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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041129111
作品紹介・あらすじ
避暑のため軽井沢に滞在する滋と謙三。サイクリングに出かけた先で急な夕立にあい、古びた洋館に泊めてもらうことに。2人を手厚く出迎えたのは、10年前に行方不明になった世界的サーカス王の遺児、剣太郎だった。ところがその夜、怪しい足音を聞いた滋と謙三が剣太郎の寝室をのぞくと、ベッドの天井が突然下がってきて……?
名探偵・金田一耕助の大人気シリーズ。金田一と怪獣男爵の対決が、ここに幕を開ける!
みんなの感想まとめ
不思議な洋館で繰り広げられる大冒険が魅力の作品で、主人公の滋は名探偵・金田一耕助と共に、行方不明のサーカス王の遺児・剣太郎と出会い、様々な謎に挑むことになります。軽井沢の避暑地での出来事は、少年たちの...
感想・レビュー・書評
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滋と謙三が避暑先の軽井沢で偶然に立ち寄った洋館。その主は10年前に行方不明になった世界的サーカス王の遺児・剣太郎だった。そこから巻き起こる大冒険!滋は金田一耕助とともに謎へ挑むことになる!
『少年クラブ』に昭和26年から一年間にわたり連載された長編ジュヴナイル小説。中学生の滋が体験する奇妙な出来事たちにハラハラする。謎の洋館!隠された大金塊!そこへ導く黄金の鍵!同じ顔の少年!迷ったら出られない迷宮島!などなど、少年をワクワクさせる要素てんこ盛りな一冊。
様々な陣営が金塊を狙い入り乱れるスリリングさ。その中でも滋たち少年の知恵と勇気が揺るがず、まさに黄金の鍵となって謎や事件を解いていくところがアツい。それにしても、鍵の隠し場所―!って思わずツッコみたくなる(笑) あと、迷ったら生きて出られない迷宮島を観光地化は大丈夫なのか?
あと、滋のこの言葉が好きだなあ。決して説教臭くなく、あくまでジュヴナイルとして自然と心得を落とし込んでいるのが響く。これは大人も心に刻んでおきたい言葉。
p.67
なんでもないことにもよく気をくばり、注意ぶかく目をみひらいていたからこそ、この人はえらい名探偵になれたのにちがいない。そして、そのことは探偵にかぎらず、どんな仕事にも必要なことなのだから、じぶんもこの人といっしょにいるあいだに、できるだけ見習うようにしようと、滋は考えたのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジュブナイルを読んでると少年になったような気分になる。かっこいい名探偵の金田一先生と思いきや、防御率はいつも通り。
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2022/09/15読了
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横溝正史の少年探偵もの。不思議な洋館に秘密の鍵、大捕物、そして孤島に広がる大迷路…。ジェットコースターのような展開に引き込まれる。
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