遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 121
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041124901

作品紹介・あらすじ

宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。
学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。

発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。
なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。
しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。
これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。
能力を失った自分は、いったい何者なのか――。

しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!?
日本中を発掘する大人気歴史ミステリ、待望の新刊!

感想・レビュー・書評

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  • 気になる、とても気になる。
    まさかここで次巻に続くとは…。

  •  後編は8月…。積読しておけばよかった。

  • こんなとこで終わらんでくれ!

    • 青格子さん
      今読み終わって、まさに同じ言葉が出てきた!
      今読み終わって、まさに同じ言葉が出てきた!
      2022/06/14
  • 感じなくなった熱量は。
    魅力的な誘いではあるが、相手が求めているものが簡単に分かるからこそ自分の本当の価値が分からなくなるのかも。
    警察の捜査すら欺くことが出来る者たちとなると、嘘やハッタリなどで出し抜くことは不可能だろうし下手なことをすると身の危険がありそうだな。

  • 毎回毎回、自分の知識と理解力の無さを嘆きつつも、たいへん面白く引き込まれていくのであります。
    結局、あ~面白かった!以外の言葉は出てこないという・・・。
    こんな私でも読み進めてもいいですか、桑原センセ!!という謙虚(笑)な気持ちで次巻、いっきま~~す!!

  • 前編でした。

    登場人物が多くなってきて、覚えるのがなかなか大変です。そして、メンタル弱い無量にいらいらしました(笑)。

  • 続きが気になる。

  • とっても気になるところで終わってるー!無量がんばれ!

  • いいところで続くだった。早く続きが読みたい。

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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