鳳凰京の呪禁師 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041127322

作品紹介・あらすじ

貴人が集う帝のお膝元、鳳凰京。
この都は、呪言と学識をもって呪いや病を祓う呪禁師に守られている。呪禁師を目指し、見極め試験の真っただ中にいる少女・緋鳥は、孤児の頃に守護の才を見込んで拾われた、類い稀な存在だった。
ある日、彼女は警備の厳重な宝物殿から毒薬が盗まれていることに気づく。行方を調べ始めたところ、命を狙われ、皇子暗殺未遂事件の犯人と疑われてしまい……。
見習い少女は、鳳凰京の悪と呪いを祓えるか……!?

感想・レビュー・書評

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  • 読書メーター献本で当選した本書。

    古代日本ファンタジー。
    呪禁師の技である、持禁、祓いなどの話や、物語りの設定は面白かった。

    んが、主人公の少女:緋鳥(ひとり)に魅力を感じなく残念。本書の対象年齢は中高生? 
    等身大で親近感をもてるように描いているのかもしれないが、師匠や大先輩にあたる人にタメ口。言葉遣いが汚い描写、、、短気で素行が悪いことも律して修行していかないと、すっかり大人の私には読み進めるのが辛かった。

  • 緋鳥がまっすぐで純粋でいいこ。表紙は緋鳥と白兎なのかな?続編も出たらいいな。

  • 古代、禰宜や陰陽師と列び、呪術や病を払う呪禁師という者たちが居た。

    素質を見込まれ呪禁博士に引き取られた奴婢の緋鳥が、一人前の呪禁師になる為の試験と試練の物語。
    政争に巻き込まれる呪禁師たちと、処世術を学んでいく緋鳥。

    師匠の技を見ているのに、察しの悪い彼女にヤキモキする場面もありますが、一生懸命な17歳を応援しているうちに読み終わりました。

    呪禁師という過去実在した職を初めて知ったのですが、その後の歴史の中で陰陽師に統合されちゃうのかな〜?
    役割や視ているものは大分違うのだけど。

    シリーズ化したら次も読みたい。

  • 読むのしんどかった

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著者プロフィール

滋賀県在住。第4回カクヨムWeb小説コンテスト キャラクター文芸部門特別賞を『雲神様の箱』にて受賞し、デビュー。

「2022年 『鳳凰京の呪禁師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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