あやし神解き縁起 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041125618

作品紹介・あらすじ

時は神々が遊ぶ平安の世――。
死後、天神となった菅原道真は、高位の女神の差し金で、人と鬼の間に生まれた「半鬼」の赤子を育てることに!
泣けばすぐ鬼火を出す子に神力を与え、あやす日々。

やがて彼は、檜垣行夜(ひがき ゆきや)と名乗る麗しく優秀な青年に成長した。
しかし道真は、陰陽寮で学ぶ行夜が心配でつい過干渉になってしまう。
一方、思春期の行夜は、義父を尊敬しつつ、自立したいともがいていた。

ある日、父子は、名高い陰陽師・安倍晴明の息子・吉昌から奇怪な失せ物探しの代理を頼まれる。
吉昌の知己(おそらく元カノ)からのその依頼には、どうやら物の怪が絡んでいるらしく――!?

天才神様パパ×強がり半鬼息子。
両片想い親子の、ほろりと泣ける平安あやかし事件簿!

感想・レビュー・書評

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  • キャラクター小説だからかもしれないですが、物語の後半がかなり駆け足のような感じがしました。
    読み応えがあるかと言われるとあまり、というのが個人の意見です。

    ただキャラクター達が魅力的なので読んでいて楽しいです。道真の親バカやそれに反抗する行夜は見ていて面白かったです。

  • 表紙、素敵だなぁ。行夜がとてもかわいいけど、意外に強い。
    道真が慈悲深すぎてさすが神…という気持ち。

  • この親子尊い、、
    道真公の溺愛つつもちゃんと諌める所とか、行夜の不器用な様子とかが読んでてくぁ〜〜ってなる!
    言葉運びが綺麗で、特に文から白梅が香るって表現が素敵。

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著者プロフィール

兵庫県出身。2021年、第7回角川文庫キャラクター小説大賞《奨励賞》を受賞、受賞作を改稿・改題した『あやし神解き縁起』でデビュー。

「2022年 『あやし神解き縁起』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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