白蕾記

  • KADOKAWA (2023年4月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784041123645

作品紹介・あらすじ

大坂の蘭学塾「適塾」を営む名高い医学者、緒方洪庵の妻となった八重。ぎこちない暮らしの中、次第に二人は心を通わせていく。そんな中、恐るべき疫病の疱瘡が流行の兆しを見せはじめた。洪庵と八重は、人々が疱瘡に苦しむことのない世をつくるため、適塾で学ぶ志士たち――大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉らと共に新医術「牛痘種痘」を広めようとする。だが、それは長く困難な闘いの始まりだった。多くの人材を育て、近代医学の礎を築いた夫婦のひたむきな愛と絆を描く感動の歴史小説。

みんなの感想まとめ

命を守るための新たな医術、牛痘種痘の普及に尽力した緒方洪庵とその妻八重の愛と絆を描いた物語です。彼らの奮闘は、当時の疫病に苦しむ人々を救うための壮絶な戦いであり、医療の未来を切り開く重要な一歩でもあり...

感想・レビュー・書評

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  • 緒方洪庵が素晴らしすぎる!!
    なんて凄い人なんだ!!
    聞いた事ある名前だなと思ったら大好きなドラマ
    「仁」の武田鉄矢じゃないですか(꒪⌓︎꒪)
    仁での武田洪庵はそれは素晴らしい人で死ぬ前の2人の語る場面は号泣でした(꒦ິ⌑︎꒦ີ)

    と言う事で武田洪庵もとい緒方洪庵です。


    医師で蘭学者の緒方洪庵は当時まん延した「天然痘」《発症すると高熱が出て化膿性発疹が起こり、致死率も高い》を英国のジェンナーが開発した牛痘苗をワクチンに使う予防法をいち早く取り入れ、正確な情報を発信しつつスピード感をもって普及に努めた。


    今では当たり前になった予防接種
    「予め防ぐ」という考えさえない時代に命懸けで種痘を広め、痘苗を守ります。

    全六章は
    序章で妻・八重(この妻がまた素晴らしい)
    適塾の門下生で三章…橋本左内、松本俊平、福沢諭吉
    洪庵死後の終章と言う構成で、門下生は福沢諭吉は当然ながら後の2人も凄い功績を残した人達でした。

    内容➕読みやすさで☆4
    泣かせた武田鉄矢で☆5です:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。

    もっとみんなに読んで欲しいなぁ…





    • 土瓶さん
      なんかゴメンね。
      「白蕾記」のレビューなのに、京極夏彦のことばっかコメントして。
      テンション上がり過ぎたわ。
      なんかゴメンね。
      「白蕾記」のレビューなのに、京極夏彦のことばっかコメントして。
      テンション上がり過ぎたわ。
      2023/07/31
    • 1Q84O1さん
      本作と関係ないことで盛り上がらコメント欄はどこかのカリスマの十八番ですねw
      本作と関係ないことで盛り上がらコメント欄はどこかのカリスマの十八番ですねw
      2023/08/01
    • みんみんさん
      ε~( ̄、 ̄;)ゞフー
      ε~( ̄、 ̄;)ゞフー
      2023/08/01
  • 輝く良作、の一冊。

    予め防ぐ、と言う天然痘撲滅に尽力した緒方洪庵の想いの種が、予防接種という実を結ぶまでを描いた物語。

    派手な宣伝に包まれた数ある本の中に埋もれていても白い輝きを静かに放つ良作だと思う。

    種痘が人に、国に認められるまでの険しい道のり。

    接がなければ枯れてしまう種痘をまるでたすきのように継いでいく過程に、熱き涙の歴史の恩恵を受けた自分の姿勢を正したくなる。

    洪庵を支える妻 八重の愛がまた物語に輝きと涙を添える。

    誰もが自分の適する道を信じ継ぐ姿に、涙ながらに思った。

    人の願いと想いは枯れることはなし、と。

  • 【書評】『白蕾記(はくらいき)』佐藤雫著 - 産経ニュース(2023/5/28)
    https://www.sankei.com/article/20230528-TLKLRAE6HJKWNKMY424LPZOSCM/

    「白蕾記」佐藤雫著|日刊ゲンダイDIGITAL(2023/07/04)
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/325442

    愛と信念が日本の医療を変えた――伝染病の流行と闘った夫婦とその教え子たちを描く感動の歴史小説! 佐藤 雫『白蕾記』2023年4月21日(金)発売 | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/topics/9721/

    佐藤雫|時代小説ガイド | 時代小説SHOW
    https://www.jidai-show.net/bookguide/sato_shizuku/

    「白蕾記」佐藤雫 [文芸書] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322111000531/

  • 「言の葉は残りて」では源実朝と信子、「さざなみの彼方」では淀殿と大野治長と歴史に翻弄された男女の愛を描いて胸を揺さぶってくれた作者が、今度は緒方洪庵とその妻八重の歩んだ道を描く。

    佐藤雫さんということで純愛ものを期待しすぎたからか、前2作と比べて夫婦のエピソードは少なめでちょっと物足りないが、牛痘種痘を広め、予防医学の礎を築くことに尽力した洪庵と適塾の志士に焦点を当てた群像劇となっている。

    牛痘種痘はその種苗を外国から日本に持ち込むことがどれだけ困難だったか、漢方医の横槍にあって接種を進めることがどれだけ大変だったか、そのへんの書き込みは福井藩の笠原良策を主人公に描いた吉村昭の「雪の花」の方が一枚上手。

    個人的には26歳で斬首されたという橋本左内の最期が切なかった。

  • 天然痘のワクチンの普及に奔走した緒方洪庵とその妻八重の愛情を軸に話が展開していく。
    ちょっと人情的すぎる気がしたけど、(幼い頃に会っていて、政略結婚かと思いきや恋愛だったみたいな。昔の少女漫画っぽい展開。)
    登場人物像がしっかりしてておもしろい!!
    福沢諭吉の描き方がおもしろかった。実に魅力的な人物。(実際はどうだったのか気になるところ)

  • 疱瘡に苦しめられることのない世を目指して、種痘を広めようとした緒方洪庵とその妻、八重の半生を描いた作品。

    己に適した道をひたすら追い求める洪庵の真っ直ぐさには、ただ頭が下がる思いがした。
    そしてその洪庵を信じ、影に日向に支える八重の姿も、理想の夫婦そのもので眩しいくらいだった。

    上下巻になってもいいので、もう少し二人の人生を細かく描き出して欲しかった。
    特に最後は呆気なく終わってしまった感じがして、そこだけが残念だった。

  • 緒方洪庵とその妻八重、教え子達の生涯を描く。 
    疱瘡が流行し、次々と亡くなっていくなか、種痘により人々を救うべく、緒方洪庵らは尽力していく。
    大阪のあの場所でと、思いを馳せながら読みました。

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著者プロフィール

1988年、香川県生まれ。2019年、「言の葉は、残りて」(「海の匂い」改題)で第三十二回小説すばる新人賞を受賞してデビュー

「2023年 『白蕾記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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