アルセーヌ・ルパン対明智小五郎 黄金仮面の真実 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2021年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784041121672

作品紹介・あらすじ

アルセーヌ・ルパンと明智小五郎が、ルブランと乱歩の原典のままに、現実の近代史に飛び出した。昭和4年の日本を舞台に『黄金仮面』の謎と矛盾をすべて解明、さらに意外な展開の果て、驚愕の真相へと辿り着く! カリオストロ伯爵夫人に息子を奪われたルパン、55歳の最後の冒険。大鳥不二子との秘められた恋の真相とは。明智と文代の馴れ初めとは。全米出版『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』を凌ぐ、極上の娯楽巨篇!

感想・レビュー・書評

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  • 明智小五郎と私の出会いは小学2年生!

    江戸川乱歩の透明怪人に出てくる探偵で事件をモノの見事に解決してくれました!

    その後、私に少しばかりの読書ブームと江戸川乱歩ブームがあって、怪人二十面相シリーズを片手では足りず両手に満たないぐらいの冊数を読んだ思い出があります。

    何にしても怪人二十面相と明智小五郎は私に読書の楽しみを与えてくれた一冊である事に間違いはありません。


    本作はそんな明智小五郎と西洋の怪盗ルパンの対決を描いた黄金仮面の松岡流アレンジを加えた作品として仕上がっております!


    本書の中で登場する不二子は原作にも登場するようで『あの不二子のモデル?』と思ってしまいます。

    さらに本書の中でルパンから手解きを受ける若者がおりますが、彼は思ったとおり・・・


    何にしても松岡圭祐の作品は読んでいてとてもワクワクさせられます!

  • ひと言でいえば「何でもかんでも詰め込み過ぎ」な作品。
    こういう作品を書くだけあってルパン作品も明智作品もすごく研究しているのは分かるし、そこにファンとしての愛情も感じるが、その想いが強過ぎたせいか色々な作品を詰め込み過ぎて重たくなり、面白さを損ねてしまっている気がする。
    時代背景も正しく描写しようとしたため満州事変なども盛り込むハメになっており、ごった煮になってしまっている。
    こういう作品の場合、ファンはシンプルに双方の知能と戦略を駆使した対決を読みたいだけなんじゃないかな〜と思う。

  • 2021年11月角川文庫刊。書き下ろし長編。ルパンと明智小五郎と黄金仮面、不二子、クラリス、二十面相?なんかも登場する豪華キャストの冒険活劇。コアなファンではない私には、詰め込み過ぎで長すぎました。多彩なファンサービスに圧倒されます。

  • 江戸川乱歩を思い出すけどストーリーが強引な気がしました。
    もっとシンプルで良かったのではないかな。
    ルパンの息子はいらなかったかと思います。

  • 乱歩の黄金仮面は数年前に読みましたが、この作品は黄金仮面の裏側を追っていったような感じでとても面白かったです。明智やルパンと一緒に推理しているつもりで読み進めましたが、驚きの事実がたくさんあり、平吉もまさかの…という感じで最後の最後まで興奮しっぱなし。そして作中の女性たち同様、私もルパンに何度もときめいてしまいました。笑 次はルブランのルパンシリーズを読みたいです。

  • 筋立てが見事すぎる。ガンダムORIGIN並み。

  • あーーーおもしろかったあーーーー
    前作も良かったし、これも好きだ
    新作読んだ気分でとても幸せな気持ちになった
    やっぱり家に物理本でルパンも乱歩もホームズも揃えとくべきか
    掛け違いとか勘違いを経て最後に共闘する感じとかよき

  • ルパンが好きでたまらないのに作品中の不合理な行動が気になる、そんな松岡圭祐先生は弁護をしたくなり一冊の作品を仕上げるのだ
    自分の疑問を明智小五郎に仮託して非難めいた突っ込みをするが次々と真実で遣り込めるルパンの言葉は世界中のフアンにとって福音であるw
    「アルセーヌ・ルパンと明智小五郎(黄金仮面の秘密)」の中で、ルパンは日本にいる探偵が失われた我が子「ジャン」ではないかと来日をした―すんごいネタバレ―
    黄金仮面が世間を賑わせていた、その正体はルパンだと江戸川乱歩は明智小五郎より聞いて作品としますが、明智の推理の途中経過でしかなく、実態は来日したルパンは二年前に黄金仮面の姿で大島不二子を救い恋心を抱かせていたのを、ルパンの育ての親であり妻を殺害し息子のジャンを誘拐して自分の手駒にしたカリオストロ伯爵夫人ことジョゼフィーヌ・バルサモは気づいて日本での計画に役立てていたアイテム(黄金仮面)だったのだ
    ルパンの愛弟子「遠藤平吉」が本作で生まれるが、現在TVドラマで探偵ロマンスに出演中の尾上菊之助が演じる住良木平吉は怪人二十面相ではないだろうか(´・ω・`)

  • 少年時代に憧れたヒーローたちを、年金受給者の今、手に汗を握りながら読めるなんて作者に心から感謝します。シン・・・が流行っているので、令和を背景に活躍してくれないかな?

  • アルセーヌ・ルパンファン納得の作品でした。
    もう一度シリーズ読み直したくなっちゃった。

  • 乱歩が適当に作ったんだろう「黄金仮面」のハチャメチャな設定を、スマートに合理化していく手腕にまず感動。その中にルパンの手足となる日本人青年が後の……なんてツイストを入れてくる。「キカイダー」もそんな感じだったから、こういう作業が好きなんだろうなあ。そして後半は007的な大活劇。無条件に楽しい。

  • 昭和四年、実際にあった張作霖爆殺事件を絡め、時代背景も正確で、どんどんひきこまれていった。ルパンも明智もなんて人間味が溢れ魅力的に描かれているのだろう。2人で戦闘機に乗るところはワクワクした。黄金仮面の話はあったかどうか覚えていないので、昔、読んだ少年少女向けの本を再読したくなった。ルパンがサーカス団にいた平吉に手ほどきしていたところも微笑ましかった。のちに平吉が怪人二十面相になるというところも面白かった。続きはでないのだろうか?それにしても松岡さんの本を出すペースの早いことにはいつも驚かされる。

  • 著者の頭の中を見てみたい。
    てんこ盛り過ぎるという人もいるかもしれないが、歴史的な探偵と泥棒へのリスペクトが詰まったオマージュに、様々な点と点がものすごいスピードでつながって行く。物語に登場する、黄金の仮面などの原作を読みたくさせる、挑戦的な高揚感のある一冊。

  • ルパンの自信過剰な感じは良い。が、この時代がピンとこなかった。

  • アルセーヌルパンシリーズをほとんど読んでいないため、ルパンの人間関係がイマイチ分からないので、
    楽しみは半減したかもしれない。
    いつかルパンシリーズを読んだ後に読みたい。

    ルパンと関わった平吉。。。
    予測ついたはずなんだけど気づけなかった〜

  • 登場人物の豪華なこと☆情熱的で男気のある大好きなルパンで良かった。平吉くんの成長?変貌ぶりがすごい☆

  • 時代を席巻したヒーローをこれだけ登場させた作者の発想の素晴らしさに感銘した
    アルセーヌルパン、明智小五郎
    不二子は?
    最後に怪人二十面相まで

  • 昭和4年の日本を舞台に、アルセーヌ・ルパン、明智小五郎、黄金仮面、カリオストロ伯爵婦人、大鳥不二子、そして怪人二十面相の真実とは?

  • アルセーヌ・ルパンと明智小五郎が、ルブランと乱歩の原典のままに、現実の近代史に飛び出した。昭和4年の日本を舞台に『黄金仮面』の謎と矛盾をすべて解明、さらに意外な展開の果て、驚愕の真相へと辿り着く!大鳥不二子との秘められた恋の真相とは。明智と文代の馴れ初めとは。(e-honより)

  • 年末~年始にかけて読んだので、今年一冊目。

    松岡圭祐 さん著者買いです。
    江戸川乱歩は子供向け作品のみしか接してこなかったです。解説によると江戸川乱歩小説は設定が雑だったよう。全然気づいてなかったです。ルパンは読んでなくてアニメのみ(あれは三世だから孫か)
    面白かったです。明智小五郎がこんなにアクションこなすとは意外!

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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