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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041128107
作品紹介・あらすじ
一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。
雨風をしのぐため他の乗客らと共に近くの廃墟へと避難するが、そこはかつてある宗教団体の信者が集団死したといういわくつきの建物だった。
その夜、乗客たちが次々に殺害される事件が発生。建物からの脱出を試みた耕平は、恐ろしい姿をした怪物に遭遇し意識を失う。
目を覚ました時、耕平は事故を起こしたはずのバスに乗っていた。その後、まったく同じ流れで繰り返される殺人事件を体験し、耕平は自分がこの夜を『繰り返している』ことに気づく。
「俺は、タイムループに陥ってしまったのか……」
何度『繰り返し』を経験しても誰も救えず、『繰り返し』からの脱出もできない耕平の前に現れたのは、怪異譚蒐集のため、この地を訪れたホラー作家、那々木悠志郎であった。
みんなの感想まとめ
物語は、親友を失った青年が、恋人と共に慰霊祭へ向かう途中で遭遇する恐怖の体験を描いています。廃墟と化した宗教団体の施設で、彼と他の乗客たちは次々に殺害され、主人公はタイムループに陥るという衝撃的な展開...
感想・レビュー・書評
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シリーズ4の一冊。
今作はカルト宗教の廃墟施設での惨殺事件。
かなりのホラー感。
しかも親友を失った青年が体験する、繰り返しというループホラー。
トラウマのような過去を繰り返すことほどつらいものはない。
せつなさと気の毒感と絶望感のループの中に現れた救世主のような那々木たち。
次第に明かされるこの怪異の謎、結局いつも通り目が離せない展開に。
繰り返す世界を終わらせる鍵はどこにあるのか…冷静沈着な那々木の考察、胸を打つせつなさと読み応えあり。
そしてシリーズお約束のポイントも。
でも嫌な予感、これがずっと絡んでくるのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の最後まで目が離せない!!
那々木悠志郎シリーズ第4弾!
天田耕平と恋人の真由子は、1年前の火災事故の慰霊祭へ向かう。
途中、バスの事故で立ち往生し、近くにひっそりと佇む白無館《はくむかん》へ避難する。
通称『邪宗館《じゃしゅうかん》』と呼ばれるこの廃墟は、宗教団体『人宝教《じんぽうきょう》』の施設であった。
大量殺人事件のあったこの廃墟施設内で、また殺人事件が起こる——。
『ナキメサマ』『ぬばたまの黒女』『忌木のマジナイ』に続く『邪宗館の惨劇』は、全ての作品の繋がりが重要なポイントとなります。
きちんと順番に読んだ方が良いです。
神道、邪教、密教、新興宗教……絶対おもしろいやつ!゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
しかもそれだけじゃない。
タイムループしてる!SF(°д° )⁈
自分がループしている事を真由子に説明している場面。
「『タイムループ』だよ。ほら、同じ時間を何度も繰り返すってやつさ。そういう映画、前に一緒に見たことあったよな」 「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいな?」 「いや、厳密には『恋はデジャ・ブ』なんだけど……まあいいか。とにかくそういうことだよ。わかるだろ?」(本文より)
『恋はデジャ・ブ』!!!
懐かしい♡
阿泉先生、きっと同世代や……笑
那々木悠志郎& 浦辺コンビが相変わらず微笑ましいやり取りで好き♡
著作に絶対の自信をもつ小説家、那々木の偉そうな態度笑(*´˘`*)
宗教モノの作品は多いが、人宝教は中でもグロテスクな宗教だ。
ある意味で、夢が詰まっている。
話の構成がよく考えられていて、最後の最後まで何が起きるか油断禁物です。
これはどの作品にも共通して言える。
これだからホラーミステリーはやめられない。
さすがです!!(º﹃º ) -
同シリーズ4作目。また前作とは違う構成で、クローズド風ミステリにSFホラーが強く混ざっていた。エンタメ性が高く思わせつつもやはり芯がしっかりしていて、緩急つく展開は楽しい。前回を踏襲し、2作目までとはまた違った感じ方になる那々木のクセも面白い。そして最後の最後お約束に思えてくる隠し玉、違和感を感じるところはしっかり回収があるのはやっぱり好き。終わり方はこれまでと違いすっきり感低めで、そして今後が気になる。
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怪物の正体とラストに驚愕した!
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同じ一日を繰り返しループする怪異。
イレギュラーはあっても結末が変わらないとこれに救いの無さを感じてしまいました。
その怪異に真正面から突っ込む那々木さんと裏辺さんペア(笑)ここだけ喜劇ですね(笑)
最後の答え合わせまで気を抜かずに読み進めて、ちょっとずつシリーズの根幹の謎が顔を見せ始める。
続きが早く読みたくなる〜! -
「愚かで浅はかで疑い深く信じ難い、救いようのないほどに惨めな人間であることに誇りを持っている」の一文にグッときた。怪異に執着するけど、だからといって怪異になろうとも迎合しようとも思わない。
これからはVS人宝教がメインなのかな?全然関係ない怪異の話も続けてほしい。散々引っ掻き回しておいて「じゃ、もう終わったから興味ないんで」みたいな那々木さんが好きなんだ。 -
怪物ですね仏様
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時戻りの解釈が好きすぎる
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サクサクとタイムリープが進むのが良い。後半そうなんだろうなぁと思っていたら最後の最後にあららと。間の作品読んでないからちょっと抜けているかもしれないけれど面白さはちゃんとある。
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最新作が出たので、ひっぱり出して来て急いで読みました!
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3冊目
他の2作品とは違いを出してきています
このストーリーだとミステリーとかホラーとかSFとか何でもアリって感じ(笑) -
タイトルに惹かれて読んでみました。
この作家さんの作品は初めてだったのですが、どうやら登場人物は以前の作品から継続して登場しているようなので、シリーズものなのかな?
内容はタイムループオカルトホラーと言う感じで、幕開きは映画「ファイナルデスティネーション」を想起させる始まりにワクワクしましたが、ちょっと想像力が刺激されず物足りなかったかなぁ…
オチの付け方などは好きだったのでOVA化で直接描写したらいい感じになるのではと思いました。
優先順位は下がりますが、他の作品もいつかは読んでみたいなとは思いましたので、次のオススメございましたら、コメントいただければ幸いです。 -
タイムループとホラーとミステリーが絡んだ贅沢な設定。主人公がどのようにループを抜けるのか、なぜループのなかにループと無関係な那々木たちが入り込んだのか、過去の火災事故との関連は、など謎が多く気になる展開。明かされる真相にもびっくり。
著者プロフィール
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