- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041127513
作品紹介・あらすじ
運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹。そこは木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。桃源郷のような場所にも関わらず、心優しい隆の目は昏く、なぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとってしまう。母子に一体何があったのか――。「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!
感想・レビュー・書評
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前半が読みづらいなと思ったら、90年刊行の作品を加筆修正したものですか。若いときの筆では無理なからんと感じると同時に、小野不由美さんならではの才気もありありと。
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著者プロフィール
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