コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!

  • KADOKAWA (2023年3月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041124970

作品紹介・あらすじ

世界経済の血液とも言われる海運物流のカギを握るのはこの「箱」である。また、「コンテナの動き」を追えば、世界経済の流れもつかめる。経済を動かし、生活・ビジネスを支えるコンテナに迫る。

【目次】
はじめに――「経済の血液」としてのコンテナ
序 章 身近なものの動きから眺めるコンテナ輸送
第1章 「コンテナの動き」で、なぜ世界経済が読めるのか
第2章 経済の血液としての「箱」を理解しよう
第3章 海運物流・コンテナ輸送はどう発展していったのか
第4章 いま世界で起きている海運問題と、経済活動への影響
第5章 「海運の動向」から読み解くこれからのビジネス・経営
第6章 今後、「コンテナ船」はどこに向かうのか
おわりに――水、空気、コンテナ輸送

感想・レビュー・書評

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  • 海上輸送に関わっている人には一般的な内容だがさらっと読めるので知識の補完にはなる

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    水と空気とコンテナ輸送
    身近で大切なものではあるが、その重要性を忘れてしまいがちなものと書かれている。
    本書は『コンテナ物語』とは異なり、現代のコンテナ輸送を中心に解説しており、コンテナ運送、コンテナターミナルの仕組み、コロナ危機やスエズ運河座礁事件がコンテナ輸送に与えた影響や政治がコンテナ運送に与える影響、コンテナ運送が経済に与える影響なども解説している。
    現代のコンテナ運送を理解し、業務に活用することを考えている場合、最初に読むのに適している。

  • コンテナ輸送がどれほど経済に影響を及ぼすを知りました。
    また、住宅市況によるコンテナ輸送への影響や、世界と比べたときの日本の海運会社の位置も理解することができました。

  • ・パナマスエズ運河 50万ドル
    ・コンテナは、20フィート、40フィート、、40フィートハイキューブ、3種類。ハイキューブは、背が高い。6m×2.5×2.6。リーファーコンテナは冷蔵庫。、
    ・アジア→米国と、アジア→欧州が基幹航路。環状線。
    ・2位がシンガポール。トランシップが多いため燃料価格の基準になっている。
    ・横浜10位→46位。
    ・パナマックス パナマ運河通れる最大サイズ
    ・往路と復路の荷物の差がインバランス。コンテナ回収の、リポジョシニングによるコストが全体の15%。
    ・帰りに牧草詰めて、格安輸送して採算とってる。
    ・コンテナは1960年後半にISOで規格化された。
    ・日中摩擦でアジア米の輸送が減る中にコロナ。
    ・速度を下げて燃料消費を減らす。環境にも優しい。時速46キロが37キロにさがった。今は26キロが標準。

  • 683-M
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  • 水と空気とコンテナ輸送:身近な存在は重要性を忘れがち
    バラ積み輸送・コンテナ輸送
    グローバル化への貢献:生産拠点の分散・サプライチェーン確立
    先行指標としてのコンテナ輸送量
    コンテナ貨物量≒GDPの成長率の3倍で成長
    生産拠点:低い人件費・製鉄業が立地・輸出拠点の近さ
    二大基幹航路:訪米・欧州
    TEU:長さ20フィートコンテナに換算
    最大のコンテナ船:24000TEU
    インバランス:航路間で貨物量が均衡しない状態
    ハブ・アンド・スポーク型ネットワークとトランシップ
    運航コストの上昇←原油価格高騰+環境対応投資

  • はじめにーー「経済の血液」としてのコンテナ
    序 章 身近なものの動きから眺めるコンテナ輸送
    第1章 「コンテナの動き」で、なぜ世界経済が読めるのか
    第2章 経済の血液としての「箱」を理解しよう
    第3章 海運物流・コンテナ輸送はどう発展していったのか
    第4章 いま世界で起きている海運問題と、経済活動への影響
    第5章 「海運の動向」から読み解くこれからのビジネス・経営
    第6章 今後、「コンテナ船」はどこに向かうのか
    おわりにーー水、空気、コンテナ輸送

  • アジア北米間、アジア欧州間は最も大きなコンテナ輸送経路であり、北米欧州間の2倍あるらしい。この値からもアジアの市場規模の大きさを感じる一方で、徐々に日本はその経路から外れつつあるとのこと。かつての工業国輸出大国とは違う。

  •  この書籍はマルク・レビンソン著「コンテナ物語」の続編的な位置にあると感じた。コンテナ物語では船舶による荷物輸送でコンテナが発明され、規格化し、世界経済を大きく変貌させるまでの物語であった。
     「水、空気、コンテナ」これなしに我々の生活を成り立たせることが出来ないほど生活の中に溶け込んでいるコンテナ。ここまでの存在になったコンテナを基に世界経済を読み解いていくという内容である。
     コロナ禍、港のロックダウン等で船舶による物流が麻痺した。港には荷解きされないコンテナが滞留、海上には港に入れない大量のコンテナ船が滞留。これにより、空コンテナが不足し、海上輸送費が上昇した。コロナが落ち着くとコンテナ輸送が落ち着き、海上輸送費も減少した。
     経済が発展すると住宅の新築、リフォームが増加し、材料の輸出入によってコンテナ輸送が増加。コンテナ船を大型化するとコストを増加させず多くのコンテナを輸送できるため輸送単価が下がる。このような様々なコンテナ、海上輸送の仕組みが解説されていて、世界経済を読み解く術を学べる書籍である。

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著者プロフィール

拓殖大学商学部教授。筑波大学第三学群社会工学類卒業、東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)(東京工業大学)。(公財)日本海事センター主任研究員を経て、2020年4月現職。専門分野は海運経済学、物流(国際・国内)。コンテナ輸送、市場と業界の動向、国内雑貨輸送に関して調査・研究を進めている。

「2023年 『コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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