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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041122501

作品紹介・あらすじ

森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。
青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結! 本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 祝文庫化!

    本からはじまる物語 | メディアパル
    https://www.mediapal.co.jp/book/090/

    「本からはじまる物語」 阿刀田 高[角川文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322110000636/

  • 「本」や「本屋」がテーマとなっており、
    ファンタジーや恋愛、ミステリー、
    時代小説などジャンルは様々あるので
    とってもお得な感じがします。

    私は本が好きです。
    青春時代にも殺人事件にも
    不思議なファンタジーの世界にも、
    どこへでも連れていってくれる。

    そして、知識や語彙力も得られ、
    想像力は身につき、新たな発見もある。
    私じゃない私になれる時間。

    だから私は本を読むんだと思います。

    本が好きな方には是非読んで欲しい本です。

  • トーハンしゅっぱんフォーラム2005〜2007年に掲載された本をテーマにした小説18作品を2007年12月メディアパル刊。書き下ろし。2022年3月角川文庫化。執筆陣が豪華で、内容も多彩。ただ、いずれも軽めの内容で残るものはなかったです。
    【収録】恩田陸:飛び出す,絵本、本多孝好:十一月の約束、今江祥智:招き猫異譚、二階堂黎人:白ヒゲの紳士、阿刀田高:本屋の魔法使い、いしいしんじ:サラマンダー、柴崎友香:世界の片隅で、朱川湊人:読書家ロップ、篠田節子:バックヤード、山本一力:閻魔堂の虹、大道珠貴:気が向いたらおいでね、市川拓司:さよならのかわりに、山崎洋子:メッセージ、有栖川有栖:迷宮書房、梨木香歩:本棚にならぶ、石田衣良:23時のブックストア、内海隆一郎:生きてきた証に、三崎亜記:The Book Day

  • 本に纏わるアンソロジー。
    お馴染みの作家さんは、なるほど作家さんらしいお話だし、はじめての作家さんの話はなかなか新鮮だ。

    梨木香歩さんの「本棚にならぶ」がとても衝撃的で印象が強かった。なんだか、私もこんな風になっていく気がしないでもないと。怖いよりもなぜか納得してしまうのだ。

  • 本が好きな人には是非読んでほしい!
    本と人との関わり方、大切な本の思い出、ファンタジーな物語もあり、、、

    色々な方のストーリーをいっぺんに楽しめる欲張りな本です!!

  • 本にまつわるショートショート18編。半分以上がファンタジー系。当然というか、本屋が舞台の話が多い。隙間時間にちょうどよかった。

  • 市川拓司さんの『さよならのかわりに』がお気に入りです。

  • 18人の作家による本にまつわるアンソロジー。
    市川拓司さん「さよならのかわりに」が面白かった。梨木香歩さん「本棚にならぶ」は勝手なイメージでほんわかした話かと思ったらなかなかに怖かった。どの作家さんの話からも本好きな気持ちが溢れ出ているように感じた。

  • 玉石混交、というかショートショートだけに皆小粒。
    好きな作家のだけ読むので十分かも。いや、逆にガッカリするかな。

  • ファンタジー寄りかな。
    色んな本を紹介してもらえるのかなと思ってたけど、そうじゃなかった。
    本を読むひとも、本屋さんも、悲喜こもごも色々あるなあ、と。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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