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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041125632
作品紹介・あらすじ
時は、明治5年の東京。
日本橋の大店の娘で15歳の佳代(かよ)は、旧大名深水家のお屋敷で、美しいが風変わりな姫君・雪姫(ゆきひめ)の侍女として行儀見習いの奉公をしていた。
だがその春、湯島聖堂博覧会で展示されていた徳川家康愛鳥の鷹の掛け軸が消えた。
掛け軸の預け主で、最後に会場に入って観覧していたのは深水家。
その中に盗人がいるのではと疑ったポリスが屋敷に乗り込んでくる。
お家の一大事に、持ち前の頭脳で立ち向かうは雪姫。
そして、佳代も隠していた天才的な絵の才能――目に見たそのままを絵に描く力を発揮することになり……!
幕末維新の動乱の名残り色濃い東京で、姫君と侍女がともに抱く大きな夢とは――?
主従バディが新しい時代に躍動する、胸のすく青春なぞとき物語!
第7回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉〈読者賞〉ダブル受賞作!!
感想・レビュー・書評
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【収録作品】序章/第一章 旧大名深水家の鷹/第二章 鬼の青い顔
幕末の争いを引きずる明治初期が舞台。元大名深水家の雪姫とその侍女で映像記憶能力があり絵の得意な佳代のコンビが家を守るため、謎に立ち向かう。
第一章 深水家が博覧会用に貸した掛け軸が消え、最後に観覧していた深水家の者たちが疑われる。
第二章 深水家の屋敷に「鬼」が出没する騒ぎが起こる。
新しい世は来たのだろうか。今なお佳代や雪姫と同じようにもがいている女性が多い気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆3.6
周さん、めっちゃ頑張れ!敵は手強いぞ!
佳代ちゃんはこんなにもぶっといフラグをベコベコに潰して歩いてるのすごいわ。
にぶかわいい。
雪姫と佳代二人の絆が間違いなく強く結びついて、女性の新しい生き方を目指してゆくのでしょう。 -
幕末を経て明治に入ったばかりの時代、倒幕と佐幕に揺れた藩内、燻る佐幕派残党を背景に、複雑な藩の姫と侍女が新時代を歩む物語
カバー絵が違えば読み手も変わっただろうと思える良作でした!
でも年配読者の多い時代小説ジャンルに若い人を引き込むには、逆に良いカバー絵なのかも
倒幕と佐幕、真っ二つに割れた藩、起こる事件の裏に潜む宿悪、哀しくも未来を信じる二人に、晴れ晴れとした気持ちになれました
面白かったです!
チラッと思い出したのは大和和紀先生の『ヨコハマ物語』
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