テウトの創薬

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 164
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041123294

作品紹介・あらすじ

新技術でのバイオ医薬品生産を目指すトトバイオ社はある事件を機に新技術の開発者である教授と袂を分かつ。以来、同社の経営には暗雲が……。経営と先端学術、ビジネスマンと研究者が相剋し共闘する人間ドラマ!

感想・レビュー・書評

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  • 新薬の開発を題材にした小説。

    これまでに類のない新たな着眼点で
    がん細胞に効果を発揮する医薬品開発に
    情熱を注ぐバイオベンチャー企業と、
    それを全力で支える研究者や支援者の姿が
    詳細に描かれた物語。

    思わぬ事件が発生する中、諦めず立ち向かう
    人々の誠実な姿が素敵でした。









  • 『がん消滅の罠』にハマったのがきっかけで、この作品も読みました。創薬業界にこれまで縁がなかっただけに新鮮に感じました。抗体カクテル療法とかは、今のコロナにもつながるような‥なんて思いながらも、ちょっとカイコは苦手(汗)。登場人物のこのあととか、トトバイオの今後とか気になります!

  • 『がん消滅の罠』著者の新作。前半はミステリーで後半は勧善懲悪の(現代が舞台の)時代劇。製薬会社が舞台なので医療系の描写はあるものの、業界に強い影響力を持つ大学教授が悪役だったりライバル企業が出てきたり池井戸潤の『下町ロケット ガウディ編』のようなテイスト。そういう意味で既視感はやや強め。

  • 小説なので脚色されている部分も多くあるとは認めつつ、業界関係者としては「うわぁ、ありそう。。。(^_^;)」という部分が多く散りばめられていて面白かった。

    バイオベンチャーとアカデミアの関係性や、企業買収とホワイトナイトの出現、社内政治、バイオベンチャー社内でのいざこざなどなど…

    一般受けするかは微妙なところだが、製薬/バイオ関係者はより楽しめる一冊だと思う。

  • バイオベンチャーの雰囲気がわかる。

  • 2022/8/21 読了
    余り聞かない創薬業界を舞台にした小説ということで、期待値はそこそこあったけど、読後感は今一つ。
    思うに、カイコを使った高分子化合物も合成(加えて、衰退していた養蚕業を立て直す可能性がある)というアイデアは素晴らしかったが、エンタメとして、“連続殺虫事件”のミステリだったり、敵対的買収を扱った経済小説だったり、ラブストーリーだったりと、てんこ盛り過ぎて、話の焦点がボケた事によるのではないか?

  • 08月-19。3.5点。
    創薬バイオベンチャーの物語。カイコを使って創薬する会社。カイコに雑菌が入り込み、大量死。犯人は社内なのか。

    勧善懲悪のストーリー。単純だが結構面白かった。

  • 世界の新薬の6割を生みだす、創薬ベンチャ―の知られざる世界!
    カイコを利用する新技術でバイオ医薬品の生産を目指すトトバイオサイエンスの研究開発部長の進藤颯太郎は、工場で起きた事件をきっかけに同社の科学顧問で上州大学医学部教授でもある加賀義武の本性を知る。
    事件後、加賀と袂を分かったトトバイオと進藤は、新たな科学顧問探しと新薬開発を進めるが、加賀の妨害工作でトトバイオの株価は下落する。
    さらに帝央製薬と手を組んだ加賀の狙いは――。
    (アマゾンより引用)

  • なんか無駄に長い

  • 新薬というと大手製薬メーカー...というイメージが強いが、世界の新薬の約6割は創薬ベンチャーからの誕生。
      
    創薬ベンチャー業界の内情や製薬メーカー、アカデミアの関係性、そして投資機関であるベンチャーキャピタルなどを絡め、物凄く分かりやすく書かれていてサクサク読めた。
     
    又、PMDA(医薬品医療機器総合機構)や、製薬モダリティ(医薬品の物理的分類)などについても物凄くわかりやすかった。

    蚕でつくる創薬の未来。
    新薬誕生までにはまだまだ莫大な時間と資金がかかり、数々の困難があるかもしれないが、難病患者さんの為、なんとか踏ん張って欲しいな...と願いながら読んだ。

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著者プロフィール

1976年、埼玉県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修了。国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。現在、医療系出版社に勤務。第15回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2017年に『がん消滅の罠 完全寛解の謎』でデビュー。他の著書に『時限感染』(以上、宝島社)、『テウトの創薬』(KADOKAWA)がある。

「2022年 『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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