名将前夜 生涯一監督・野村克也の原点

  • KADOKAWA (2023年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784041131831

作品紹介・あらすじ

野村はあれだけの大監督でありながら、中学野球「港東ムース」でも指揮を執った異色の経歴を持つ。
昭和の終わりに誕生したこのチームは途轍もなく強く、未だ破られていない伝説の全国4連覇を達成する。
さらに、このチームには古田敦也よりも先に野村の薫陶を受けた一人の捕手がいた――。
初めて明かされる、野村と「0番弟子」の物語。
野村克則、井端弘和、G.G.佐藤、団野村、ケニー野村etc……
関係者の証言から野村と少年たちの濃密な日々を描く渾身のノンフィクション。

[目次]
序章  飾られなかったユニフォーム
第一章 野村克也の下に集いし少年たち
第二章 「ID野球」を少年たちに
第三章 少年たちに伝授する「野村の教え」
第四章 野村克也の胴上げ
第五章 日本野球、世界の頂点に
第六章 「野村監督は、本当のお父さんのような人です」
第七章 スワローズ2連覇、ムース4連覇!
第八章 港東ムース、無念の消滅─
終章  港東ムースが遺したもの
おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 古田敦也の兄弟子がいた…というと少々大袈裟だろうか。名将野村克也がスワローズ監督に就任する前、少年野球チームの監督を務めていた時代、少年たちひたむきに野球に情熱をそそぐ物語だ。なかでも一人の少年にスポットが当たるのだが、彼の生い立ちは野村克也と重なり、奇しくも野村と同じ捕手となり指導をうけ成長していく。彼がその後どういう人生を歩むのかぜひ読んでもらいたい。

  • ヤクルトの監督になる直前の野村克也。中学生の野球チーム「港東ムース」の監督を務めていた。後のID野球の原点とも言える采配の数々。中学生に対する指導が成果を挙げている。
    野球の原点は少年野球にあるという。名将野村克也の采配の原点を子供たちの視点から再現したノンフィクション。
    ライバルチームのエース井端を堀越高校に紹介する際、高校では内野手をやりなさいと助言したという慧眼が素晴らしい。

  • そうなのか…。『砂まみれの名将』と同じ頃に発売予定だったんだ。送られてきたそれを読んで内容も変えたと。中学野球の監督…。監督としての原点ここにあり。こちらもなかなか面白い!世代的にこの中学生が自分と重なるからなのかもしれない。

  • 感動の一冊でした。

  • プロ野球はあまり見ないのだが、野村監督は好きな監督のひとりである。
    なぜそう思うのか知りたくて読んでみた。
    港東ムースというチームがあって、監督をされていたことを読むまで知らなかったが、やはり少年野球の指導者に相応しい考えをお持ちの方でした。

    この本を読みながら、イチローさんは現役引退後の在り方として、野村監督から何かしらの影響を受けたのではないかと推察した。

    野村監督が指導されたように、私なりに野球を観る時は頭を使ってみようかと思った。
    そうしたら、野球の見方が変わると思う。

  • 書評はブログに書きました。
    https://dark-pla.net/?p=4302

  • 野村監督が少年野球の監督をやられていたとは知らなかった。
    著者は「詰むや、詰まざるや」でヤクルト時代に森・西武との日本シリーズ激闘を描いた長谷川氏。
    本書にもある「人を遺すは上」という野村語録があるが、主人公である田中氏をはじめ、野村氏を慕う方々がこれほどまでに多いこと。名監督、名野球人という以上にすばらしい方であったことが改めてよくわかる。
    少年相手に全力で指導する。野村監督は、本当に野球が好きだったんだな。

  • 「名将前夜」この本を一言で表すとしたら、これ以上にぴったりはまる言葉は他にないのだろう。
    今まだ知らなかった野村克也監督と、たくさん出会えた。出会えてよかった。

    著者の長谷川昌一さんが、この本を出版するまでの経緯を知ることで、一層感謝の気持ちが強まった。

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著者プロフィール

1970年5月13日東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクションライターに。05年より中野ブロードウェイに在住。『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』(白夜書房)、『私がアイドルだった頃』(草思社)、『ギャルと僕らの20年史 女子高生雑誌「Cawaii!」の誕生と終焉』(亜紀書房)、『いつも気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」』(集英社)、『詰むや、詰まざるや 森・西武VS野村・ヤクルトの2年間』(インプレス)、『生と性が交錯する街 新宿二丁目』(角川新書)他、著書多数。

「2022年 『中野ブロードウェイ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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