天穹の船 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041128282

作品紹介・あらすじ

江戸末期、船大工の平蔵は難破したおろしあ人の船造りを請け負うことに。異人を憎む声が高まる中渋々ながら引き受けた平蔵だが、おろしあ人の温かい心に触れ徐々に考えを改めていく。一方、世間では攘夷派が暗躍し始めていた。その中にはかつて生き別れた幼なじみ・士郎の姿があった――。別々の道を歩んだ2人の人生が交差する時、思いもよらない真実が浮かび上がり……。激動の幕末を生きた人々の熱い姿を描いた、著者渾身の時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったんですが、最後の方でこの人が誰でどういうことをやってる人だったっけ?と確認しながら読むことが大変でした。終わり方が良かったのでちょっと読みづらいのは残念に思いました。

  • 202210/おろしあ人達との交流で考え方等が徐々に変化していく様子や、船作りの描写が丁寧で、大変さ・職人の見事さがより伝わってきたのも良い。平蔵と士郎の関係にはとても驚いた…。

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著者プロフィール

篠綾子/埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』でデビュー。主な著書に『白蓮の阿修羅』『青山に在り』『歴史をこじらせた女たち』ほか、成人後の賢子を書いた『あかね紫』がある。シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」「江戸菓子舗照月堂」など。

「2023年 『紫式部の娘。 1 賢子がまいる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠綾子の作品

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