女だてら (角川文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • KADOKAWA (2023年2月24日発売)
3.25
  • (2)
  • (2)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 68
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784041123355

作品紹介・あらすじ

文政11年、漢詩人・原古処の娘であるみちは、若侍に姿を変えた。昨年、秋月黒田家の嫡子が急死し、福岡の黒田本家の専横に対抗できる人物を立てるべく、京、そして江戸へと向かう密命をおびたためだ。女であることをひた隠しにしながら任務に邁進するみちに、兄の友人・石上玖左衛門という心強い旅の道連れができる。だが酒を酌みかわし、心を通わせていく一方で、みちは、彼にも秘密があるのではないかと疑心暗鬼に囚われる。不気味な追っ手の影、錯綜する思惑、巨大な陰謀―聡明なみちは得意の変装術と機転で、危機を切り抜けていくが…。実在した漢詩人・原采蘋の数奇な半生と、秋月黒田家お家騒動の驚きの内幕をスリリングに描いた、圧巻の歴史ミステリー。

みんなの感想まとめ

実在の漢詩人の娘が、男装して密命を帯び、江戸へ向かう姿を描いた歴史ミステリーは、緊迫感あふれる展開が魅力です。主人公のみちは、家族のために奮闘しながら、信頼できる仲間や不明瞭な敵と出会い、数々の危険に...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「女だてら」書評 男装の放浪詩人に託された密書|好書好日
    https://book.asahi.com/article/13718773

    漢詩人・原采蘋の人生を描く圧巻の時代ミステリ!――『女だてら』諸田玲子 文庫巻末解説【解説:大矢博子】 | カドブン
    https://kadobun.jp/reviews/bunko/entry-47910.html

    ふるさと人物誌30 秋月の生んだ女流漢詩人 「原 采蘋」(はら さいひん)  | 朝倉市
    https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1297063521417/index.html

    「女だてら」 諸田 玲子[角川文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322111000502/

  • 主人公原菜蘋=みちは、秋月黒田藩の儒学者原古処を父に持つ実在の人物で、父亡き後、江戸へ出て勉学に励んだ女流漢詩人だとか。
    彼女の詳細に綴られた日記に何故か空白部分があることから、著者は作家の想像力と創造力を駆使し、藩のお家騒動を絡ませた歴史ミステリーに仕上げた。
    黒田藩の継嗣問題で父と兄から密命を帯びたみちは、男装して江戸へ向かう。
    途上、頼もしい味方や反対派の追っ手、さらには敵か味方かわからない同行者もあり、危難の連続にRPGのようなロードノベルの面白さ(著者には、同じくロードノベルともいえる時代小説『闇の峠』が合ったことを思い出す)。
    江戸の着いてからも、幕府老中たちの権力争いに翻弄され、果たしてみちは本懐が遂げられるのか、わくわくドキドキの連続。サスペンス満開で、エンタメの醍醐味が満喫される。
    史実にフィクションを織り交ぜ、大胆なエンタメ作品に仕立てた著者の手腕に賛歌。
    秋月藩の名に記憶があったと思っていたら、葉室麟氏の『秋月記』があった。猷tという名で記されている漢詩人が菜蘋=みちだろう。

  • 川越藩の藩主が名前だけ登場した

  • 30

  • 2026/03/26-04/07

  • 朝日新聞の書評で紹介されていたので、読んでみました。
    秋月の漢詩人 原故処の娘みちは、密命を帯びて、若侍に姿を変え、京から江戸へ。
    実在した漢詩人・原采蘋(みち)を案内役に、秋月黒田家お家騒動を描く。
    名君と言われる八代藩主長舒は、学問を奨励したり、有能な人材を召し抱えたり、新しい産業を保護したりと進歩的な政治を推し進めたが、藩の財政負担が大きく、亡くなった後の騒動に繋がった。
    名君と言われても、いつでも陰陽両面がある。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

諸田玲子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×