わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!? (角川ビーンズ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041126813

作品紹介・あらすじ

公爵令嬢、ウィレミナは突然できた義弟・ナイジェルを父の『不義の子』だと思ってきつく当たっていた。
次第に義弟を認めていくものの、謝れず数年。義弟が護衛騎士になることになって――
「あれがですか?愛あるお叱りにしか思えませんでしたが」「なんですって!」
憎まれていたわけではなかったけれど……「姉様、可愛らしすぎます」成長した義弟の距離が近すぎでは!?
しかも義弟の出自には、王家と関係があるようで――?

感想・レビュー・書評

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  • コミカライズの一巻が面白かったので、原作版で読むことにした。
    うん、とても面白かった。
    ヒロインであるウィレミナが本当に好感が持てる子で、公爵令嬢としての隙のない立ち振る舞いや、努力を惜しまず誠実で真っ直ぐな心根など、とても良かった。義弟のナイジェルも想いが全然通じてない不憫さはあるがウィレミナの何気ない行動に一喜一憂する姿が可愛い。
    変に思いこみが激しいとか勘違いしたままとかがないのもストレスがなくて良かった。賢いので再会した時点で義弟の出生も察していたし、王妃が出てきた当たりで状況を把握したのもさすが姉様。その後のネタバラシもちゃんと理解し受け止められたのもいい。その上でまだ想いを受け入れるかは迷い中というオチも続けやすそうで良かった。オマケも微笑ましくて好き。

  • 姉べったりなシスコンヒーロー(ただし血縁はない)が、ライバルにバチバチに敵意燃やしてるのがすごく好き……。周りの評価は氷の貴公子なのに……www 
    一応の着地はしているけど、ヒロイン側がまだ受け入れる方向に傾いていないので、これは続くのかな?

  • いまじゃなければ刺さらなかったと思うのでいま読めてよかった。

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著者プロフィール

福岡県出身。2018年より小説を書き始める。

「2020年 『孤独な令嬢は狼の番になり溺愛される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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