夢で見たあの子のために (11) (角川コミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 93
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041130513

作品紹介・あらすじ

兄弟を愛し、親を愛したがゆえに復讐を追い求めた千里と若園。闇の世界に生きるしかなかった一登と「火の男」。皆が一堂に会した時、彼らが得たモノとは果たして何だったのか?新サスペンスコミックついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • ずっと読みたかったシリーズ、ついに完結まで読めて良かった。
    一登、死ななくてよかったんじゃないのかな…
    でも沢山の人を殺してきてそういう結末しかなかったのか。
    最後の万里の笑顔が救われる。
    謎を追うにつれて、千里の周りがいつの間にか味方で包まれていく展開も良かった。
    次回作も楽しみ。

  • 夢で見たこの子=万里と共に、千里は父親として生きることを決めた。火の男と若園は自分のために、一登と千里は誰かのために奔走し、それぞれが然るべき罰を受けて双子の物語は閉じた。結果として落ち着くべきところにちゃんと落ち着いたって感じ。最後の対決シーンも結構ハラハラさせてもらった。千里の成長が見えたフィナーレでした。

  • たった1つの思い出が生きる支えになるってこと、ありますよね。

  • 遂に完結。
    若園を捕えようとした千里は逆に警察に保護され
    多治見の性格を見抜いた若園の方が一枚上手。
    若園は次の段階へ…
    千里は"視界の共有"で
    自分が一登に護られてる事を知ったが
    このままだと若園の思惑通りに…。
    自分のやり方で家族を護る一登と
    父親を殺した男に復讐するため
    命をかけた戦いを挑む若園。

    どう決着つけるんだろう?って思ってたけど
    駆け足っぽい感がありつつ
    最後は綺麗にタイトル回収!(b^ー°) 

    双子がやっとの思いで再会
    しかしそれは別れの時でもあり…
    夢で見たあの子。
    一登の想いも一緒に万里と共に


    *良い事も悪い事もあっての今日さ
    「こうすりゃ良かった」は明日のために使おうぜ


    *人を恨んで生きる事は
     自分で自分の時間を止めてしまうみたいだ


    5年間お疲れ様でしたm(_ _)m

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著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。

「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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