松雪先生は空を飛んだ 上

  • KADOKAWA (2023年1月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041132234

作品紹介・あらすじ

スーパー・パリットストアの総菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。通常の10倍量のサラダを前に困り果てる銚子太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたPOPをつける」という名案に救われる。それをきっかけに久世さんと仲良くなった銚子太郎は、ある日木から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう――。
既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。描かれる複数の男女の生活と歴史、そして見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる。時を経て、再び最終講話メンバーが集まった時、松雪先生の頭にあった計画とは――

みんなの感想まとめ

多様な人々の人生が交錯し、空を飛ぶという不思議な要素が組み合わさった物語が描かれています。新入社員の銚子太郎が、発注ミスで困難に直面する中、ベテランパートの久世さんとの出会いを通じて成長していく様子が...

感想・レビュー・書評

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  • 第一話 銚子太郎
    第二話 糸杉綾音
    第三話 常見得次郎
    第四話 高岡純成
    第五話 甲田果林
    第六話 堀田政子

    枝葉のように広がる人間関係は
    近づいては遠ざかりを繰り返しながら、
    松雪先生の存在や空を飛ぶ能力の謎の
    確信に徐々に近づいていく。

    まだ下巻が残っている、一体どんな結末が
    待っているのか予想もつきません。

  • 「ほかならぬ人へ」で好きになった白石さんの作品ですが、ここ数年相性がいまいちでした。

    というのは、やたら人生がうまくいきすぎていたり、男性にとって都合がよい(見た目も態度も)女性の登場人物が鼻についたりしていたからなのですが、本作は久しぶりに面白いなと思えました。
    もちろん、先述した気になる特徴はあるものの、それを超える面白さがあります。

    総合的なレビューは下巻を読み終えてから書く予定。
    下巻を読むのが楽しみです。

  • 説明もなく突然出てくる空飛ぶ人間の存在。少しずつ「松雪先生」にその秘密があるとおぼろげに分かってきて第六話で判明…したところでもういいやーとなりました。
    下巻で面白くなるのかもしれないけど、文章が合わないのかまったく読むエンジンがかからず。話に入り込めなくてこれ1冊読むのに数日要したのでもうやめます。

  • タイトル、装丁から面白そうな展開が待っている。
    そんな期待で上巻は一気読み!

    人間関係や時系列が少しずつ絡んで、こんがらがってくるものの重ねわくわくしながら下巻に。

    空を飛ぶって、SFや絵本の世界でしかなかったのに、なぜか違和感なく話は進んでいくのです(笑)

  • 様々な人生を送っている人が居るんだよ、というちょっとSF寄りのエンターテイメントの連作短編集…なのかなと、先入観も予備知識も無く読み始めてみたら、あれよあれよという間に読者もその謎に引き込まれ、時間も超越している。

    続きは下巻の感想で。

  • 途中からアレっ?つながってる?となる。
    よくあるパターンかもしれないが、なんせ登場人物多め。そしてきっと最後は全ての伏線回収…

    松雪先生という存在と、戦時中の落下傘部隊と、現代のヤオコーというスーパーと。
    会長の命を受けて人探しを始めるところからまとまっていく。
    下巻楽しみ

  • 空を飛ぶ?
    浮く?
    それができる人の連作短編集。
    第六話で、松雪先生からどのように飛ぶ力を授かったのかが、わかる。

    サラダ記念日。 懐かしい。
    猫の保護活動を行っている久世さん。
    タコマヨのり巻き、美味しそう。

    やっと出てきた、松雪功志郎。
    高麗塾(こまじゅく)
    晴子さん若い奥さん。子供なし。

    登場人物が多い。
    同じ名前の人が出てきて、あ!って思う。


    五味三郎、芝崎省五郎、何者!
    下巻へ。

  • 色々な人の話が出ていて、どこで繋がっているのかまだ良くわからないけど、どの話も面白い。
    あり得ない話かもだけど、現実ともとても上手く絡んでいる。
    下巻が楽しみ。

  • 6人の登場人物の話。少しずつ重なり合って、だんだん謎が解けていきそうですが、まだ下巻があるので、感想は下巻読後にします。

  • 連作短編集で一つ一つの話も面白い。
    人物を伝に連作でだんだんつながっている。
    もう一度、答え合わせのように再読するのも面白いかも。
    再読度 中→小

  •  第一話を読んだ時点で、は??となり、第二話でなんじゃこれ?とわからなくて、読むのをやめようとした。
     しかし、もしかして読み終わった時に、わーそういうことだったのか!と、きっと納得する展開の話なのだろうと予想し、読み切った。
     下巻に期待している。

  • 空を飛べることと
    生き血を飲んだところ
    は謎のまま下巻へ‥

  • 塾の松雪先生は空が飛べる.8人の塾の子供達も先生の血の盃を飲んで飛ぶ力を授かった.まだ上巻なので全員揃ってないけれど,彼らが歳をとった現在空を飛ぶ力をどのように使ったかも楽しみな,いろんな人たちが登場する群像劇.あちらの場面こちらの場面と関係のなさそうな所で繋がっていく人脈も面白い.

  • 2023 7/28

  • どんな繋がりになるのかドキドキします。下巻が楽しみです。

  • 63これは評価しにくい。ワクワクするけど下巻読んでから感想を書きますね。

  • 下巻にて

  • 一話完結かと思ったけれど、微妙に出て来る人と話がかぶっていた。最初からそのつもりで読まないと、繋がりにくいかも。
    登場人物が多いので、ちょっと覚えにくい。
    下はどうなるのだろう?と思って読み終わる。

  • おもしろかった。
    細かく各章の登場人物が繋がっていてドキドキする。
    登場人物相関図や年表をつくって頭を整理してから下巻を読みたい

  • イッキ読み。しないと振り落とされてしまいそうな。魅力的な人々との出会い。

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著者プロフィール

白石 一文(しらいし・かずふみ):1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第一四二回直木賞を受賞。著書に『不自由な心』『すぐそばの彼方』『僕のなかの壊れていない部分』『草にすわる』『どれくらいの愛情』『この世の全部を敵に回して』『翼』『火口のふたり』『記憶の渚にて』『光のない海』『一億円のさようなら』『プラスチックの祈り』『ファウンテンブルーの魔人たち』『我が産声を聞きに』『道』『松雪先生は空を飛んだ』『投身』『かさなりあう人へ』『Timer 世界の秘密と光の見つけ方』等多数。

「2024年 『代替伴侶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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