死にかけ悪役令嬢の失踪 改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA (2022年9月1日発売)


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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041129012
作品紹介・あらすじ
悪役令嬢に転生したけれど、シナリオとは真逆の平穏な生活を送るシレーナ。しかし義妹と義母のドジで命の危機に! 家庭教師のフォードに救われるが、「君を帰すわけにはいかない」そのまま彼にさらわれてしまい!?
感想・レビュー・書評
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仲のいい家族と平穏に暮らしていたはずのシレーナ。でも、シレーナが頑張り過ぎなのでは?とか、家族は何をしている?とか思うことが多くて、もどかしくなる。本人がその状況を変だと思っていないから余計に。命の危機から助かっても、フォードに頼ることも、自分のことを閉じ込めるフォードのことを責めることもしないシレーナ。自分が我慢していること、そんな必要がないことに早く気が付いてほしい。と思わずにはいられなかった。「悪意はない」そんな言葉では片づけられないシレーナの周りの人たちの言動。その人たちが早く変わって、シレーナが心から笑って会えるといいな。と思った。
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この作者さんの書く主人公は、自分のことより他人を優先してしまう自己犠牲の思い込みを、思い人に解いてもらうパターンが多いのかな?私は好きですが。
「悪意はないのに近くにいると疲れる人」という存在が、イマイチボケてて、私には理解出来なかった。が、自分の善意を押しつけて、意にそう事を望む家族として読めば、まぁわからないこともないかと。ちょい苦しいかな。
海への憧れが伝わってくる話でした。でも、この題名する必然性はあったのかねー。
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