- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041121948
作品紹介・あらすじ
「働かざる者食うべからず」が信条の苦労性貧乏OL・長峰凜、28歳。仕事も恋も、最近若干停滞気味。
ある日凜は、彼氏が親友と浮気をしている場面に遭遇する。
追いかけようとして車に轢かれてしまった凜は、目覚めると中国とおぼしき過去の世界に転生していた!
すぐ横には血まみれの死体。まったく状況が呑み込めずにいると、なんと殺人事件の犯人と間違えられ、投獄されてしまう。
窮地に陥る凜だが、時の皇帝の甥で武官である趙子陣(ちょう・しじん)に助けられ事なきを得る。
周囲の人の話から推測するに、どうやら凜は、自分と同じ名前を持つ宮廷女官・南凜(なん・りん)の体に転生してしまったらしい。
子陣の屋敷に居候することになった凜は、現世では全く役に立たなかった数々のスキルを使い、子陣や周囲の人を助ける。
活躍ぶりが皇帝の耳に入り、凜は勅命を受けて香華宮で女官として働くことに!
裏ミッションとして、皇帝のスパイを命じられた凜は、宮中で数々の奇妙な事件に遭遇し……?
イラスト/べっこ
感想・レビュー・書評
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まあ、中華ものだが、あんまりその雰囲気は強くなくて、お気楽転生物という感じ。皇帝の弟の義理の娘に転生した凛。物おじしない闊達さを生かして、義兄と協力して、皇帝への陰謀を阻止する話。義理の親や兄、皇帝の娘などと暖かい関係を結べているのが、安心して読める。それだけに、極めてお気楽ではある。
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婚約者と親友の浮気現場を目撃、交通事故に遭った長峰凛
気付いたら意識転生していて古代中華世界で命の危機
知識と機転で、この世界で生きていく決意をする迄の冒険譚
現代との命の重さや価値観の違いに凛が戦き恐怖する様子は臨場感がありました
中華ドラマ並に人が死んでいきます -
転生ものの小説初めて読んだ。
著者プロフィール
朝田小夏の作品





