皇帝の薬膳妃 紅菊の秘密と新たな誓い (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041130209

作品紹介・あらすじ

伍尭國(ごぎょうこく)の妃と薬膳師、一人二役の生活にも慣れてきた董胡。
王宮で自らの侍女たちや、時折宮に訪れる皇帝・黎司に薬膳料理を振る舞い、皆の笑顔に喜びを感じていた。

ある日、董胡は、黎司と敵対する玄武公・亀氏(きし)一族の皇太后からお茶会に招かれる。
玄武公らはずっと董胡を見くびっていたが、ついに黎司の董胡への寵愛ぶりに目をつけたようだ。
皇太后から怪しい茶を出されるが、董胡は機転を利かせ、何とかその場を乗り切る。

しかし後日、玄武公より新たな侍女頭として王琳(おうりん)という女性が派遣されてきた。
玄武公の間者らしき彼女に、董胡たちは警戒を強めるが――。

真っすぐで伸びやかな一人二役ヒロイン・董胡が王宮にはびこる悪習に斬り込む!
重版がとまらないアジアンファンタジー、待望の第3弾!

みんなの感想まとめ

物語は、王宮で薬膳師としての役割を果たすヒロイン・董胡が、敵対勢力との駆け引きを通じて成長していく姿を描いています。彼女は、悪習がはびこる王宮で自らの信念を貫き、周囲の人々を笑顔にするために努力してい...

感想・レビュー・書評

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  • 玄武公の性格が悪すぎて巻を重ねる毎に嫌いになっていくなか、息子の雄武も嫌な奴かと思いきや、悪いやつではなくて良かったと思えた。
    妹は玄武公に瓜二つ過ぎて、こちらも出てくる度に嫌になる。
    王琳も最初は嫌な人なのかと思ったが、董胡の人の良さを感じて思いとどまってくれて良かった。
    とにかく玄武公の失脚を願っている。
    そして早く帝には気づいて欲しい。

  • 皇帝の薬膳妃、シリーズ3作目。
    一人二役(以上?)のヒロインが活躍します。

    国は伍尭國(ごぎょうこく)。
    ヒロイン・董胡(とうこ)は孤児で医師の養子として育ち、男装で医学を学んでいた。
    ところが突然、玄武公の行方不明の娘・鼓濤(ことう)だと言われ、妃として宮中へ送り込まれてしまう。
    いつかは逃げ出すつもりで、若き皇帝とは距離を置こうとしていたが‥

    妃の薬膳師・董胡として料理を作って皇帝に出したところ、気に入られ、皇帝というのが実は、かねて憧れていた謎の青年・黎司(レイシ)だと気づく。
    妃の鼓濤としては、顔を隠したまま御簾ごしに会話する状態という綱渡り。
    普段は、自分で手直しした料理を侍女たちと仲良く食べる楽しい生活になっています。

    玄武公亀氏は、黎司の政敵。
    いずれ次の皇帝に愛娘の華蘭(董胡の異母妹)を嫁がせるつもりで、董胡のことは気にかけていなかったが、意外に寵愛されていると噂を聞き、一族出身の皇太后が董胡を招く。
    危ないところだったが、董胡は機転を利かせて乗り切る。
    その後、侍女頭として王琳(おうりん)という女性が送り込まれてくる。
    玄武公の間者と思われる王琳に、董胡たちは緊張するが。

    王琳は、宮中の妃としては当然の習わしを重んじて取り仕切り、董胡たちの気ままな生活が出来なくなってしまう。
    王琳が何者かを調べた董胡は、未亡人だという思わぬ過去の事情を知り‥

    玄武公の次男・雄武は、医学を学ぶ麒麟寮では、董胡と成績を争うライバルで、取り巻きを率いていじめにかかったこともある。
    行方不明になった董胡が実は女で、しかも異母妹、さらには帝の妃となったと後から知らされた。
    その過程で、父や華蘭の恐ろしさを目の当たりにすることともなる。悪い人間じゃなかったのね~。
    黎司の異母弟・翔司(皇太后の子)も、ある意味似た立場なので、ちょっとややこしい(笑)

    皇帝ではある黎司の立場は、盤石には程遠い。
    悪い噂を広められ、生母はすでに亡く、後ろ盾もないのです。
    玄武公とその一族との葛藤で、休む間もない。
    まだちょっと頼りないけど~ここへ来て、ある英断を…!
    秘密が多いのを隠すだけでも大変な董胡は、家族のこともよく知らず、これまでの政治にも疎く、難しい状況をどう泳ぎ切るか?

    設定と癖強い脇役には危険がいっぱいですが~
    医療にも薬膳にも真剣で、黎司にも一途。
    トラブルにはまりがちだが、まっすぐで気立てがいいヒロインに、少しずつ味方が増えていく。
    希望の見える物語、楽しみです☆

  • 似たような小説を他にも読んでいるのでゴッチャになりがち。
    ついに皇太后と接見。まだまだ敵は強い。
    そして王琳の正体がわかり、誤解も解けて良かった。
    意外な味方もでき、これからどうなるのか楽しみ。

  • 第3巻。
    体いい食べ物、必要な食べ物という視点で丁寧な料理をすることに憧れはあるけど、なかなか。
    物語は敵味方ともに姿を現し、思惑の一端が示された。抱えている秘密や事情が明らかになる時どうなるか、この先も楽しみ。

  • 玄武がやばすぎて読んでてしんどい。2巻はまだ平和だったんだなあ。

  • 何度も何度も狙われる命。11巻まで出てるけど、一体何度命を狙われるんだろう。レイシ様、とうこの思いが通じるといいなぁと勝手に願ってみたり、早く4巻読まなきゃ!!忙しい!!

  • 玄武の次男は、そんなに悪いヤツじゃなかった!

    新たに任命された侍女頭、王琳。
    玄武公の息がかかった者だと考えるのは至極当然のことで、だからこそ正体がわかって安堵しました。
    怒気で冷気を放つって震え上がってる茶民や壇々はかしましいけどいい子たち。

    董胡の出自が、垣間見えた巻。
    朱雀の姫も、なんだかんだと味方になってくれてそうで、少しだけ息がしやすくなりました。

  • 皇太后のお茶会に招かれた菫湖。
    お茶を振る舞われるも、不審なものを感じ機転を利かせて回避。
    しかし、今度は侍女頭として王琳がやってくる。
    平和だった玄武宮はギスギス状態。

    次から次へと、身内の玄武ほど敵だらけ。
    恐ろしすぎる。
    華蘭と尊武もヤバそう。菫湖よ、うまく躱してくれ。

  • 董胡の攻防に加え、皇帝黎司と玄武公との勢力争いも手に汗握る面白さで一気読み
    華流宮廷ドラマのような展開にワクワクします
    次々と直面する窮地を、機転と度胸と理性で乗り切る董胡から目が離せません!

  • 様々な人の画策や陰謀がありつつも、少しずつ仲間が増えていって良いほうへ向かっているのが分かる。恋とかはまだまだ先が遠いけど、次々と事件が起きるのが楽しく、どんどん読み進められます。

  • 2023.01.30

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著者プロフィール

尾道 理子(オノミチ リコ)12月31日生まれ、広島県在住。第5回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞し、作家デビュー。著書に『毒母の息子カフェ』「皇帝の薬膳妃」シリーズがある。

「2023年 『皇帝の薬膳妃 赤椿と蒼き地の波瀾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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