奪われ聖女と呪われ騎士団の聖域引き篭もりスローライフ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041125199

作品紹介・あらすじ

突然現れた後輩聖女に立場も婚約者も奪われた、召喚聖女のコハネ。
逃げ込んだ聖域で助けてくれたのは、呪いで魔物化した伝説の騎士団だった!
心から気遣ってくれる団長のエドヴィンや騎士達の悲しい境遇にコハネは我慢ならなくなり――ぶち切れた。
なにやら後輩聖女が騒がしいですが、そんなこと知りません。
制限していた聖魔法も全部解放して、私達はこの聖域で誰よりも快適で幸せなスローライフを送ってみせます!

感想・レビュー・書評

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  • 聖女として働いた功績を、突如奪われた。

    この手の話のお約束、聖女は無給、がすごいです。
    そして騙される王子に、騙す偽聖女。
    異世界から、と決まっているなら、何故騙されるw
    色々突っ込みどころ満載の国です。

    出て行った先、もお約束のスローライフっぽいものに。
    閉じこもり生活なので、危険もないですが
    ちょっと主人公はうっかりさんかな? と。
    危険もないですし、さくさく読めました。

  • コハネの力が結構チートで何でも出来るので、婚約者の馬鹿さ加減が痛々しい。
    恋は思いのほか全然なくて、多少拍子抜けしますが勢いはあるので楽しく読めます。

  • 異世界に連れて来られたことも、聖女としての役割を果たさなければいけないことも納得するのに時間がかかったコハネ。それでも頑張ってきたのに、婚約者に信じてもらえなくなったのは悲しくなる。これまでのことを考えたら、コハネが嘘を吐いているなんて思わないのでは?と思うのに、何故もうひとりの「聖女」の言葉だけを信じたのか。腹立たしくなった。それでも役割から離れ、聖域に行ってからのコハネは楽しそうで救われる。魔物の姿をした騎士たちとの暮らしは楽しそうだし、無理しがちなコハネのことをちゃんと見張ってくれそうで安心感もあった。エドウィンたち騎士には悲しい過去、辛い暮らしがあるけれどそれでも優しい人たちだから、コハネとも楽しく暮らしていけそう。

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著者プロフィール

「小説家になろう」や「カクヨム」などで活動中。著書に『BLゲームの主人公の弟であることに気がつきました』(ビーズログ文庫アリス)、『多分僕が勇者だけど彼女が怖いから黙っていようと思う』(ファミ通文庫)などがある。

「2020年 『異世界召喚されてきた聖女様が「彼氏が死んだ」と泣くばかりで働いてくれません。ところでその死んだ彼氏、前世の俺ですね。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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