わが家は祇園の拝み屋さん15 それぞれの未来と変わらぬ想い (15) (角川文庫)
- KADOKAWA (2022年2月22日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041121962
作品紹介・あらすじ
小春(こはる)たちチームOGMの活躍によって、巫狐(みこ)による京都の心霊スポットでの動画撮影騒動は一件落着したかに思われた。
だが、その裏で暗躍していた、怪しげな黒い狐面の存在が明らかになる。
小春たちは、心霊スポットで何かを探している様子だったというその人物の正体を追うが、仲間の一人が連れ去られてしまい……!?
黒い狐面の衝撃の正体、そしてその胸に秘されていた切なる想いと願いとは――。
前世からの縁を通じてめぐり逢い、数々の不思議な出来事を解決してきた小春と澪人。
大切な出逢いと経験を糧に、それぞれの新たな未来に向けて、ついに一歩を踏み出す!
京都の四季と和菓子で贈る、優しい恋と成長の物語。
大人気日常ファンタジー、温かな希望あふれる感動のフィナーレ!
――この祇園で、数々の愛しき縁と出逢い、胸に抱いたこの夢と想いは、きっと、ずっと色褪せない。
感想・レビュー・書評
-
京都の心霊スポットでの動画撮影騒動は一件落着?巫狐の正体が、まさか、あそこでつながっていたとは!?千歳が危ない?秘密の入り口から過去?過去の記憶への誘われる。
各自、自分の進路について考えて、エンドロール。彼ららしい幕引きだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終回です。
「さくら庵」に同居していた澪たんが、上賀茂の家に帰ります。
そして、葛葉さんの思い人が まさかの…。
澪たんと小春の仲は?
表の主人公は澪たん、裏が小春=陽と陰。奥深いです。
最後まで読んで下さいね〜。
今回出てくる和菓子は
松原さんの作った『はさみ菊』『紅姫竜胆』
宗次郎の作る『和栗のモンブラン』『鈴の懐中しるこ』 -
2022年2月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ15作目にして最終巻。あとがきにあるように最後の3巻は、たわいないお話が続き、この巻も少しの緊張感はあるもののほわ~んとした雰囲気でまとめてあり、ちょっと不満でした
-
これにて完結!
-
はぁ~終わってしもうた~(T.T)「かりそめの想い」は良い考え方だな~(*´ー`*)高槻准教授はテレビドラマだけで我慢していたけれど、読みたくなっちゃった(^^;)また番外編で皆に会えるかも?(*^.^*)ワクワク
-
今回で最終巻。宗次朗のお店を手伝ってくれる松原さんの過去の話、松原さんがもう一歩踏み出す人だったら。宗次朗のお店の精霊たちが手伝ってくれる、て宗次朗の力本当にすごい。動画配信者騒動に関わっていた黒狐面。最終的には前世の思いも繋がって解決したわけだけど、由里子は受験のためあまり登場せず。チラッチラッと出てきただけで残念だった。番外編とかまた期待できるのかな?とりあえずお疲れ様でした。
-
望月麻衣さんの小説が好きで
わがまちが、完結少し寂しいですが。
それぞれの先の未来が幸せな日常を想い描いてるのが印象的でした。
-
最後に高槻彰先生の名前が出てびっくり。絡みがあったら面白かったのに残念ながら名前だけだった。
-
最後は丸く大団円で良かった良かった。
-
「紅姫竜胆の想い。」
久しぶりの実家では。
当人たちが話し合って大丈夫だと言っていたとしても、明らかに異常な状況なのだから第三者の目線から冷静に見て判断すべきだったろ。
「和栗のモンブランと深まる謎。」
見つけ出した札には。
これだけのものを封じることができる力があるのであれば、下手に増殖してしまう前に祓い清めることも可能だったのではないだろうか。
「かりそめの想いと特製アンパン。」
弱いものが増えると。
目的があって作り出された空間だったのならば、それが完成してしまった時に従えることが出来るのであれば相当危険なことではないか。
「過去の精算と懐中しるこ。」
どうしても助けたい。
ちょっとした事で踏み入れれるような場所にまで禁足地があると、対処しようにも大掛かりなことは出来ないというのはもどかしいだろ。 -
1巻から15巻まで、4日をかけて一気読みしました。印象ですが「すずめの戸締り」ぽいなと。
最初は京都を舞台にしたのんびりほんわかファンタジーという印象でしたが、ストーリーが進むうちに本格的な陰陽師ストーリーになり、なんとなく都合が良すぎるような設定に感じなくはなかったけれど、面白かったので!
「自分がどうしたいか」を大事にしなければなあ、と。
続編のEXがあるようなので、彼らの5年後を知りたいと思っている。
-
全体的に今までの話の落穂ひろい的な大団円
(子供のころ大円団だとおもっていた)
カメオ出演で准教授高杉彰良もでてきた(´・ω・`) -
皆和気藹々としつつもしっかり自分の未来を見据えて進んでいて、シリーズの流れそのままのほっこりする終わり方で良かったです。
穏やかで優しい雰囲気が素敵。 -
ハッピーエンドでこの先の未来も匂わして終わって面白かったけど、二人の進展がほとんどなくて、少しがっかりです。
著者プロフィール
望月麻衣の作品





