香華宮の転生女官 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 77
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041121948

作品紹介・あらすじ

「働かざる者食うべからず」が信条の苦労性貧乏OL・長峰凜、28歳。仕事も恋も、最近若干停滞気味。
ある日凜は、彼氏が親友と浮気をしている場面に遭遇する。
追いかけようとして車に轢かれてしまった凜は、目覚めると中国とおぼしき過去の世界に転生していた!
すぐ横には血まみれの死体。まったく状況が呑み込めずにいると、なんと殺人事件の犯人と間違えられ、投獄されてしまう。
窮地に陥る凜だが、時の皇帝の甥で武官である趙子陣(ちょう・しじん)に助けられ事なきを得る。
周囲の人の話から推測するに、どうやら凜は、自分と同じ名前を持つ宮廷女官・南凜(なん・りん)の体に転生してしまったらしい。
子陣の屋敷に居候することになった凜は、現世では全く役に立たなかった数々のスキルを使い、子陣や周囲の人を助ける。
その活躍ぶりが耳に入り、凜は皇帝の勅命を受けて香華宮で女官として働くことに!
裏ミッションとして、皇帝のスパイを命じられた凜は、宮中で数々の奇妙な事件に遭遇し……?

感想・レビュー・書評

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  • 流行の転生もの。

    待ち時間の時間つぶしように購入(-"-;A ...アセアセ

    流行りというのはこういうものなのだと思います。

  • 帯には「コミカル中華ファンタジー」となっていたが、作者さまの過去作から察するに、ただコミカルさをお気軽に楽しむ話ではないはず。
    と思っていたら、やっぱりだった!
    割と最初から容易に人は死ぬし、終盤は物騒な展開からの大立ち回りの上、敵だったキャラは容赦なくご臨終。
    可愛い表紙絵に騙されてはいけない。
    コミカルな部分って、転生先の義父母とペットのアヒルくらいか。
    あと、主人公が後宮でギャンブルするくらい?

    一応化学薬品メーカー出の一般OLさんが、ほぼ一般知識で危機を切り抜けていく話。
    一からのやり直しではなく、元々いた人に上書きされる形での転生なので、前との性格や知識の差で苦労することに。
    礼儀作法がからっきしになってしまって、義兄がうるさいうるさい。
    でも何だかんだで義妹を助けてくれて、何だかんだで義妹に助けられている彼である。

    特別な知識がなくても、普通の子でも、転生先で活躍できる希望もありつつ、でも周囲の人間が容易に死んでいく容赦ない世界に恐ろしさも覚えつつ。
    ハラハラさせられること多数のお話だった。
    主人公が逞しいので、殺伐としていても乗り越えられたけれども、やはり油断ならないのが、この作者さまの作風だなとしみじみ。

  • ドタバタ過ぎ

  • 久々にライトなモノが読みたいという事でコミカル中華ファンタジーと帯にあったこちらを読んでみた。
    婚約者と親友の浮気現場を見た直後事故死するというハードながらもありがちな導入から、突然死体が隣にあったり拷問を受けそうになったりと急展開で驚き。コミカルとはいったいと思うほど人は割と死んでいく。
    個人的には現代知識を生かして宮中で上り詰めていくタイプかと思ったけど、がっつり陰謀をお義兄さまと追いかけて命がけで皇帝を守るタイプの怒濤の展開だった。まぁこれはこれで読み応えもあったし、合間合間のお義兄さまとのやり取りに微笑ましさを感じたりと面白かったので良かった。玉夏が最後まで普通に悪い子だったのは残念だったなぁ。
    最後にお義兄さまに真実を明かしたのは意外だった。続編あるなら読んでみたい。

  • Tさんのおすすめ。

    異世界に転生して水を濾過してみせるとは、
    王家の紋章かよ、とつっこまずにはいられない。
    派遣OLだった凛は、中国っぼい世界に転生し、
    皇帝の弟夫婦に娘同然にかわいがられている姫となり、
    幸せなお嬢様生活かと思いきや、
    皇弟は浪費家で台所は火の車。
    複式簿記で家計を把握し、盗賊を捕まえるのを助けたのを認められ、
    女官として働くことになる。

    派遣で働き、人間関係を円滑にするコツを掴み、
    方向感覚が良くて、
    学生時代には引越し屋でバイトをし、
    アロマキャンドルの作り方を習いに行き、
    おばあちゃんにヘチマ水の作り方を習う、と
    よっぽど現世での人生の方に興味がわくのだが。

    見たこともない美男子、義理の兄との色恋沙汰は今のところ全くない。

  • 転生ものの小説初めて読んだ。

  • 婚約者と親友の浮気現場を目撃、交通事故に遭った長峰凛
    気付いたら意識転生していて古代中華世界で命の危機
    知識と機転で、この世界で生きていく決意をする迄の冒険譚

    現代との命の重さや価値観の違いに凛が戦き恐怖する様子は臨場感がありました
    中華ドラマ並に人が死んでいきます

  • 異世界転生もの見る度に、あぁ、私が転生しても何ひとつチート要素がないなぁと思う笑
    何だかあれよあれよという間に巻き込まれ収束していったかんじ。

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著者プロフィール

1980年静岡県生まれ。Hartnell College卒、The Art Institute of Seattle 卒。『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』で第4回角川文庫キャラクター小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。同作は発売後即重版がかかり、シリーズ化された。他の著作に「後宮の木蘭」シリーズがある。美しく緻密に作りこまれた世界観と親しみやすいキャラクター造形、端正な文章で読者の支持を得ている。

「2023年 『香華宮の転生女官3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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