失格聖女の下克上 左遷先の悪魔な神父様になぜか溺愛されています (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 31
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041129029

作品紹介・あらすじ

冤罪で次期聖女の座を奪われ、田舎町に送られたコルネリア。しかし赴任先の教会の神父・クラウスは正真正銘の「悪魔」だった! 契約を迫られ恐怖するコルネリアだが、彼との生活はなぜか優しく温かくて……?

感想・レビュー・書評

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  • 聖女候補のコルネリアが冤罪で地方のシスターとされるが、その村の神父は悪魔だった。

    結局、とっても優しい破滅の悪魔に絆されて、協力して裁判という真っ当な手段で冤罪を晴らし、婚約者だった王子を断罪する。

    手に入れた平和なシスター生活と悪魔な神父への恋心にコルネリアは…。

  • 二度も陥れられたネリネの反逆の一手が、まさしく逆転裁判で大変興奮した。
    そこで、あんなに完璧な証言者が出てきてくれるとは。
    悪魔で神父な彼も頑張ってくれたんだけども、それを引き寄せたのはネリネ自身の力。
    あくまで保護者な立ち位置で見守ってくれていてんだよなあ。
    後日談までは。

    本編はネリネの冤罪を晴らし、彼女の今後の平穏な生活を保障するまでの物語。
    そして、悪魔の彼を受け入れていくまでの物語。
    何しろ追放れるまで聖女とされていたネリネにとって悪魔は天敵だ。
    「甘やかしに来た」と言われても簡単に受け入れられる訳がない。
    何故ネリネを悪魔が甘やかすのか、その理由も本編終盤になるまで分からないし(ネリネ視点からだと後日談の終盤になるので、もっと遅い)

    ネリネの足元と気持ちが固まってからの後日談。
    二人の関係性の決着としては後日談が本番である。
    悪魔と元聖女候補のシスターの恋の行方は。
    今まで散々甘やかしていたのに、いざ彼女から想いを向けられたら日和っていた彼の本音は。
    最後まで目が離せない物語だった。

  • めっちゃ!!!!!! 良!!!!!! すき!!!!!!!!! ありがとうございました!!!!!!!!!!!
    気丈だったり何もかも諦めたような、自分の痛みに鈍くあろうとする女が立ち止まって決壊するの、すきなんだよな…………良かったです…………。
    ア~~続刊が楽しみだナ~~!!! って思ってたら綺麗にかたがついてしまった!!! いや終わってはいないが!!
    これからもネリネちゃんとクラウスの頑張りが見たいよ~~、見たいよ~~~~!!!!!!

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