味ごよみ、花だより (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 80
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041128237

作品紹介・あらすじ

小石川御薬園同心の岡田弥一郎は、同輩の佐々木六郎太に誘われ上野の小料理屋にやってきた。そこで弥一郎は、思わぬ人物に再会する。数日前、彼は、女性のお供を連れた老爺が道端で苦しんでいたのを助け、小料理屋まで運んだのだった。その時の女性が、目の前にいる時枝だった──。優しさを秘めながらも、言葉にできない弥一郎と、自らの苦境に耐え続ける時枝。二人の再会は偶然か、それとも運命なのか。書き下ろし時代長篇。

感想・レビュー・書評

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  •  こちらも感想をUPするのを忘れていました(-"-;A ...アセアセ

     こうしたシリーズは好きなので続きが楽しみです♪

  • 花の味ごよみシリーズの新シリーズ。
    弥一郎が主人公です。
    前のはなが主人公シリーズよりずっと読みやすい!!
    登場人物たちがガチャガチャしてないから、イライラしない笑(いや、時江の妹の芙美にはイライラしたか)

    弥一郎の同僚・六郎太の行きつけの「お多福」も、弥一郎の新しい行きつけのお店「浮き島」のご飯も、とてもおいしそう。

    これからの展開に期待。

  • 小石川ご薬園の同心岡田弥一郎は、佐々木に連れられ小料理屋にやってきた。
    そこで思いがけない人物に再会する。
    優しさを秘めながら、言葉にできない弥一郎と自らの苦境に耐え続ける時江。二人の再会は偶然か、それとも運命なのか。

  • はなの味ごよみのシリーズでは、何度ももう、弥一郎で!と思って、弥一郎が報われないのがひっかかっていたので、このシリーズがあってほんとに嬉しいです。

  •  「喜楽屋」のはなと武士の結城良太の関係で物語が進んできましたが、良太が武士から町人になって2人で「喜楽屋」を切り盛り。良太の同僚でもあった(はなの後見人)小石川御薬園同心の岡田弥一郎にスポットが当たってきました。今回は泉屋勘九郎が具合が悪い時を助けたことが縁となり、その孫、時枝との出会いが始まります。謙虚な2人を、六郎太がいい間合いで取り持っています。次回が楽しみです。高田在子「味ごよみ、花だより」シリーズ№11、2022.8発行。

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著者プロフィール

高田在子
一九七二年、神奈川県横浜市生まれ。相模女子大学短期大学部国文科卒業。二〇一五年『忍桜の武士』(白泉社)でデビュー。著書に「はなの味ごよみ」シリーズ(角川文庫。全一〇巻)、『茶屋占い師がらん堂』(ハルキ文庫)などがある。二〇年八月より「まんぷく旅籠 朝日屋」シリーズがスタートした。

「2023年 『まんぷく旅籠 朝日屋 あつあつ鴨南蛮そばと桜餅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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