- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041132692
作品紹介・あらすじ
時は大唐。繁栄を極める玄宗皇帝の後宮は異常事態にあった。
皇帝が楊貴妃ひとりを愛し、他の妃を顧みない。
そんな後宮に入った姉を持つ少年・高玉蘭(こうぎょくらん)は、
ある日姉が失踪したと知らされる。
やむにやまれず、玉蘭は身代わりとして女装で後宮に入ることに。
妃修行に励む中、彼は古今東西の毒に通じるという「毒妃」ドゥドゥに出会う。
折しも側近の女官に毒が盛られ、彼女の力を借りることになり……。
華麗なる後宮毒ミステリ、開幕!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
またしても後宮ものに手を出してしまいました。
今度はあらゆる毒に耐性と知識を持つ謎の女性が出てきます。そして、後宮ライトノベルには珍しく、時代が設定されており(唐の時代)歴史上の人物も登場します。登場人物の設定が面白いのに、いまいち魅力が感じられず、続編に期待です‼️ -
結構実在の人物出てきたりします(楊貴妃とか)。いなくなった母違いの姉の身代わりをすることになった少年のお話。そこに、宮廷で毒の知識を持つ一族として生き残った毒婦、ドゥドゥが事件を通して関わる。主人公、高玉蘭(小翠麗)と毒毒の関係がスッゴく櫻子さんと正太郎の関係に似てた。主人公の性格がそもそも正太郎…。すぐ泣くし。素直だし。純だ。
読む前に想像してたのとちょっと違ってたけど、毒の謎解きは某ひとりごとより、こっちが面白い。でも全体的にはひとりごとの吸引力が勝ってるかなぁ。あくまで個人的嗜好です。後宮ものなので、小学校NG。とくに直接的な表現はないですけどね。個人的に与えるのは大丈夫なレベル。
結局翠麗が戻らなかったので、続くようです。あ、戻らなかったのネタバレかも。
キノコって、超猛毒種あるのに、現実でもミステリーでもあんまり使われないよね。生えるタイミングや場所がマニアックだから、キノコ愛がないと手に入らないせい?誰かキノコ毒をトリカブトみたいに有名にしてくれー。 -
櫻子さんシリーズが何だかわからない終わり方をしたので、あまり期待をせずに購入したのですが、面白かったです。毒妃のキャラが立っていて、良かった。
-
ざっくり言えば,ウブな感じの少年が何故か関わり合うことになってしまったアブナイ美人のオネーサンと,いろいろな事件を解決していくオネショタ小説(というと叱られるか?ショタというには少々トウがたっているし).
玄宗皇帝の御代を舞台に,楊貴妃や高力士,李猪児など実在の人物が重要な役どころで登場する.3話構成で,第一集は姉である翠麗の身代わりとなるための修行中に毒妃と出会って,中毒事件を解決するお話.第二集はペットの犬の大量死事件.第三集は毒入り茘枝事件.はたして翠麗はどこにいるのか,安禄山との関わりは?謎を残して次集に続く(んだよね?). -
早く続き読みたい
-
最近、後宮ものにハマってしまった。
後宮のドロドロ感そこそこに毒っていうのが楽しく読めます。
個人的に毒話好み
著者プロフィール
太田紫織の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





