清算

  • KADOKAWA (2023年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784041127674

作品紹介・あらすじ

広告代理店「八千代アドバンス」は、経営悪化により、会社を解散し清算することが決まる。制作部の畑井伸一は、総務部長に任命され、経験のない会社解散の手続きを担当することに。そんな中、負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。虎の子の二億円の行方を捜す畑井の前に次々と巻き起こるトラブル。金を取り戻し、八千代アドバンスの秘密を“清算”することはできるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 久々の伊岡瞬さん!

    会社精算か…
    倒産よりはええんかな?
    親会社からの支援も限界で、倒産やなく解散→精算。
    こんな事なった事ないから、分からんけど、生活かかってる社員にとっては、洒落ならんな…

    って、何でも良いですけど、伊岡さん!
    人死にませんけど!どうなってんの!
    クズも言うほどおらんし…

    はぁ…ページ半分過ぎた頃にやっと、お空に行った人が出てホッとした!w (^^;;

    しかし!
    この殺人は、ストーリーのメインやない!
    今回の話は、会社精算時にパクられた2億円の話やな。
    なので、殺人のトリックやなく、あくまでも、パクられた方の謎解きやった。
    少しガッカリなとこあるけど、これはこれで面白いかも?

    正直者の主人公が、色んな企みを持った人らに振り回されながら、解決していく感じ。
    正直者が馬鹿を見るとは言うけど、最終的には、やはり正直な人が強いんかな。
    最終的には、人集まるんで!
    トリックより、正直者が振り回されるのがメインかも?w

    正直者がやはり良い!
    やっぱり!
    私の生き方は、間違ってなかったわ!!!www

    • 1Q84O1さん
      どしたんですか!?
      目、腫れてますよΣ(゚Д゚)
      どしたんですか!?
      目、腫れてますよΣ(゚Д゚)
      2025/09/29
    • かなさん
      この作品、実は読んでます(*^^)v
      レビューは未投稿で
      内容も覚えてないけど^^;
      この作品、実は読んでます(*^^)v
      レビューは未投稿で
      内容も覚えてないけど^^;
      2025/09/29
    • ultraman719さん
      かなさん

      思い出して、レビュー!
      かなさん

      思い出して、レビュー!
      2025/09/29
  • 『八千代アドバンス』に勤める畑井は、制作部の次長から突然、総務部長に昇格するのだが、これは解散前の作業を無理矢理押し付けられ感が否めないのである。
    覚悟などできないまま、「わかりました」というしかない。
    「やはりわたしには、無理だと思います。考え直してください」や「そういうことでしたら辞めさせていただきます」という言葉は、口から出せないまましぼんでいった…。
    解散後も清算業務をあたってもらいたいと言われ「は?」である。だがそれも受け入れてしまう畑井。

    少人数での清算中に負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。

    何もわからないまま上層部に言われることしかできない畑井。
    やがて傷害事件や死など…不穏な状況がいくつも重なり…。
    まさか、そういうことだったとは⁈となる。

    特に何かに秀でている感じでもなく、どちらかというとおっとりしてるというか、あとから気づくことの多い畑井。
    その畑井のことが何故か妙に気になり、危険なことに首を突っ込むなよ!と言いたくなる感じがずっーと続き、最後には一件落着してホッとしたという感じだった。

    この不穏さを漂わせながらじわじわと進む感じは、伊岡作ならではなんだろうが、こういうの嫌いではい。




  • チョット古臭い感じ。
    井岡作品の切れ味を感じることが出来ずに読み終えてしまいました・・・


  • 勤めている会社の状態が悪化して
    『清算』になると告げられるだけでも
    目の前が真っ暗になるほど驚くのに、
    清算手続の担当者を打診されるなんて
    日常がひっくり返るどころの話じゃない。

    ノーと言えない小心者の主人公が
    生活の危機に晒されながら、思いもよらない
    事件に巻き込まれて、それでも精一杯誠実に
    職務を全うしようと奮闘する物語でした。

    壁にぶつかり、四苦八苦しながら頑張る姿が、
    等身大の人間らしくて共感しました。

    清算手続きが細かく具体的に描かれているので、
    会社を畳む際の動きをイメージしやすかったです。

  • 広告会社の制作部次長が主人公。嫌と言えない生真面目な性格の彼が、会社の解散の為に畑違いの総務部長となり、、と言う経済小説の様な展開で始まるが、清算資金の持ち逃げから殺人事件等次々に起こり、少し盛り込み過ぎた感があった。

  • ラスト一章を残して一旦解決。期待通り最終章でのどんでん返し、とまではいかなかったがもう一波乱あってよかった。でも伏線回収し切ったか?殺人事件の真相暴かれてたかな?

  • あれ?
    今まで読んだ伊岡作品のようなはらはらした感じがなく、なんだか印象が違う。
    読みやすいんだけど、少し残念。

  •  大手新聞社のグループ子会社の1つを解散し、清算することになった。

     会社をたたむ筈の手続きを担うために総務部長のに抜擢されたのは、なんの知識も経験ない主人公の畑井。

     知識も経験もない彼がなぜ選ばれたのか?

     そして、清算手続き中に消えてしまう2億円が入った通帳と主人公の相方。

     2億円はどこにいった?何で通帳が消えたのか。

     2億円の通帳が消えてからが本番のホワイダニットのミステリーです。

     はじめの会社の解散手続きあたりは、正直、淡々と粛々と話が続くので、何か退屈感があったのですが、2億円の通帳が消えてから次々に事件が起こり目まぐるしくなってきて、その辺りからは、これどうなるの?感が楽しかったです。

     ただ、あまりにも話が広がり過ぎて、これ本当にまとまる?とは思いましたが、納得するかどうかは別として、こういうまとめ方もありなのかな?とは思いました。

     とか言いつつ、私はいろいろモヤッとしたかなぁ。

     ミステリーのルールっていうのはよくわかっていないのですが、この程度のネタバレなら大丈夫だと思うのですが、全ての謎の解がないんじゃないか?あるいは中途半端じゃないかとは思います。

     しかし、リアルな面でいけば、謎は謎のまま終わることもあるし、そもそも問題自体は解決されることがなかったりするし、本作品は本作品でこういうものなのかもなと思ってます。

     なるべくネタバレなしで感想を書くのは難しいなと思いつつも、私がこの本を読んだ感想は、モヤッとボールを投げたい、でも確かに途中は楽しかった…

     この2つの感情が入り乱れる、そんな作品だったと思います。

     何か気持ちが「清算できないような…」

     リアルな会社の清算手続きもそんなものなのかもしれませんね。

     

  • Amazonの紹介より
    明日、会社がなくなる。 最後に残った二億円、俺がもらってもいいはずだ。
    広告代理店「八千代アドバンス」は、経営悪化により、会社を解散し清算することが決まる。制作部の畑井伸一は、総務部長に任命され、経験のない会社解散の手続きを担当することに。そんな中、負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。虎の子の二億円の行方を捜す畑井の前に次々と巻き起こるトラブル。金を取り戻し、八千代アドバンスの秘密を“清算”することはできるのか?



    伊岡作品というと、嫌な人の描写が抜群と思うほど嫌な気持ちにさせるのが上手いのですが、今回も発揮していました。
    ただ今回は、今までとは違い、比較的ジャブのような「悪」を突きつけてくるので、「どいつもこいつも」と思った人が多く、イラッとするばかりでした。

    そんな人達に耐える主人公には、お疲れ様でしたと言いたくなりました。なんでもイエスではなく、しっかりと自分の意見を持つことが大切であるとしみじみ感じました。

    今までの伊岡作品と比べると、「悪」といった面では控えめかなと思いました。むしろ、経営悪化から始まり、会社が完全になくなるまでの清算を主人公が奔走するといった展開やお金をなぜ盗んだ?といったミステリー要素が強調されていた印象でした。

    清算に至るまでの道筋をあまり知らなかったのですが、倒産してハイ終わりではなく、従業員のケアやお金関係などあらゆる苦労があって、大変すぎるなと思ってしまいました。
    それにちょっかいを出す人達。まぁムカっとするばかりで、
    した。特に女の元総務課長には胸糞悪かったです。

    実際にそういった人がいるかと思うと、不幸を楽しむ人に天罰がいつか訪れてほしいと思うばかりでした。

    さて、一番の注目は、「なぜ持ち逃げしたのか?」です。
    次第に見えてくる驚きの真実、そしてその背景にある様々な事件。色んなことが絡み合っていく描写は、今後どうなっていくんだろうと心を掻き立てられました。

    企業サスペンスというと、池井戸さんが頭に浮かぶのですが、今回の作品は、そういった作品とは違い、嫌味たらしい人達の描写が際立っていて、一味違った作品でした。
    ただ、今までの伊岡作品でみると、比較的悪意が弱めでしたので、ちょっと物足りなさはあったものの、ミステリーとしての面白さがあって楽しめました。

  • やはり伊岡さんは面白いな

  • 倒産と解散・清算の違いがわかった。みな身勝手な性格の人ばかり。救いが主人公の畑井と社長の横井と思っていたら、犯人はそこだったとは…。切ない気持ちにもなった。誠実な畑井にいい職場がみつかるようにと願うばかりだ。

    「人間の原動力は、励ましや同情よりも怒りや反発の気持ちと知った」と、畑井の言葉は重い。

  • 柔かめの池井戸作品かなぁ…なんて思いながら読み始めたが、何せ 一筋縄では行かない「伊岡瞬」作品だし、何よりこっちは 様々なミステリー作品で著者の思うがまま掌の平で ぶりんぶりんに転がされ続けてる 「ミステリー作家不信」なのだ。
    そぅ思うと第一章からの丁寧な「ふり」全員怪しい……

    第二章で本題の事件が起きるが、時同じく別の事件も起きて
    「繋がりがあるのか?」「なら何故?」「黒幕は?」ばかりが 増え (いつも通り(泣)) f(^_^) 何もわからないまま第三章 解決編へ 。

    多少 無理やり感っと言うか…ギュっとした感はあるが、事件の解決はもとより、心のもやっと感もしっかり回収していてくれた。

    ただ、途中 主人公:畑井が仕事は任されているが、基本的に信用されていない 等 同世代のサラリーマンにはどぅしようもない辛さが襲って来た。
    が、未来のなぃ仕事でさぇ真摯に向き合い、しっかりとやっていれば、こんな年でも 見ている人は居るのだ!っと希望もあるのだと気付いた。

    北見-草野の後日譚(畑井評)は少し触れてたが、この辺りのグルーミーな連中の後日譚は文庫版で触れて欲ぃかな。

    っと 今回も一筋縄では行かず一癖も二癖も 伊岡劇場でした♪

  • なんだか物悲しい気持ちになった。

  • 一気に読み終わったけど、最後に色々と詰め込み過ぎてて何度か読み返さないと頭に入らなかった。読み始めにはまったく想像もつかないオチだった。

  • 大きな会社の理屈はわからないけど、正直ものが損をする構図はいつの世も同じか。主人公の家族や周囲には心ある人たちがいて良かった。

  • 会社の「精算」。2億円が消える、という設定。
    その結末がわかりにくくて。それほど重要でもなかった人物が真犯人だったり、一気読みしていないとちょっと出ただけの登場人物のことは忘れてしまっていて。なんだこりゃ、という感じでした。

  • 経済小生かと読み始めたら、推理小説だった。伊岡さんなのだから予測出来るだろうに、どうも、このところ感が働かない…。謎解きは、こんがらがって何度も読み返す。「性分はどうにもならない」けど、こんなお人好しいるかなぁ。

  • 2024-030
    もし、自分が清算会社に行かされたとしたら、主人公みたいには絶対にできないし、やりたくもない。お金の真相がわかったときには、少しびっくりした。

  • 広告代理店「八千代アドバンス」が経営悪化により清算へ。手続きを任されたのは畑違いの制作部の畑井。懸命に作業を進める中負債の返済用資金二億円が社員と共に消え、殺人事件まで...。経済色が強い小説かと思ったら本格ミステリー、ストーリーテラーの面目躍如。

  • 2023/11/30リクエスト 11
    解散することになった八千代アドバンス。
    その清算をするために残された畑井。
    その最中、2億円の残高のある通帳と印鑑が紛失してしまう…
    伊岡瞬の作品っぽさは無い。
    期待していただけに残念。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』(『約束』を改題)で、第25回「横溝正史ミステリ大賞」と「テレビ東京賞」をW受賞し、作家デビュー。16年『代償』で「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、50万部超えのベストセラーとなった。19年『悪寒』で、またも「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、30万部超えのベストセラーとなる。その他著書に、『奔流の海』『仮面』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』『残像』等がある。

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