あやかし和菓子処かのこ庵 マカロンと恋する白猫 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 87
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041126479

作品紹介・あらすじ

かのこ庵に、少女の幽霊がやってきた。初恋の人にもらった最中アイスをもう一度食べてみたいという。何故か自分にだけ喧嘩腰な幽霊に戸惑いながら、かの子は朔の力を借りて試行錯誤するけれど――?

感想・レビュー・書評

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  • 餡・ぼたもち・最中・甘酒・しのぶ饅頭・マカロンの6編

    最中としのぶ饅頭とマカロンの話がお気に入りです

    くろまるの話は悲しかったですね

    3人とも恋愛に不器用ですね
    その上かの子は鈍すぎる
    いつになったら気付くのでしょう

  • 宣戦布告に来た。
    望まれたものを提供するのは当たり前だが、相手を知るからこそ選べるものもあるだろうな。
    職人として日々和菓子と触れ合うからこそ、新たな発想が生まれるのだろうな。

  • かの子が色々な人?に出会い成長し、ほっこりなお菓子店。朔と親との関係にもニヤニヤ。続きが楽しみです。

  • かのこが、かのこ庵に行き着いた経緯が明らかになった。でも、かのこちゃん、朔にだまされていない?
    朔と新は、どんな関係になっていくのかな。そこに、和三郎はどうからむのだろう。この後、どんな和菓子が出てくるのかも含めて、楽しみ。

  • 喧嘩腰にやってきた子にも優しく対応、自分ができる最大限の努力をしてあげる優しい子
    恋にはうといけれど今後が楽しみ

  • いやーん、かの子ちゃんったら、モテモテ♪
    でも、本人は何も気付いてないというw
    そりゃ、睨みたくもなるよねー。
    新さん、いい人なのにねぇ。彼にもぜひ幸せを。
    和三郎さんが素晴らしい人物なので、秩父に引っ越して退場してしまうのは寂しいなぁ。しばらく新さんと同居を続けてほしい。
    それにしても、人ならぬモノたちの、ヒトへの想いのなんて深いことだろう。
    ヒトも、そういうものばかりだったらいいのにね。

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著者プロフィール

1972年、千葉県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』で2010年にデビュー。他の著書に『神様の見習い もののけ探偵社はじめました』『あなたの思い出紡ぎます 霧の向こうの裁縫店』(以上、宝島社)、「あやかし和菓子処かのこ庵」シリーズ(KADOKAWA)、「ちびねこ亭の思い出ごはん」シリーズ(光文社)などがある。

「2023年 『贄の白無垢 あやかしが慕う、陰陽師家の乙女の幸せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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