いつかこの失恋を、幸せにかえるために (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041131015

作品紹介・あらすじ

就活苦戦中の大学生・なつきは、社会人の彼氏・亮平との将来を夢見ながら北海道旅行を計画、楽しい夏休みになるはずだった。でも待ち合わせ場所に彼は来ず、スマホには「別れよう」のメッセージが……! 皮肉にもそこは「幸福駅」。突然の失恋に呆然とするなつきは、母を喪った不思議な父子と遭遇、一緒に旅をすることになった。帯広から襟裳岬、釧路へ――喪失を抱えたなつきと父子が旅の果てで見たものとは? 解説・作道雄

みんなの感想まとめ

失恋を経験した主人公の成長と希望を描いた物語が心に響きます。就職活動に悩む大学生・なつきは、恋人との楽しい旅行を夢見ていたが、思いもよらぬ別れに直面します。失恋の痛みを抱えながらも、偶然出会った不思議...

感想・レビュー・書評

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  • 中村航さん、一時期ハマって何冊か読んだことがあり、懐かしいなって思いながら読みました
    恋愛小説読みたいなって思ったら中村航さんを選んでた
    それくらい身近な恋愛で、かつ温かさを感じられる

    自分が傷つくのが怖いから
    嫌われたくないなって思うから、恋愛に対しては酷く臆病になる

    星の数ほど男はいるなんて、そんなのは全くの嘘だから
    銀河にある星の数をナメちゃいけない。だけどさ、そのトウキビの粒の数くらいだったら、これからの君は出会えるんじゃないかな?

    こんなことが、本文に書いてあった
    トウキビの粒の数もなかなかだと思いますが笑

    失恋は、悲しいだけじゃなくて、前に進む希望を連れてきてくれるものだってそんなことを教えてくれた

    幸福駅

    ずっと興味なかったけれど、切符を買いに行こうかなって
    どこにも行けなくても、幸福になるためにどこにでも行ける、切符だから

  • 2024/4/16

  • 就職活動に悩んでいるなつきは、恋人と二人で楽しむはずだった北海道旅行の初日に失恋してしまう。
    自棄になったなつきと、一風変わった親子が出会い、不思議な交流を深める一冊だ。
    さらさらとテンポよく、するすると読めた。

  • 中村さんのユーモアがまぶされた文体が好きなんだけど、今回はすくなめ。
    「めぐがよく眠れますように」、彼も来たのか。

  • 2022/11/27
    序盤から主人公が振られるところから話がスタートします。振られ方もだいぶかわいそうで、彼氏との旅行を計画していて現地に行ったのに、約束していた彼氏は来なくて、電話をしたらフラれるという展開です。しかも旅行の予定地は北海道。
    遠い地で振られた悲しみに自暴自棄気味になっているところにとある家族との出会いがあります。
    この家族との出会いが主人公の女性に転機をもたらします。
    落ち込んでいた気持ちが徐々に晴れていく様子が細かく描写として描かれていて、あっさりと読みやすい構成になっているような気がします。

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著者プロフィール

中村 航:1978年東京都生まれ。2002年日本大学卒業、2005年早稲田大学大学院修了。2011年博士(建築学)取得、Mosaic Design設立。2024年〜チュラロンコン大学INDA講師。2025年〜日本大学理工学部建築学科准教授。屋台から都市計画まで、いろいろな領域・スケールでデザイン・リサーチを行う。

「2025年 『海外・多拠点で働く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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