハム)のファビュラ風」も美味そうだったなァ。

    この台詞を引用に選んだのは、この『鍋に弾丸を受けながら』の唯一にして絶対的なテーマ、なおかつ、青木先生やKさんらの、誰にも否定させないって確固たる信念を感じるものだったので。
    ハズレも、時にはあるかもしれない。だからこそ、行って、自分の舌で知る価値がある。
    これほどまでの高得点な料理が食べられるのであれば、たった一つしかない命を懸ける意味が、危険な旅にはちゃんと、あるに違いない。
    まぁ、独身なら出来るだろうけど、家族がいちゃ、出来そうもない。家族がいるのに、こんな行動を起こすのであれば、家族を持つのに向いていない、致命的に。ただ、そういう人間は、自覚があるから、家族は作らないだろうけど。
    人間は食べなきゃ、生きていけない。ならば、自分の食べたいモノを食べるのが、最高の幸せになるんだろう。
    「日本みたいに安全な場所って“70点から90点のものが、どこでも食える”んですよ。そりゃあ、素晴らしいことです。でも、危険とされるところ・・・グルメなどでは、絶対に赴かないはずのエリアかな・・・そういう場所に行くと―――20点か、5万点なんですよ」(byKさん)

    こちらも、上記と同じ理由で紹介しておきたい。
    「危険な場所の食べ物は美味い。ならば―――“危険な食べ物”が美味いのは当然のことだ」(by青山潤太朗)

  • 青木潤太朗さんの台詞回し、モノローグがとても「ノスタルジック」に感じる。海外文学的な、翻訳小説のような言い回しが世界を旅しているキャラクターの視点として自然に感じられて流れるように読める。きもちのいい漫画。二巻もとても楽しみ。

  • 面白かった

  • Twitterで見かけて、すぐに購入。
    出てくる料理の美味しそうなこと。
    これがほぼフィクションじゃなく、実際のことだというのだからかすごい。
    漫画としてもとても面白いだけでなく、好奇心をくすぐられる良い漫画だと思います。

  • 本屋をうろうろ、おもしろいマンガないかなー、と見ていたら面出しされていて、帯にひかれて購入。

    「危険な場所ほど、美味しいものがある。」
    旅と料理が好きな"私(30代男性)"ジュンタローは、マンガ原作者で釣りが趣味。
    外国の危険地帯でご馳走を食べる!
    マフィアの拷問焼き、イタリアン・ビーフ、オレンジジュース、豚足のファビュラ風、エルビス・サンドイッチ、ブレックファースト・バーガー。

    おもしろい!
    そして、よんでるだけで、すでにおいしい。
    久々のヒットです。(マンガ買うのって難しいんですよね)
    このマンガの世界には基本的に美少女しかいない、とかの設定も笑えるし、ほんとに美少女ばかりだし。笑
    外国の文化のこともなんとなくわかって、ちょっと勉強になる。
    コロナで旅行に行けないし、海外旅行なんてもってのほか、現代にぴったりです。
    ふだんマンガをよまない人でも、食べることが好きな人にならおすすめしたいレベルです。
    続きもぜひよみたいです!

  • 「危険な場所ほど、美味しいものがある。」

     帯にそんな言葉が躍るこのシリーズは、原作者にして釣り人である青木潤太朗が体験した危険地域グルメの思い出をつづったグルメ漫画である。
     釣りを通じて知り合った外国の友人を伝手に、時にメキシコに、時にアメリカはシカゴに、時にはブラジルに……といった感じで様々な国(の身の危険を感じる地域)を訪問し、そこの名物を食べている。
     どれも実に美味しそうなものばかりで、日本では見かけないものばかりだ。

     そうしたドキュメント的内容であるが、作中では基本的に美少女しか登場しない。
     原作者の言い分によると

    >――私の脳は
    >長年に亘る二次元の過剰摂取で壊れてしまっている
    >だから私の五感を通して観測するこの世界には基本的に美少女しかいない(P.12-13より引用)

     だそうだが、読者としてはこれをどう受け取るかはなかなか難解である。(笑)
     ただ、漫画として見れば、可愛らしい絵柄で美味しそうなグルメを読める構図に落とし込まれていて、楽しく読め、かつ刺激的でもある作品になっている。

     垣間見えるシリアスさとは裏腹に、この作品のグルメはどれも本当に美味しそうだ。そこが良い。
     例えば描き下ろしで描かれた、アメリカでは一般的な「ブレックファスト・バーガー」などは日本でも十分受け入れられるメニューだろう。
     というか、普通に美味しそうなんで、各ハンバーガーチェーンの開発担当の方はぜひともご検討ください。食べるんで。

     漫画の構造の上手さ、知らない世界を知れるワクワクとスリル、グルメ漫画として必要不可欠な「美味しそう」。
     どれをとっても文句なしの一巻である。
     文句なしに星五つ。なんなら星評価ぶち抜きで星八つほど付けたいシリーズである。
     ただただ面白かった。

  • 二次元の過剰摂取により全員美少女に見える設定最高
    原作者と作画が分かれてる骨太エッセイ漫画だった。非常に好み
    コミュ力高いなーと思って読んでいたけど、合間のコラムも読むと人間力高くて厚みある人物なんだなと改めて思う。
    グルメリポートでありいろんな人の描写も楽しい
    北九州の話早く単行本で読みたいな

    出てくる飯がどれも魅力的

  • 現地でしか知り得ない味って思った以上に貴重

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