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Amazon.co.jp ・本 (326ページ) / ISBN・EAN: 9784041129883
作品紹介・あらすじ
学生という生き物は、日々「わからないこと」の答えを探している。
明日のテストの解答、クラス内の評判、好きなあの子が好きな人。
かく言う僕・竹久優真も、とある問いに直面していた。
消しゴムに書かれていた『あなたのことが好きです』について。
それは憧れの文学少女・若宮雅との両想いを確信した証拠であり、しかしその恋は玉砕に終わった。
つまり他の誰かが?
高校に入学した春、その“勘違い”は動き出す。
「ちょうどいいところにいた。ちょっと困っていたとこなんだよ」
太陽少女・宗像瀬奈が拾い集めてくる学園の小さな謎たち――
それらは、いくつもの恋路が絡みあう事件《ミステリー》だったんだ。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
青春の恋愛模様と文学作品の解釈が巧みに絡み合う物語が展開されます。学園内でのさまざまな人間関係や感情のすれ違いが描かれ、特にキャラクターたちの思いが文学作品を通じて深まっていく様子は、読者に新たな視点...
感想・レビュー・書評
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タイトルが面白い。一般的な文学の名作の、違う解釈で進めるのがなかなかに面白かった。
ただ、前半は一話完結型なのか、連作短編集なのかよくわからず戸惑いがあった。ゆったりとした日常の中を描写しているのは悪くないが推進力不足なのだ。安易にハーレム展開やラブコメ展開に舵を切らないところは評価できるものの、もうちょっと読者の気を惹くもの(例えば事件や何かしらの異変など)があっても良かったのではないか。後半に至り、様々な視点が見えてきて面白さが増してくるので前半さえしっかりしていれば……と思ってしまう。 -
文学作品の解釈と登場人物たちの思いが重なる青春群像劇。つまり私特攻!
1巻はさまざまな文学作品、2巻はシェークスピアを中心に文化祭の話ですが、2巻のカフカ『変身』との重ね方は本当に天才だと思う。震えた。
作品解釈自体もそうだけど、キャラによって作品の捉え方が違っていたり、作品を通してそれぞれが見えてくる構成がとても良き。
そして相手の感情さえも読み間違えてしまうすれ違いや臆病さ、それも含めて好意に紐付くような恋愛模様。過去も含めて、かなり切ないです。
続き読みたい〜。
学校の不思議なことを解いていくというストーリーラインも、ある種物語解釈だし、人々の思いも含めて、その"【読み』を読み間違える。"
タイトルも聞いててとても好きです。 -
古典の名作について、主人公がちょっと捻くれた感じの独自解釈をしていく小説?と思いながら読んでいたら、古典作品をモチーフにした群像劇でした。しかも、登場する「僕ら」が相手に向ける感情が絶妙にすれ違っており、まさに人間関係における「読み違えた」状況が形成されてしまっているのですね。その結果、「僕ら」の間に緊張感が漂いますが、その緊張感がまさに「僕ら」が王道の青春時代を過ごしていること示しているのだろう。そんなことを考えながら読了しました。続きを読むのが楽しみです。
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彼女のスベスベ
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日常の真実は、誰も知らない。
うーん、これはかなり良かった。噛めば噛むほど味が出てくる青春物語。
手紙の差出人や消しゴムの持ち主などの、嫉妬から来る嘘やちょっとした勘違いを元に展開する日常ミステリー風作品で、本作独特の渋い面白さを感じる作品。
恋愛系青春作品、文学作品のオマージュ、日常ミステリーという3つの要素が絡み合った作品だが、本作は物語の1つの芯に3つの要素を絡めている為か、どっちつかずにならず、各要素が見事にマッチしていると感じた。
登場人物が皆、身に覚えのある捻くれて方をしていている所も中々良かったです。
水鏡月聖の作品
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