人間腸詰 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.43
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本棚登録 : 233
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041123256

作品紹介・あらすじ

あっしの洋行の土産話ですか。何なら御勘弁願いたいもんで。明治時代末期、大工の治吉はセントルイスで開かれる大博覧会で働くため、アメリカへ旅立った。ある夜、職場で出会った美しい中国人女性に誘われるがまま街へ出ると、不気味な地下室に連れ込まれる。そこで治吉が眼にしたのは、ガリガリと耳障りな音を立てて稼働する謎の肉挽機械だった……。幻想と猟奇趣味に彩られた粒ぞろいの短編全8編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 再読本
    と言っても、読んだのはもうふた昔も前になる。
    ただ、奥付を見たら改版初版のようだ。
    もちろん違いなんて分かるはずもなく(笑

    かなり久しぶりの再読なんだけど「人間腸詰」「木魂」はなんとなく読んだ記憶があった。
    なんとなくのイメージとしての記憶だけど。

    一番好きなのは「戦場」
    とにかく引き込まれる。そして感情が忙しい。
    迫力のリアリティで戦争を語ったかと思えば、ハインリヒとの神秘的な交流が始まる。と思ったらまた戦争の恐ろしい描写が始まり……と、展開が目まぐるしいけどとても面白い!

    作品によっては思ってた以上に装飾過多な文章でとても驚いた。
    (というか、作品ごとに語り口が違いすぎるのよね)
    「髪切虫」のポエムは半分流し読んでしまったよ……ごめんね……

  • なんというひどいタイトル笑
    しかも比喩的表現かと思いきや、マジメに人間ソーセージでした。恐ろしい。
    いつも度肝を抜いてくれる夢野久作先生です。

  • 読む時代を間違えた

  • 夏の田舎で読みました
    蝉の鳴き声によく合う

  • 表題作のインパクトがやっぱりすごい。グロさだけじゃなく、フイ嬢の切なさと愛おしさもある。
    コレラ事件のドタバタした挙句…みたいな感じも好き。

  • わんかぷ、てんせんす、かみんかみん…。
    表題作に出てくる台詞で、抜群に頭に残る。巧いなぁ。
    そのほかでは、あり得るような『戦場』にぞっとした。

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著者プロフィール

明治22年(1889年)福岡県生まれ。慶應義塾大学中退。様々な職業を転々としたあと、37歳のときに「あやかしの鼓」を発表。主な著書に、『ドグラ・マグラ』、『少女地獄』などがある。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『瓶詰地獄』(夢野久作+ホノジロトヲジ)がある。

「2023年 『ルルとミミ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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