- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041128923
作品紹介・あらすじ
混沌のなかで祈り、立ち向かい、打ちひしがれながら野に生きる者たち――。「火狩りの王」本編の登場人物をはじめとした様々な人物の人生を描いた6つの短編と、最終戦争末期を舞台にした「旧世界」を収録したシリーズ外伝。
感想・レビュー・書評
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随分と忘れてしまったので、こんな人いたなぁという程度でしか認識できず。
なんとなくどの話も中途半端に感じてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
外伝というと物語のその後、希望に満ちた後日談を想像してしまうのですが、さすがこのシリーズはそうはさせてくれません。灯子や煌四によって変わったこの世界がよくなっているのかすら分かりません。旧世界の話しもとても辛いです。しかしそれがあってこの火狩りの王の物語につながるのだなと思います。自分の希望的想像と違うこの物語の、「未来」を読まなければよかった。いや読んでなお世界観が広まったと思える、他者とは一線を画す外伝です。
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人を中心に描いてくれていて、外伝が一番面白かった
まだ世界に明らかな救いは無いけれど、なんとなく、どの話も光明が見える
そんな短編集 -
本編登場人物(?)の後日談、または過去談。
世界観にどっぷりはまります。
これは、本編をちゃんと読んでから読むべき本です。 -
第一話はいかにも村の話という感じで読むのが辛いところがあったけど、気付いたら引き込まれていた。後日談の第五話、第六話は必読。