暴虎の牙 上 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2023年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041127568

作品紹介・あらすじ

「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?

みんなの感想まとめ

昭和57年の広島を舞台に、極道と愚連隊の抗争を描いた物語が展開されます。圧倒的な暴力とカリスマ性を持つ沖虎彦が率いる「呉寅会」と、過去の因縁を抱える刑事・大上章吾との緊迫した関係が描かれ、読者はその緊...

感想・レビュー・書評

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  • ページを開くと、大上刑事や呉虎会の面々、ヤクザの作る世界観に引き込まれてしまう。広島弁、何とも言えない緊張感がもうたまりません。
    早く下巻を読みたい。

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      久しぶりに大作もいきたいなぁ。
      その時には候補です。
      こちら。
      「いいね」ありがとうございます。

      久しぶりに大作もいきたいなぁ。
      その時には候補です。
      こちら。
      2025/11/02
  • 「弧狼の血」シリーズ完結編!
    前作から、かなり間が空いてしまっていたので、前前作、前作を振り返りながらの読書!
    大上刑事って死んだのでは?と思っていたら、それより過去の物語。
    さらに、日岡は下巻に登場ということで、完結編としては完璧です(笑)


    上巻では、
    昭和57年の物語。
    極道を恐れない「呉虎会」を束ねる沖。さらにその仲間たち。
    ヤクザも恐れないということで、この暴力には圧倒されます。
    ヤクザの賭場から売り上げ強奪
    さらにヤクザのシャブの取引からシャブ強奪
    怖!いやいや、普通やられちゃうでしょ。
    まさに暴虎。

    この沖たちに対して、大上が絡んでいきます。
    その目的は?

    一方、本書で語られる大上の過去。そして五十子会への因縁。
    パナマ帽の入手。
    などなど、様々なエピソードが語られます。

    沖と大上の関係はどうなる?
    沖はどうなっていく?

    といったところで、下巻に続きます。

  • 舞台は昭和57年の広島。第一作『孤狼の血』よりも前となる。

    再び登場した大上だが、呉原最大の暴力団・五十子会との過去の因縁が語られる。
    その大上の前に、ヤクザを恐れず五十子会にも噛みつこうとする愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦が現われる。
    ヤクザの父を持つ沖の暴走に絡んでいく大上。
    それぞれの思惑が交錯し、ちょっとしたヤマが積み重ねられるが、大噴火までのマグマが溜められるような展開にじりじりする。
    勿論、日岡はまだ出てこない。さてさて、これからどうなるの?

    福岡連合会が喋る博多弁、「くさ」の使い方が変。

  • 感想は下巻へ

  • 久しぶりのガミさん
    昭和57年の話でガミさんの過去編
    やっぱりガミさんがいいわ!

    尾谷組の一之瀬守孝
    呉虎会の沖虎彦
    二人共もいいキャラ
    下巻でどうなる?急げε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘



    • yukimisakeさん
      ゆーきさん、Level2はもう目が開けられないかも知れないです…笑
      ゆーきさん、Level2はもう目が開けられないかも知れないです…笑
      2025/04/21
    • みんみんさん
      確かに目が(꒪⌓︎꒪)笑
      鈴木亮平はヤバいです
      確かに目が(꒪⌓︎꒪)笑
      鈴木亮平はヤバいです
      2025/04/21
    • 1Q84O1さん
      ガミさ〜ん。゚(゚´Д`゚)゚。
      ガミさ〜ん。゚(゚´Д`゚)゚。
      2025/04/22
  • 沖虎彦。とんだ暴れ虎。イキのいい暴れん坊で愚連隊の頭。
    ヤクザにならず、素人に迷惑をかけないが信条のチンピラ。
    今だと半グレというのかな。やることなすことぶっ飛んでいてとんでもない。親父の勝三はクズい。
    この虎に対する大上がなんとも胡散臭くて老獪でいい。

  • やっと手にした孤狼の血シリーズ!!!

    相変わらずのガミさん節が懐かしい。
    サングラスに煙草を燻らす姿が目に浮かぶ。パナマ帽にこのような由来があったとは…。

    虎ちゃん…沖は…
    敵なのか味方なのか。

    一之瀬も相変わらず格好いい。

    下巻が楽しみ。

  • 柚月裕子『暴虎の牙 上』角川文庫。

    『孤狼の血』シリーズ完結編。

    まるで昭和の極道映画を観るかのような迫力のある描写。登場人物の描写も去ることながら、ストーリーが非常に面白い。女性作家がここまで書き尽くすには相当の覚悟があったことだろう。

    巻頭に掲載された登場人物相関図を見ると、上下巻で昭和57年の広島北署二課暴力団係刑事・大上章吾の時代と平成16年の呉原東署捜査二課暴力団係刑事・日岡秀一の時代を中心に物語は展開するようだ。

    昭和57年、沖虎彦と三島考康、重田元の3人を中心にした愚連隊の呉寅会は他のヤクザを次々襲撃し、ヤクザのしのぎを強奪していた。

    大上章吾は、自身の情報網から呉寅会と呉原最大の暴力団の五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。

    さて、下巻は……

    本体価格680円
    ★★★★★

  • 腰を上げるまで積読期間が長いこのシリーズ。
    読み始めると面白くてあっという間に。
    下巻へつづく

  • 感想は下巻で

  • 孤狼の血シリーズ第三弾の上巻。284ページ。あの大上デカが帰ってきた。愚連隊・呉寅会の頭・沖虎彦とどうなっていくのか?日岡刑事はまだ登場せず。

  • 「弧狼の血」シリーズの3作目。
    本書では、1作目で惜しくも死んでしまったガミさん(大上刑事)が登場する昭和57年と、ガミさんの薫陶を受けた日岡が活躍する平成16年との2部構成になっており、「一粒で二度美味しい」の小説版(笑)。
    昭和57年の章では、少年たちが山の中へ死体を埋めに行くという何やら剣呑なプロローグで始まる。
    彼らは、本書の主役ともいえる獣みたいな沖を頭とする3人組。暴力団をも恐れないこの連中の前に、あのガミ三が立ちはだかる。
    無軌道で暴力に突き進むが堅気には手を出さないという沖に、大上はその背景を探る。
    読者は、ガミさんの一挙手一投足にたちまち虜になってしまうとともに、その後の彼の運命がわかっているだけに、哀れさを感じながら読み進めるばかり。

  • 面白い。大上が日岡と出会う前の物語。大上の過去に経験した過酷な事件や、それに伴う失敗や挫折が描かれ、それが彼の強い正義感や慎重な判断に繋がる事が分かる。これらの過去のエピソードが、大上というキャラクターに深みを与え、物語に引き込まれていく。今後の沖との関係も気になる。下巻も楽しみ。

  • 時は孤狼の血より少し遡る。
    今で言う 半グレ 呉寅会 リーダー 沖虎彦
    ヤクザを嫌う彼らに大上が興味を持ち 近づいて行き……
    (下巻へ)

    孤狼の血と被る部分もあるけど、今作からでも 楽しめる内容ですね。

  • 上巻は全盛期のガミさん話、時代が昭和でずっと薄暗く不穏な空気。孤狼の血が思い起こさられるが、ガミさんと暴虎、沖の話がメインのため、まあまあややこしかった勢力関係は結構すっきりしてて、やたら読み易い印象。まだまだ序盤で、下巻でどう展開されてくるのか楽しみになる。改めて、これだけ濃ゆく広島が舞台のヤクザ話を描けるとは、柚月裕子恐るべし……。

  • 上巻は壮大な前振り
    一方で伏線回収、尾谷組長、一ノ瀬と大上の関係性や
    大上の家族、パナマ帽を何故被っているのか?

    狐狼の血をまだ未読の方は上巻だけ読んで戻るのも
    人間関係が分かりやすいのでお勧め

    話は途中なので一先ず星4つ

    下巻に続く

  • 三部作最終章なので楽しみにしてた
    日岡の続きかと思ってたら、一度も出てきやしなかった
    それもそのはず、まさかのガミさんが復活
    そして新たな魅力的すぎるキャラクター沖の登場
    序盤から盛り上げてくれる
    一気に読み終えてしまった

  • 前々作、前作に引き続き本作も面白い。ガミさんをはじめとする、ガミさんの関係者の人物像が色濃く描写されている。
    早く次作を読みたい。

  • シリーズ3作目。「ガミさん」こと大上章吾が帰ってきました。暴力団をバックに持たない愚連隊である呉寅会を仕切る沖寅彦。カタギには手を出さないが、暴力団や暴走族相手には容赦がなく奪い、殺す。五十子会に妻子を奪われたガミさんは、復讐を誓いつつ、沖たち呉寅会を泳がせているのかな?今回も広島弁モリモリでしたが楽しく読了。中学生の時只管「BADBOYS」で鍛えたので、濃い目の広島弁にも難なく対応。これから下巻ですが、もうすぐこの物語が終わってしまうと思うと今から寂しい。モツの天ぷらってあるんですね、是非食べてみたい!

  • シリーズ1.2が本当に面白かったが故、期待しすぎた節もある。
    アウトローでも一本筋が通った生き様にスカッとさせられたものの、今回は普通の面白い小説という感じ。

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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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