- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041127490
作品紹介・あらすじ
ジビエで町おこしを狙うU県北篠市二桃地区には伝説がある。二桃山の安永桃神社から上に行った子供は神隠しに会うという。伝説の神隠しを取材しに同地を訪れた作家・籠目(かごめ)周(あまね)は、近くの小学生が行方不明になっている事件を聞かされる。その山での散策の途上、包丁を振りおろし一心不乱に何かをしている男と遭遇。気圧されて後退さった先に転がっていたのは、誰かの小さな「右手」だった――。
驚異的な舌(味覚)を持つ名探偵と直感(だけ)が冴えるイケメン作家、相性最悪のコンビが現実の殺人事件と伝説の裏に隠された事件の謎を追う! 痛快民俗学ミステリー!
感想・レビュー・書評
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清水さんの新刊だわーい!と即ポチしました。
詳細を絵にして脳内再生するとうげえと吐きそうな真相なのですが、これが小説のいいところで、文字で追うだけなら淡々と読めちゃうんですよねえええ。
犯人は途中からこいつ変じゃね??と気がつくのだけれど、犯人がどうこうよりもこの胸糞悪い真相が肝なので、たのしめました。
何度も言いますが真相はほんとに胸糞悪くてえげつないので、デリケートなハートの持ち主と、文字を脳内映像化して読む癖のある人は、御覚悟の上お読みくださいませ。
個人的にはとてもおもしろかったので、またタヌキ先生とカゴメ先生に会いたいものです。
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タイトルにひかれて読みました。
面白かったです。 -
驚異的な舌を持つ名探偵×駆け出しのイケメン作家のバディが事件の謎を追う恩田陸絶賛の「奇譚蒐集録」シリーズで注目を集める清水朔!期待の大型新人書き下ろしの民俗学ミステリー!(e-honより)
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「神遊び」の清水朔さんの作品。なかなか面白かった。シリーズ化するかな?
著者プロフィール
清水朔の作品





