倒れるときは前のめり ふたたび (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041123317

作品紹介・あらすじ

有川浩から有川ひろへ。その理由には意外な「ご縁」があった。子供の頃から愛してやまない「コロボックル物語」新作執筆の裏側、いつも心を寄せる書店や被災地、愛する本への想いなど。エッセイ等41本に加え、本を巡る恋を描いた短編小説「彼女の本棚」、『県庁おもてなし課』のサイドストーリー「サマーフェスタ」を収録。書き下ろしの「文庫版のためのあとがき」も掲載。人気作家の魅力がたっぷり詰まった、エッセイ集第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ大好きなんです。
    自分の知らなかった世界を知る事が出来て読書しながら調べてみたり。
    作者さんの本や世の中に対する思いになるほどなと素直に感心出来ます。また最後には短編小説もあり、毎日楽しみながら少しずつ読み終えました。

  • 有川ひろの倒れるときは前のめり ふたたびを読みました。

    有川ひろが日頃考えていることが紹介されています。
    インターネットの匿名性を利用したクリエイターへの攻撃についても主張を展開しています。
    読書感想文や作者への手紙を学校の授業として書かせることの是非についても書かれています。

    また、有川ひろが気に入っている本も紹介されています。
    紹介されている本にはkonnokが気に入っているものも含まれていますが、知らなかった本はそのうち読んでみようと思いました。

  • あっちこっちに寄稿・掲載・収録された文章のまとめ 第二弾

    主な内容は以下の通り

    「有川浩」から「有川ひろ」に改名したの理由
    図書館が書籍の売上を減らしているという意見へのスタンス
    エロ規制への苦言
    ファンレターを作家に送るのを課題にする教育機関への意見
    作家に手紙を初めて送るという機会を教育の一環で奪うな
    教育のためならば無償でという傲慢さへの苦言
    コロボックル物語を継承した経緯

    様々な本の巻末に寄せた解説文

    シアターは完結させないと決めた理由
    ファンを盾に攻撃した人たちによって疲弊したため
    言葉はそこまで作者に届き、疲弊させ、作品を止めるという前例を作るため

    世界一のクリスマスツリー騒動
    被災の経験は千差万別で、誰も被災者の代表とはなれない
    そんな騒動の顛末を記した碑として

    児玉清との対談

    前作収録の「彼の本棚」と対となる短編
    高知のUターン就職の難しさ(特に女性)を描いた県庁おもてなし課の前日譚


    学校教育への苦言には同意
    私は今でこそこれだけ本を読むようになったけど、子供の頃はマンガが主で本は読んでいなかった
    中学生の頃に銀河英雄伝説やシドニィ・シェルダンの何冊かは読んでたけど、アニメきっかけだったり兄や家族の影響なだけで他には発展してなかったんだよね
    課題としての読書感想文もあらすじをまとめて文字数を稼ぐような、書き方を理解してなかった文章でしたね
    今思えば、漠然と「読書感想文」を処理してたなぁ
    今だったら物語のあらすじではなく、自分の事をつらつらと書いて文字数を稼ぐし、寧ろそっちの方が正しいと知ってしまったなぁ


    それにしても有川ひろさんは、敢えて火中の栗を拾いにいく作家さんだよなぁ……
    本来は作家が矢面に立つ必要がないようにするべきでしょうに、そうなっていないからこそ立ち上がる姿はカッコいい
    でも、そこに危うさを感じる
    ある意味で正しいのだろうけど、絶対的な正義も正解もないので、周囲は余計に焼け野原になるのではなかろうか?

    「好き」と書くのは良いが「嫌い」というのは相手やそれを好きな人傷つけるのでやめようという主張

    個人的にはそこまでのお花畑の社会が却って怖い

    権利には義務が付き、自由には責任が対になる
    だとしたら、読者としても感想を言う自由はあるし、その言葉に責任は持つよ
    だからこそ、嫌いとまでは書かないけど、自分に理解できなかったら「わからなかった」と書くし、癇に障る内容だったら「私には」合わなかったと書く自由はある


    「好き」という言葉も時には人を傷つける場合もあるし
    「嫌い」と発信するなというのも、ある種の言論封鎖なので良くないと思う
    行き過ぎた誹謗中傷は論外としても、トラブルを事前に避けるために自分の苦手なものを公表する自由は保証されてもよいと思う


    小説の映像化について

    有川ひろさんはどうか知らないけど、声を出せない原作者も中にはいるという事例もある
    代弁というのは傲慢でしょうけど、作品の一ファンとして映像化についての感想を言う自由は保証されても良い

    映像化に際して、色々なハードルや障壁があるのはわかるけど
    作品の解釈についての違いを言うなと制限してしまっては文化の発展は見込めないでしょ

    「何かを好きだということを盾に他のものに暴言や暴力を振るうことは、実は大変に危険なことだと思っています」
    自称ファンの中には作者さんにさえ攻撃をする人がいるのでしょうね
    確かに、こんな過激な行動は酷いし
    世の中に発表された作品の法的な権利は著者にあるでしょうけど
    一度受け取った作品はその人の中にあるものだからねぇ
    解釈の違いは、原作者でさえ攻撃の対象になりえるのでしょうね


    「見る権利、見ない権利」があるというのであれば
    クリエイターこそ、感想を見る権利と見ない権利がある
    どうしても見てしまうときがあるというのも人の弱さなんだから、それをコントロールする術を身に着けないとクリエイターとしてやっていくのは難しいのではなかろうか?
    本人宛に直接石を投げるのはダメだけど、SNSで個人アカウントで投稿するのは規制すべきではないと思う

    一方的に「嫌なら見るな」は論理が破綻している
    同様の事が逆向きにも言えることなのだから

    顕在化された問題の過激な部分を切り取って、片方の側から主語のデカい解決法を提示しているだけに思えてしまった
    私は、世の中には多様な考えがあるという事を有川さんの著作から学んできたと思っていたんですけどねぇ

    この辺りの意見は「イマジン?」を読んだときにも思った事ですね

    あと、映画のロケで著者が来たら晴れたというエピソード
    やはり実話だったのですね

    あの作品は有川さんの作品の映像化に際しての実話がいくつか紛れているわけだけれども
    もしかして、最終話のように制作側から泥水を浴びせられるような提案とかもあったりしたんだろうか?
    読み返してみたら前にはわからなかった気づきがあるかもしれない



    小説の解説依頼

    図書館戦争でキャラ読みをする笠原郁は有川さん本人を投影してるんだな

    那州雪絵は「ここはグリーン・ウッド」は読んだけど、他は読んでない

    「ミミズクと夜の王」は既読
    確かに安っぽいけどストレートな物語で私も泣けた

    2冊は面白そうなので買った
    「詩羽のいる街」山本弘
    「梅鼠」須藤真澄

    そのうち読んだら感想書くかな

  • 就職面接の「趣味」の欄に「本屋に行くこと」と書いた。

    「読書が趣味です」と言い切れるほど、読書量にも質にも自信がなかった。

    でも、子供のころから本屋は大好きだった。

    あの頃のことから、今現在の自分を形作っている様々なことを思い出させてくれた著者のエッセー集第二弾。

    「有川浩」から「有川ひろ」に改名した経緯のコラムから始まる。

    全編に、本への、本に携わる人々への強くてまっすぐな愛が貫かれている。

    巻末に収録された二つの「特別収録小説」。

    「彼女の本棚」は、前巻「倒れるときは前のめり」に収録の「彼の本棚」の対になるストーリー。

    「サマーフェスタ」は、「県庁おもてなし課」のサイドストーリー。



    本が読みたくなる。

    本屋に行きたくなる。

    本を買いたくなる。

    そして、本について大事な人と語り合いたくなる本である。

    <本書から>

    〇児玉清さんの遺産--偉大な師からの口伝、「思想」を託された。

    〇図書館と本の売り上げについて。

    〇「生」の字--宝塚で好きな光景。

    〇「物語」の先達たちとの幸福な出会い。

  • シアターの続編がなかなか出ない理由がわかりかなりガックリしました。この悲しみを癒してくれる新作が出ることを待ち望んでおります。

  • このエッセイでは、SNSでのメッセージについての苦言がありましたが共感できました。 「好き」ど書くのは良いが「嫌い」というのは相手を傷つけるのでやめよう。その通りだと思います。
    嫌いと書かれた人が読んだらどういう気持ちになるか考えないないのでしょうか。自分の日記に書くのとは違います。有川さんがおっしゃる通り、ネットは公共の場です。

  • 数年前に、倒れるときは前のめりを読み、感想を残していた。それを読んで反省しきりである。今回のふたたびには、同一化願望について書かれていた。
    自分と嗜好が100%一致する人は、この世に存在しません。
    ハッキリと書かれていて、目が覚めた気分だ。著名人に対してもそうだが、私はどうも、周りにいる人に迷惑な願望を抱いて(伝えはしない)周りの人が自分の理想どおりに振る舞ってくれないとストレスを感じてしまう癖がある。馬鹿げた癖だ。もうやめよう。

  • 有川ひろは、言わねばならぬことは躊躇せず言う人だ。
    だから作らなくていい敵をつくることもあるのかもしれない。
    けれど、読者の心を耕すことがこの先も本を売ることに繋がり、本を売ることは本に係わる人たちの仕事を担保することであり、ひいては経済を回すことであるという信念のもとそれは行われる。

    この本でも、ネットを通じて自分の趣味趣向を押し付けることがどれだけ他人の心を傷つけるのかと、何度も何度も書かれている。
    同じ話を、結構念入りに何度も書いていても、通じない人には通じない。
    そのもどかしさも含めて、有川ひろは正直に本書に記している。
    それは、若い読者に対する大人の責任と考えるから。

    甘々な恋愛小説を書くイメージの強い作者だけれど、本人は結構骨太で勝ち気で頑固。
    それが作品に直接反映していないところがいいなあと思うのだ。
    読者は、作者が書きたいことをもっと積極的に受け止めに行こうよ。
    若い読者に媚びず、きちんと大人として若者に接する大人というのは、なかなかに貴重な存在だ。
    そして、折る程度大人のコマッタちゃんに対しては、それを是正するご縁はございませんと切り捨てる。
    そこがいいなあと思うのだ。

    稀代の読書家・児玉清さんへの想い、『コロボックル物語』への想い、新井素子へのあこがれ、植松努への共感。
    どれもまっすぐに強い気持ちが伝わってくる。

    「倒れるときは前のめり」
    これ、倒れるにしても、少しでも前へという著者の思いと「受けて立つ」という著者の覚悟が感じられて、とてもいい言葉だ。
    うっかりすると私も前のめりに斃れてしまうかもしれない危険で魅力的な思想だ。
    「お天道さまは見ている」という言葉とともに胸に深く刻んでおこう。

  • いろんな本や漫画の紹介がすごく面白くて、いくつか図書館で予約してしまった
    作者への手紙という学校課題に対する筆者の考えはすごく共感できたし、相手に貴重な時間を割いてもらうということを意識しなければならないということは日常生活でも絶対に忘れてはいけないと感じた
    震災のツリーの件は全然知らなくて、これから読んでみようと思った

  • 予断がない事が強みだという事、作品と作家の内面の関係性に関する考え方など、著者の輪郭をよりハッキリ感じました。特別収録小説にはやっぱり心震えました。新刊を楽しみに待ちたいです。

  • 2025.01.12

    図書館戦争、植物図鑑がすごく好きだったのでブックオフで見つけて懐かしくなって買ってみた有川さんのエッセイ。いつのまにかペンネーム変えられてたんですね。

    …有川さんの小説は好きですが、エッセイは作家の日常をもっとサラリと読みたい派なので、ちょっと濃ゆすぎて私の好みではなかった。だいぶ読み飛ばしました。
    2篇の小説は少女漫画が小説になったような描写とテンポの良さは相変わらずでスルスルと気持ちよく読めました。
    これから「県庁おもてなし課」を読もうと思ってるので主人公のスピンオフが読めて良かった。

  • エッセイ集第2弾!

    『コロボックル物語』の執筆の裏側を知れて良かったなと思います。また、有川さんにとって好きな作品を知ることが出来たし、言葉を尽くして説明されていたなという印象です。

    SNSの運用について多く書かれていたかなと思います。言葉は刃物であるという言葉は、あるアニメで主人公が話していた言葉でもありますが、言葉を扱う立場にある有川先生がおっしゃるからこそ、説得のようなものがありますね。

    「国語の学習」「学校や家庭での教育」
    教員を目指す上で、頭に残しておきたいと思いました。分かっていても、教育という共同体では口に出すことも難しかったりしますが…。

  • リアル書店、コロポックル、ネット等々、共感できる話がたくさんありました。
    著者の強い信念と愛する本への想い、匿名をいいことに言葉を人を傷つける道具にしてしまっているネット社会への怒りが溢れるような一冊でした。
    ネットの自由と匿名性が広がるにつれ、平気で人を攻撃する言葉が増えてきているように思います。
    ダメな事はダメと、きちんと叱る事が出来る大人も少なくなっています。
    正義感の強い人、真面目な人ほど生きづらい世界になっているような気がします。
    言葉が呪詛ではなく、言祝ぎとなりますように。
    最後の2つの小説、県庁おもてなし課の掛水の若い恋の話もあり、とてもよかったです。

  • やっぱりぶれないですね。読書が趣味です、と最近聞かなくなったし言わなくなったな、と。

  • 本という存在意義を作家という立場からここまで真正面に描いてきた作家が他に居るだろうか.それ故に?,普通以上に批判も浴びるのかも,と想像していたが,どうも文庫版あとがきを読む限り,当たらずとも遠からずだったようで,お疲れ様でした有り難う御座います,という純粋な気持ちが一読者として込み上げてくる.はい,誰知らず無事消えられることを祈念致します.

  • 914
    学生選書

  • 前作の「前のめり」は割とおもしろく読んだのだけど、今回は、わりとイラっとさせられる文章が多かった。小説以外はほぼ流し読みした。
    「クリエイターに対してネガティブなコメントをしないで。見るなって言われても、私たち見ちゃうの。でも、わたくしがやってるみたいに、引き際をわきまえて、しつこくしない批判はOKよっ」って、なんだソリャ、とあきれた。
    自分が気に入らない意見はNG、忖度ヨロシク、って、戦前の日本の検閲制度と基本方針同じですな。

    インターネットにあふれる情報に対して非常に稚拙でナイーブなリアクションをする人だなと思った。
    自分のファンの行動は、自分の言葉の力で変えることができる、と信じて疑っていない様子。

    でも、最後のあとがきで「今であったら、神戸のツリーにかかわらなかった」というようなことを書いておられて、改めて初出年を見て、ああそうか、と腑に落ちた。

    「Post-Truth」という言葉がオックスフォード大学出版局のその年の流行語の大賞に選ばれたのは2016年だった、と、ついこの間読んだマイケル・ルイス「かくて行動経済学は生まれり」の解説に書かれていて、あれ、そうか、トランプが勝った年か、なるほどね、とちょうど当時の世相を思い出していたところだったのだが、確かに、Post-Truthという言葉の意味するところが明確に意識される前は、世間も(そして私も)Post-Truth的なものに対して、もう少しナイーブだったな、とは思う。

    とはいえ、この作者の言うように、「昔は意見表明について人々に自制と自律が残っていた」とはぜーんぜん思わないけど。(昔から匿名の下では人とはそういうものだったかと)
    いずれにせよ、今は有名人には非常にハードな時代なのは確かなので、そこは心から同情します。

    最後の小説は良かったです。
    なかなか切なくてリアルで良かった。
    ただ、派遣切りのニュースが意味する問題の本質について、著者が理解していないようだったのは残念だった。
    あれはワーキングプアを生む搾取のシステムになってしまっていることが問題なのであって、地方経済の冷え込みとか地域格差が本質じゃないのだが。
    でも、まあ、物語としては良かった。

    あと、もう一つ、那州雪絵さんについて!
    久しぶりに思い出して読みたくなった。「月光」、好きだったのだが、内容を完全に忘れている自分にビックリ。
    出版社とのトラブルか何かで筆を折ったのかと勝手に思っていたのだけど、今も作品を描かれていると分かって嬉しい。
    思い出させてもらえて感謝感謝です。

  • 有川ひろさんのエッセイ集。
    エッセイ集の中には、有川ひろさんの迫力ある伝えたい言葉が溢れていた。

    東日本大震災のとき、電源も必要ない、腐らない、誰もが交換できる雑誌、本がどれだけ救いになったのか

    阪神淡路大震災にまつわる鎮魂。
    鎮魂は権利でも義務でもない、自由であるがゆえに責任もある。押し付けるものではない自由と責任がある。
    「言葉」がインターネットに溢れている怖さと責任、より良いものにしていきたい意志。

    様々な考えや伝えたいことが折り重なっていた。

    短編読み切り「サマーフェスタ」。
    切ない。
    わかっていた切なさ。
    でも、言葉にできた。言葉をもらった。
    だから、次へ進めた。
    有川ひろさんの苦い話もよかった。

    読み終えて....
    あーここ2年ほど小説をほとんど読んでいなかった。
    心が攻撃的になっていた気がする。
    小説という物語に入って、現実に帰ってくる。
    現実に帰ってくる時は、違った雰囲気を感じ取れる感覚とその余裕を持ち帰っていた気がする。

    小説は心の水。
    枯れてしまうもの。
    命を吹き込むもの。

    本屋さんにもひさびさに行ってみよう。
    ステキな言葉にであるかもしれない幸運を期待して。

  • 初読。有川さんのエッセイを読むと、この方が何を絶対に譲れないと考えているのか、そしてそれを表明することを怖れないのかがよくわかる。今までも多くのものと戦ってきて、これからも戦っていく人なんだろうなあと思う。

  • 個人的には今ひとつ。
    有川さんがお書きになる小気味良いテンポのある文章が好きな私にとって、有川さんのインタビューの文字起こしは「私の読みたいもの」ではなかったらしい。
    私がお金を出して読みたかったのはこれではない、と思ってインタビュー部分はほとんど読み飛ばしてしまった。
    全く同じ内容でも、有川さん本人が書かれるだけできっともっと面白く読めたんだろうな、と思ってしまう。

    有川さんが他の作者の本に向けて書かれた解説をまとめて読むことができたのは新鮮な体験だった。全て知らない本への解説だったが、どれも読みたくなった。メモしたので、次に書店に寄った時に買うと思う。

    書き下ろし短編2作もとても好き。
    インタビュー記事が本当に私の好みではなかったので星2でも…と思ったけれど、書き下ろし短編の甘さと苦さに「やっぱり有川さん大好きー!」となったので、星3。

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著者プロフィール

高知県出身。第10回電撃小説大賞『塩の街 wish on my precious』で2004年デビュー。2作目『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。『植物図鑑』『キケン』『県庁おもてなし課』『旅猫リポート』『三匹のおっさん』『阪急電車』『空飛ぶ広報室』『明日の子供たち』『イマジン?』など。2019年「有川浩」から「有川ひろ」に改名。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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