決定版 V字回復の経営 2年で会社を変えられますか? 「戦略プロフェッショナル・シリーズ」第2巻
- KADOKAWA (2023年4月26日発売)


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本 ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784041127957
作品紹介・あらすじ
7年連続の負け犬事業を救え! 2年で黒字化できなければ閉鎖
1兆円企業のトップが下した宣告に事業再生専門家と社内ミドルがタスクフォースを結成し、改革セオリーと熱き心で驚異の復活を成し遂げた、その全貌。
シリーズ累計約100万部の名著が書き下ろしノンフィクションで刷新!
なぜ、悲惨な敗北事業の再生に戦略プロフェッショナルは挑んだのか?
世の経営者も事業再生専門家も逃げ出す仕事がある。破綻同然で死の谷の底をさまよう負け犬事業の再生だ。だが、挑む者もいる。シリーズ第2巻の本書では、40代から事業再生専門家として危機の現場に身を投じ続けてきた男が50代で最大の試練に挑む。7年連続赤字、歴代の事業本部長は改革に失敗、事業閉鎖までの期限は2年。1兆円企業が抱えた窮地の事業の再生に、一体どう切り込むのか。
本書は日本航空や日産自動車と同様に、完全復活を成し遂げた改革の軌跡を明かす唯一無二の改革戦略書+人生論である。
【目次】
プロローグ
第一章 【壊創変革のステップ・1】成り行きのシナリオ
第一節 堕ちた組織
第二節 二年で事業撤退の社長宣告
第二章 【壊創変革のステップ・2】組織を覗き・触り・嘗める
第三章 【壊創変革のステップ・3】改革フレームワークの共有
第四章 【壊創変革のステップ・4】改革シナリオを組み立てる
第五章 【壊創変革のステップ・5】トップのサポートを得る
第六章 【壊創変革のステップ・6】社員を一気に束ねる
第七章 【壊創変革のステップ・7】愚直に熱く実行する
エピローグ
本書は日本経済新聞出版社より2013年6月に刊行された『V字回復の経営【増補改訂版】』を全面的にノンフィクションの書きおろしに改め、更に「経営ノート」を始め大幅な加筆をした決定版です
感想・レビュー・書評
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最高にしびれる本だった。
これは2年で回復できなかったら撤退すると言われた事業を組織変革を元に変えていくという話。
通勤時に読んでモチベーションをあげていた。
マジで頑張ろうってなるし、黒岩さんカッコイイし、ああいうプロ経営者になりたいなと思うようになってきました -
文句なく素晴らしい本。
他の方の書評に大企業あるあるがたくさん書いてあると書かれているが、かつて本書を初めて手に取った時、まるで自社のことをのぞかれているのではないかと感じるほど、リアルな記述がたくさんあり、びっくりしたものだった。
とても嬉しいのは、数年ぶりに再読してみたところ、かつてほどこの本に書かれている事が、自社に状況に当てはまらなくなっていることを感じたことだ。もしかすると、自分が勤める会社はよくなってるのかもしれない、そう思えた。
ある意味この本は、自分が所属する組織のリトマス試験紙のようなものになっているもしれない。
将来、もしかすると自分は経営の一翼を担っているかもしれない。その時には、この本で指摘されている課題が自分の会社にどの程度当てはまっているか、どれくらいその課題を克服できているのかをチェックする事が有用であろうと思う。 -
負け犬会社の典型が非常によくわかった本でした。何度も何度も戻ってきたい大事な本です。
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大企業あるあるが書いていて面白い。
面白いだけでなく、自分の反省にもつながり、モチベーションがあがる。
前半の戦略論と組織論に関する教訓は参考になる。(後半はサクセスストーリー)
ノンフィクションをうたっているが、社員のインタビューの受け答えが都合良い感じがして少し気になった -
リーダー研修で女性のVPがこの本を読んだきっかけで、戦略とかVPに興味を持ったって言うのを聞いて、早速読んでみた本。
このシリーズのオレンジのやつは既に読んだことあって面白かったから興味深くかったのと、ストーリー仕立てになってるから、分厚さの割にはスルスル読める。
三枝さんの話はストーリー仕立てになりつつ、エッセンスを抑えてくれてるからわかりやすい。
保存版にしようと思う。
こういう戦略自分でできたら楽しそう!
著者プロフィール
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