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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041123379
作品紹介・あらすじ
年齢不詳の探偵・濱地健三郎には、鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。新宿にある彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の強面刑事も秘かに足を運ぶほどだ。助手の志摩ユリエは、得技を活かして、探偵が視たモノの特徴を絵に描きとめていく―。郊外で猫と2人暮らしをしていた姉の失踪の謎と、弟が見た奇妙な光景が意外な形でつながる(「姉は何処」)。資産家が溺死した事件の犯人は、若き妻か、懐具合が悪い弟か?人間の哀しい性が炙り出される(「浴槽の花婿」)など、驚きと謀みに満ちた7篇を収録。ミステリの名手が、満を持して生み出した名探偵。待望のシリーズ、第2弾!
みんなの感想まとめ
探偵の濱地健三郎が幽霊を視る能力を持ち、ミステリーと怪談の境界を行き来する独自の魅力を持つ短編集です。各話は短いながらも内容は濃厚で、読者を引き込む力があります。特に、探偵と助手のユリエのコンビは、物...
感想・レビュー・書評
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短編集。
物理的な一話一話は、短めなのにとにかく内容が濃い。と、言っても詰め込み過ぎの読みづらさがなく、とにかく惹き込まれること間違いなし。
短時間で切りよく楽しみたいなら、超絶オススメの一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪談でもミステリーでもなく
「両者の境界線において新鮮な面白さを探すこと」
を目論んで書かれたこの作品。
心霊探偵濱地健三郎曰く
「こんな探偵がいることも
みだりに話さないでいただけると
ありがたい。
宣伝していただくても
わたしの存在は
わたしを必要とする人に伝わるのです」
今日も彼を必要とする人が
なぜか耳にした
この探偵事務所に連絡するのでした。
「幽霊だのお化けだのの相手ばかりして
何が面白くて生きているのだろう、
ときみの目には映っていたとしても
わたしは生きることを楽しんでいるよ」 -
年齢不詳の濱地健三郎と助手のユリエが魅力的で話が盛り上がるのかも。謎めいた人物というのは惹きつけられる。
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ハードカバーで買ったような気がしたけれど内容を覚えていないし実家のどこにしまったかも覚えていないので文庫版を購入しました。どれも面白い話でした。個人的には「ホームに佇む」が好きです。
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なかなか良かった。
3011冊
今年239冊目
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内容(ブックデータベースより)
江神二郎、火村英生に続く、異才の名探偵の事件簿、待望の第2弾!
年齢不詳の探偵・濱地健三郎には、鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。新宿にある彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の強面刑事も秘かに足を運ぶほどだ。助手の志摩ユリエは、得技を活かして、探偵が視たモノの特徴を絵に描きとめていく―。郊外で猫と2人暮らしをしていた姉の失踪の謎と、弟が見た奇妙な光景が意外な形でつながる(「姉は何処」)。資産家が溺死した事件の犯人は、若き妻か、懐具合が悪い弟か?人間の哀しい性が炙り出される(「浴槽の花婿」)など、驚きと謀みに満ちた7篇を収録。ミステリの名手が、満を持して生み出した名探偵。待望のシリーズ、第2弾!
令和6年2月26日~29日 -
『霊なる事件簿』から2年、待望の続編文庫化。本作を読む限り、濱地健三郎には強力な除霊能力もあり、素直に成仏してくれない霊でも“強制排除”出来るようだが詳細は不明のまま。第3弾『呪える事件簿』でその辺は明らかになるのだろうか? 楽しみにつぎの文庫化を待つ。
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ホラーミステリーは心霊現象を論理的に解き明かしてしまうものが多い。それも面白いけど、このシリーズは怪異は怪異のまま推理に組み込まれるのが新鮮で楽しい。『姉は何処』はこれぞまさに心霊探偵。アリス&火村シリーズみたいに、長編も読んでみたい。
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なんか人間て怖いねではなく、とても怖いし気味が悪い。だけど、登場人物の生が感じられ、不快どころかより温かな気持ちが味わえる。探偵もののミステリとしても、さすが有栖川有栖先生と思いました。
短編集なのでいろいろな幽に出会えます。
柄にもないことを言うが、恋に破れた男の気持ちは、わたしだって知っている。
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ソフトホラーです。私的にはもう少し怖いと嬉しいのですが、濱地さんと志摩さんのキャラクターが好きで読んでおります。
最後のお話だけ結構緊迫感があって、特にオススメです。 -
怖いの苦手だけどこれくらいならギリ読める。
ちゃんと解決するからかな。 -
ちょっと怖い話も微笑ましい話もあって、「不思議」を楽しみました。「ミステリー研究会の幽霊」のミス研メンバーにまた会いたいな。
著者プロフィール
有栖川有栖の作品
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