- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041124475
作品紹介・あらすじ
かつての相談客・裕木が拝み屋・郷内のもとへ持ち込んだ、200話にも及ぶ生々しい怪談実話。
突如校庭に現れた生首、遊びに誘いにくる死んだはずの子供。写真に写り込んだ、異様な巨体をもつ女……。
奇怪な記録を読み進めるうちに、郷内は複数の怪談に繰り返し登場する不気味な女の影に気づく。
一連の「念珠怪談」に隠された、ある驚愕の真相とは――。
これは読む者を奈落の底へと突き落とす「生きた怪異」、その後半の記録である。
感想・レビュー・書評
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前回よりも興味が深い。
そろそろ全てが終結するのだろうか。
幸も不幸も全てはカードの裏表。
こちらに誘いを拒否することは出来ない。
どの道もう後には退けない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続きが気になります。
湖姫さんが、ポッキーを食べるシーンがよかった。フランス料理には、キールロワイヤル、マリアージュ選ぶのもいい。
デジャブ的な怪談がいくつかあった。自分の記憶違いか。庭のノーム人形、メイちゃんなど。
人名も見たことあるような名前が続くのだけど、これも記憶違いか、または、作者が、同じ名前を仮名として2度使いしているのか。
紙の本なので確認作業がわずらわしいが、気になるので、気が向いたら探してみよう。 -
今までのことが全て繋がって、そろそろ終焉が近い?
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拝み屋怪談のシリーズで、まだ続く様子で終わる。
実話怪談風の形式の短編が続くが、実はところどころに伏線、共通点があってそれを意識しながら読むと最後の方でいろんなことが繋がる時にアッ!ってなる。
主人公の女性の視点で綴られているが、霊感のない主人公が初めてはっきりと異常なものを感知し恐怖するところは臨場感があって怖かった。
著者プロフィール
郷内心瞳の作品





