脳科学捜査官 真田夏希 クリミナル・ブラウン (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 175
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041122631

作品紹介・あらすじ

神奈川県警の心理職特別捜査官・真田夏希に贈られてきた人形。その服は、夏希がかつて人前でまとっていた物にそっくりだった。ファンを名乗る者から次々と贈られてくる人形には、どんな意図があるのか?

感想・レビュー・書評

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  • また新しい登場人物が出てきました。
    女性の管理官ですが、あまり夏希との相性が良くないことが露骨すぎて若干引きました。

    再びオレスカ事件と関わりがありそうな展開に細部を思い出せず。機会があれば再読したいです。

    展開は唐突な感じも多くみられましたが、怨恨の連鎖が深かったです。

  • もうシリーズも何作目か分からなくなってしまったが、前作が1月だったと思うので、まだまだかなりのハイペースで出して来る。ネタも尽きた感も否めないが・・・
    横須賀署管内で打ち上げされた遺体は、夏希が以前かかわった「オレンジ☆スカッシュ」事件の関係者であり、SNSで犯行声明が出たことから、捜査本部に呼ばれた夏希。
    気心知れた管理官が他の捜査本部に出ていることから、今回夏希の前に現れたのは女性の管理官。夏希の活躍を良く思っておらず、敵対心バチバチ。
    このご時世に「女性=感情的」を丸出しにし、捜査をどんどんミスリードしていく中、夏希は上杉と前作から登場する捜査一課の沙羅と3人で過去の「オレンジ☆スカッシュ」事件の関係者を当たっていく。
    いや、感想を書くのに「☆」を入れるだけでも恥ずかしいのに、本文中にこの「☆」を多用する作者の気が知れない。
    序盤から夏希の元に送り続けられる人形の話と、今回の事件を無理やりこじつけているところも頂けない。
    今回の犯人の動機はあまりにも無理があり過ぎる。
    唯一の見どころであるアリシアも最後の最後まで出て来ないし、もう終わってもいいんじゃないかなぁ。
    毎回毎回江ノ島署の加藤のヘルプも限界だと思うけど。

  • こういう展開になると自由に動ける警視である上杉は使い勝手のいいキャラですね。展開はちょっともう一つな感じ。これまでの犯人に比べて短絡的すぎる感じですし。あと夏希に人形が送られてくる展開は、ちょっと蛇足巻がありますね。

  • 新しく帳場の管理官として登場した芳賀管理官。夏希の心理学的アプローチを全く信じておらず、捜査の方向は別方向に。
    ただ、それにも負けずに夏希たち上杉一派の独自の捜査によって事件が解決されたことにはスカッとした。

  • 新しい登場人物、女性管理官芳賀。
    真田夏希には手厳しい管理官です。
    張り切り過ぎ感有りの芳賀管理官です。
    まだまだシリーズ続きそうですね。
    楽しみにしています。

  • 入院生活14冊目。

    ステレオタイプなパワハラ女上司が出てきて、色々香ばしい巻ですね。読む人を選ぶかも。

  • 本日発売の真田夏希シリーズ最新刊

    非公開の自宅住所に自分に似せた人形が架空名で届けられる
    いきなりここから恐怖

    相変わらず優れた夏希のプロファイル分析

    夏希の自宅がある舞岡駅。私も行ったことがあるけど、夜は人が少なくて独身女性が住むのは危険、と、この物語で改めて思いました

  • 神奈川県警の心理分析官・真田夏希 の元に、奇妙なプレゼントが届けられた。送り主は、刑事部捜査一課長の福島の名を騙り、中には、見覚えのある衣装を着た人形が入っていたのだ。何者かが脅そうとしているのか。身の危険を感じる夏希をよそに、横須賀で遺体が発見され、彼女は捜査本部に招集されることになる。だが、そこでさらなる衝撃が夏希を襲う。被害者は、以前夏希が捜査に関わった事件で国会議員を辞職した男だった――。





  • 266ページ(文庫)

  • 惰性で続けてもいいかな

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著者プロフィール

中央大学法学部政治学科を卒業後、神奈川県内の小学校で学校事務職員として勤務。2014年3月に小説執筆に専念するため、フリーとなる。社会保険労務士、行政書士の資格を持つ。熱烈なフラメンコファンであり、多くのアーティストを応援している。2014年 『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞受賞。15年同作で、第3回野村胡堂文学賞受賞。

「2023年 『脳科学捜査官 真田夏希 エキセントリック・ヴァーミリオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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